サイクルショップ ワラガイ

~福島県の片隅の小さな自転車屋~


===ここから後編です=====
==前編は読みおわりましたか?===


後編「サルにだって性癖はあるんだね」


天照大御神様に挨拶を済ませたワラガイ御一行様はというと第3回相馬復興サイクリング予定コースの
南相馬市の風穴の湯近くを走行していた。
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店長「この前の台風で木が根っこごとに倒されてますね。これは酷い・・・」

カトピリさん「だいぶ片付けられてるけど道路にも土砂が上がったんだね。」

判っていたことだが、言葉が出なくなってしまう。
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それでも、
店長「先に進みましょう。まだこれなら開催できると思いますが、問題はこの先なんです。皆の命俺に預けてください」

メンバー「おお~っ!!」

ポニー牧場跡地を抜けて上栃窪まで来ると、強風注意報が本当だったということを実感する。
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店長「ぐぅぉぉお~、なんだこの向かい風は!!」

カトピリさん「店長、これはキツイ、帰ろう」

店長「いやいや山の中に入れば木々に守られて風は無くなるはずです。そこまで頑張りましょう」

真野ダムに到着すると体が吹き飛びそうになる強風が待っていた。

店長「ここで朝食タイムとします。風が強いからダム管理棟の陰で休みましょう」

管理棟の陰にさえ入れば、お日様からの日差しが暖かくてポカポカする。
後ろでは風が唸りを上げて吹いている。
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11月の真野ダムは紅葉が素晴らしい!!
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飯舘村エイドステーションのあった大倉キャンプ場に到着すると、おじいちゃん、おばあちゃん達がグランドゴルフを楽しんでいる。手を振りながら通り抜けトイレ休憩してると道路には猿の大群が!!

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店長「おお~、御尻が真っ赤ですね。あそこにも!そこにも」

8名のサイクリストを前に、約20m近くでのんびりと歩いたり、毛づくろいをしたりしている。

スギハチさん「人に慣れてるんですね~」

と、
周りに優しい空気が流れたと思った瞬間、
毛づくろいしてた猿がこっちを見ながら、子作りを始めるではないか!!!

店長「えっ、えっ、このタイミングでか!」

すぅ~っと、近づくスギハチさん。

店長「スギハチさん!人を捨てちゃ駄目だ!ビーストモードを発動されたら僕たちでは手に負えなくなる」

さすがに
人が近づいたまま子作りはしないようで、奥に逃げいていってくれる・・・と思ったら、
スギハチさんから20m近くで止まって、こっちを見ながら子作りを再開。

なんなんだ、この空間は!
メンバー全員でスギハチさんのもとへ行くと、そこには40匹以上の猿達が群がってるではないか!!
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猿達からの誘惑が凄かったが、ATフィールドを全開にしてその場を立ち去ることができた。

そして懸念していた飯舘村のつづら折り区間
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通行止めがでていたが、現状を知るためには危険も受け入れるしかない。
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・・・自転車で登ることはできた。
自転車なら走行可と言いたいところだが、登り区間はスピードは出さなくてもフラフラとしてしまう
参加者もいるだろう。
また、救護者や回収車両は通行は危険すぎる。
どうしたものか・・・ここは一旦持ち帰って要検討が必要。


店長「ここ酷い状況でしたが115号線はきっと大丈夫です。皆の命、俺に預けてください!!」

メンバー「え~~~っ、無理」

カトピリさん「絶対に途中まで下ってからUターンになるよ。地獄だよ」

村上さん「115号線は駄目ですって。まだ通れないって聞いてます」

スギハチさん「微妙ですね」

店長「了解しました。今日は無茶はしない約束ですもんね。草野方面から快適だ道を抜けて戻りましょう」
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飯舘村の真野ダム近辺は自販機や売店が一切無いので、喉がカラカラ。
上栃窪まで下りてきて数十Kmぶりに飲み物にありつく。赤コーラが美味い!

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真野ダムでの朝食してから4時間近く走りっぱなしだったので腹が減ってしょうがない。
鹿島ICのセデッテ鹿島に立ち寄り昼食をとって解散となりました。
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第3回相馬復興サイクリングは予定していたコースでは開催は非常に厳しいものがあった。
代替コース案ができるかどうか。。。

でも、相馬~飯舘村のコースは何度走っても満足いくもの。全国の皆に走ってもらいたいなぁ~と強く強く思うのでござった。


おしまい。


11月17日(日)は、第3回相馬復興サイクリングの試走会を予定していたが、
台風19号という悪の権化によって日本列島の太平洋側は壊滅に追い込まれてしまった。
東日本大震災からの復興が進んで来た中での台風と2週間後での豪雨による相馬市内の浸水被害。
仲間も床上被害やらで悩まさている。もう心が渇いて涙も出ない。

だがしかし、
我々がチームジャージに背負う言葉「登る 峠が 漢道」は伊達じゃない。
逆境こそ踏ん張りどころ。

何かしら活動を続けることが復興であると信じている。
ただ第3回相馬復興サイクリングすることを相馬市民が受け入れる心境でいるのか、予定してたコースが安全だと胸をはって言える環境なのか、噂話ではなく自分の足で、自分の目で確かめる必要があるのだ。

天気も晴れる!予定していたコースの道路状況を確認しにサイクリングに行こうではないか!

