サイクルショップ ワラガイ

~福島県の片隅の小さな自転車屋~

===ここから第二章です=====
==第一章は読みおわりましたか?===


第2章「独立宣言」


店長「ワァラァガゥァ~~~~イ、 キャッツ 」

連邦・ジオンメンバー「にゃー」

店長「キャッツ」

連邦・ジオンメンバー「にゃー」

店長「キャッツ」

連邦・ジオンメンバー「にゃー~~~~~~~!」


久しぶりの円陣を組み気合が入ってきた。
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エビスママチャリではルマン方式でのスタートなので自転車を持っている人間と走者がコースに入りスタートのフラッグとともに走って自転車を受け取り乗り出すというもの。


ソワソワとした時間がながれスタートが近づき良い匂いがただよってるレースクイーンがスタートの旗を高々と持ち上げる

アナウンス「5秒前、4、3、2、1」
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レースクイーンのフラッグと共に第一走者が走りながら自転車を受け取り走り始める!

ジオンチームのザワザワさんは4位あたりでのスタートに成功しポジションとしては理想的な位置。
連邦チームの半杭さんは始めてのママチャリレースということでまずは無事にだけ帰ってきてほしいというオーダー。
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天気は若干雨粒が落ちているがまだまだ気にならない状況。
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我々の連邦・ジオンピットにはピリピリとした空気が張り詰める。


両方の壁には鬼軍曹の自作であるタイム表を貼り付けラップ管理するという徹底ぶり。
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全員が1週目が終わる頃には2年前の記憶が戻ってきてママチャリレースの戦い方も蘇り、ピット内は穏やかな空気が流れ始めお茶菓子を食べ始めたりコーヒー、露店のタコヤキを食べ始めている。
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ジオンチームはエースのスギハチさんが急遽不参となり6名でのチーム編成なのですぐに回ってくる順番に翻弄されているが連邦チームは予定通り7名なので思ったよりもノンビリとした時間が取ることができるのだ!
カトピリさんも早速カップラーメンにお湯をいれてるし。
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そうこうしてる内に外は本降りの雨となってくる。
が、
レースという状況でアドレナリンが出まくっている我々は寒い感覚もなく第一、第二カーブを安全に乗り切ることだけに集中しており、メンバー達は雨であることが全く気にならない盛り上がりが続くのである。
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ザワザワさん「店長、きたよ!きたきたレースクイーンがきたよ!あっ、でも鬼軍曹も戻ってくる~、あ~俺の番だ~。あ~レースクィーン・・」

店長「ザワザワさん残念でしたね^^お、司会の人と隣のピットまで着ましたよ」

ザワザワさん「早くこい!鬼軍曹はゆっくりこい!」

小野キュン「鬼軍曹かえってきたよ~」

ザワザワさん「もぉ~!」

店長「はっはっは~、レースクィーンを引き止めておくのでザワザワさんが頑張って早く走れば大丈夫ですよ~」

橋浦さん「店長、カトピリさん帰ってきた。次、店長の番!」

店長「・・・イッテキマス」
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などとしてると
「あっ」
という間の4時間が過ぎ去りいよいよゴール!


ジオンチームは目標であったクラス優勝・総合優勝は成らずクラス2位、総合2位
連邦チームは以外にも善戦しクラス7位・総合12位とあと1チーム抜ければクラスで入賞できた位置となりました。



そして表彰式。
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店長「相馬市から来た相馬ワラガイRCジオンチームです。あの、この、おじいちゃんが今年度で福島県からいなくなって所沢に帰るんです。どうかジーク・ジオンコースを5回、5回でいいのでいっしょにコールしていただけませんでしょうか?」

他の参加者から暖かい拍手が!!!ありがとうございます!

店長「では、、、『立てよ福島県民』」

鬼軍曹「ジーク・ジオン」

エビスサーキット「ジーク・ジオン!ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!!ジーク・ジオン!!!ジーク・ジオン!!!!


鬼軍曹のためにエビスサーキットが一つになったのである!
他チームの皆様、本当にありがとうございました。

※注意※音が出ます※注意※音が出ます※ ※注意※音が出ます※注意※音が出ます※



準優勝ではあったが月桂樹のガーランドは鬼軍曹の首に、
トロフィーは小野キュンの手にし
シャンパンファイトは山下さん^^
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相馬に戻ってからは楽しみの打上げ。
優勝できなければ反省会と思っていたが、準はついたが優勝だし「ま、いっか」ということで^^
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店長「TOPチームは早かったですよね~。ビンディングも楽そうだし今回なんか雨でペダルが滑ったりで怖かったですしね。来年は僕達もビンディングで・・・」

鬼軍曹「馬鹿やろ~馬鹿やろ~馬鹿やろ~!俺達がビンディングに変更してもTOPチームに勝てる見込みなどなかった。圧倒的戦力差だったのだ!真似して勝っても格好が良くね~」