店長「って意気込んでたのに、なんで強風注意報なんだよ~。たすけぇてぃ、ワラえも~~ん」


第3回相馬復興サイクリング道路確認サイクリング
前編「天の岩戸は開いてる」

ワラガイサイクリングは朝が早い。
別に休みなんだからゆっくり寝てて朝飯食って、外が暖かくなってから走れば良いと世の中の大多数は思っているだろう。
が、そんな事で休日を満喫できるのか!11月にもなると15時には薄暗い空気が漂ってくるし、土曜日、日曜日をそんな時間までサイクリングしてたら嫁様にぶっ飛ばされてしまう。
まぁ、なんつぅ~か、ただ店長の都合なだけって感じなのであるが・・・

でも今日は違う。
第3回相馬復興サイクリング開催に向けて調査団を派遣するという大義名分があるのだ!
前日の夜から久しぶりのロングライドにワクワクしながら、リックサックに蜜柑8個、リンゴ1個、日本酒1缶、応急タイヤ、チューブ、クイックレバー前後、お小遣い、テルテル坊主を詰め込み寝床につく。

そして朝!風が強く吹いている!

荒武さん「店長、今日は強風注意でてるって。」

店長「注意報なら決行します。暴風じゃないし大丈夫ですよ。今日は山メインで木々に守られますよっ」

カトピリさん「そのよくわからないけど前向きなんだよねぇ、店長」

店のダルマストーブにあたりながら談笑していると続々とメンバーが集まってくる。

今回の調査兵団
カトピリ
スギハチ
若松
佐藤
村上
荒武
伊藤
+店長の8名

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店長「では、今日のスケジュールを伝えるっ!日立木セブンイレブンで朝食購入後、天照様に御挨拶。その後に風穴の湯方面からポニー牧場に抜けて飯舘村を目指します。今年のう回路コースを逆走するようにしてコース確認します。では、宜しくお願いします」

メンバー「お~~っ!」

店長「そういえば、村上さん到着してませんが、なんとなく日立木セブンイレブンで待ってるような気がするので出発します」

荒武さん「電話してみたら?」

店長「大丈夫です。多分います」

川の氾濫のあった和田地区、岩子地区を通り抜けていく。
東日本大震災の時もそうであったが、被害のあった場所を通過すると胸の奥が痛くなってくる。
その場所を早く立ち去ろうと知らず知らずのうちにスピードも上がってくる。

伊藤さん「店長、ゆっくりって言ったのに早速爆走かよ」

店長「あっ、つい。んじゃ20km前後で走りましょう」

カトピリさん「それじゃ、遅くね?」

店長「んじゃ、もうちょっと速度上げて程々に^^」

なんてしてる内に日立木のセブンイレブン到着。

予想通り村上さんと無事合流。

荒武さん「なんで村上さんいるってわかるの?連絡とりあってないんでしょ」

店長「ハートです。ハート」

セブンイレブンでは真野ダムでの朝食用のオニギリを2個。
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店長「準備は整ったので、いよいよ天照大御神様のもとへ!」

強風注意報というわりには気になるほどの風は無く、南相馬市の最初の天照大御神様の御宿へ。
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賽銭箱の隣にリンゴ、日本酒を置き、蜜柑を一人ずつ渡して奉納。
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そして1kmほど離れた場所にある天照大御神様の御宿で最後のお礼を。

せっかく天照大御神様の所に来てるってのに、挨拶にくるのは荒武さんと若松さんだけ。
それでも蜜柑、リンゴ、オニギリ、日本酒を賽銭箱の横に置いて今年一年のお礼と災害は二度と無いようにお願いする。
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店長「そして、どうか神様。あいつ等の幸せが僕に降り注ぎますように」
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そして今日の目的のもう一つ、
第3回相馬復興サイクリングのコース確認だっ!

ここまでもすでに30km近く。
もう帰ろうよ~っていう声を無視しつつ、目指すは飯舘村だ!


つづく。

1か月ぶり、2か月ぶりに自転車に乗ったというメンバーばかりの中、
僕たちは飯舘村に辿り着けるのだろうか。
後編「サルにだって性癖はあるんだね」



O様にご依頼いただいたロードバイクのメンテナンスパッケージ参+ガラスの鎧

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北海道旅行の過酷な環境を乗り切ったロードバイクへの御褒美

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ベアリングはカラカラになっており、ハブ回りも泥だらけ

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丁寧に丹念に綺麗きれい愛情をこめればパーツも答えてくれます。

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フリーボディも泥だらけの状態(北海道旅行の爪痕か!)

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フリーボディもチェック。

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ガラスの鎧、盾で、くすんでたフレームは艶々に復活しました。

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ギア回りはイノテック105に注油&洗浄

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BBはDURAをつけて完成。




高口様に購入いただいたフルクラム レーシング3

MAVICアクシウムからの変更ということでレーシング3を選択いただきました。

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リムの形状が凄く複雑造形でこれはソソリマス!

今までと比べると剛性の高さと軽量化でヒルクライムが更に楽しくなりますね!!


Ⅰ様に注文いただいたフィジークの最新サドル
TEMPO ARGO R1

メーカーの謳い文句として、エンデュランスやグランフォンドなど長距離ライドにも適しており汎用性の高いロード用サドルです

座面幅は150cmと160cmの2種類あり今回のは160cm

ショートノーズとなっており、大きな穴のサドルの乗り心地はどうなのか!
Ⅰ氏のインプレが楽しみな1品となりました。

変更前
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変更後
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私も最近前立腺が気になるので、ずっと拒絶してた穴あきサドルに交換しようかなぁ~と。
皆さん!前立腺大切だからね!

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