鬼軍曹「背中の文字に恥じることなどしちゃ~いかん!!お前達クソガキ共に命ずる!相馬ワラガイRCの名前で出場する限りはフラットペダルで頂点を目指せ!」

鬼軍曹「俺は最後のレースとなってしまったが(グスン)、お前達ならやれる(嗚咽)

連邦軍、ジオン軍「総統閣下~(グスン) ジーク・ジオン、ジーク・ジオン」


ジーク・ジオン、ジーク・ジオン・・・・・
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こうして2015年最後のレースとなったエビスママチャリレース打上げも大爆笑の中、雨の中ブルベ攻略したアオキングとも合流し夜も更けていったのでした。


おしまい。



来年だ、来年こそは優勝するぞ!

行ってきました2015年エビスママチャリ耐久レース
細岡さんは、我がワラガイRCの鬼軍曹として君臨して6年の月日が過ぎようとしているが、定年退職・雇用延期を経てとうとう今年度で所沢に戻ってしまうのだ

おんとし66歳で常に我々の第一線、先頭を走り続けた鬼軍曹を表彰台に立たせなくてはならないというミッションが発動されたのである!



第1章「早く乗るにはどうするの?」

早朝4時45分 レースで戦う機体を車載すべく高橋さんがハイエースにて参上。
 山下さん、カトピリさん、飯土井さん、ザワザワさんと集結し荷物の車載作業を手伝っていただき集合場所の相馬アリーナへ。
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この日は何故かピンポイントで雨の予報。さらにエビスサーキットの気温も低いだろうとハロゲンヒーターやら暖かいコーヒーも飲みたいとガスコンロなどを準備する。
予定ではローラー台も持参して出走前に体を暖める作戦であったが荷物が多くなって「面倒」ということで無しに^^;
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相馬アリーナで全員集合しており入場パスの配布や駐車券の引渡しを終え二本松にあるエビスサーキットへ。
途中セブンイレブンに立ち寄り朝食と昼食用にオニギリやカップめんを購入。
他チームはきっとBBQやトン汁などを作って和気藹々だろうが今日の我々はそういう事を楽しんでる場合ではないのである。きっと殺伐とした空気の中、頬張ったオニギリを30回以上咀嚼して吸収が良い状態まで米を噛むという状況に追い込まれるに違いないのだ。

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到着したエビスサーキットは若干の雨粒がちらつくぐらいでありピット内部を拠点とできる為快適な空間が完成!
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ブルーシートで風除けを作り、ハロゲンヒーターはパワーゼンカイ、洋史君からの差し入れドリンクも準備し準備は万端。


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メンバー「おお~!あったか~い」

店長「お湯も沸かすので、沸いたらポットに入れて足りなくなったら水を補充してきてください。」

店長「車検も済ませたので連邦チームからコース確認してきますね~」
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地図で見たとおり第1コーナーと第2コーナーのエグイカーブに驚きつつ、
第3コーナー前の急勾配に戦き、
バックストレートの思ったよりも少ない下り坂とすぐに登り出すコース。
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カトピリさん「ここのコース登った後の下りが少ないよね!登った分どこにいったんだよ~」

思った以上の辛そうなコースレイアウトであるが、「嫌だ嫌だ」言っている半杭さんの表情も満面の笑みで満ち満ちている。ついにこっち側の世界に近づいてきましたね!
コースの癖を確認しながらゴール近くに戻ってくるとチーム代表者でのブリーティングが始まるアナウンスが。

細岡さんと共にルール説明や注意事項を受けるのだが、ヘルメット着用義務が無いことやアルコール摂取を禁止していないことにカルチャーショックを受けつつも決められたルールを厳守したうえで頂点を目指すことに意義があるだ。


メンバー全員にブリーティング内容を伝え、試走が開始される。
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一通り全員の試走を終えると間もなく早乗り競争が始まる。
150mの若干の坂道(ホームストレートを逆走)を4人づつでタイムを競うのである。
ジオンチームからは、エースの小野キュン
連邦チームからは、鬼脚のカトピリさん
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が、
彼らでも早乗り競争は話にならない順位でゴール。ロードバイクでは剛脚なのに圧倒的大差(3秒以上遅れて)ゴールで世の中は広いと顔を見合す一同。

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なんだかんだと
朝4時45分からバタバタしてる内に本戦となるエビスママチャリ4時間耐久レースが開始される11時が近づいてきた。

どうなる!?
ワラガイ!

どうなるんだよ~~!


つづく。


その陰で我らが超長距離担当のアオキングが再度青森から福島へ来襲し200kmブルベ(獲得標高4000m)を出発していた。この雨の中、彼も無事に帰還できるのであろうか。

佐藤様 購入のANCHOR RFA3EX

初めてのロードバイクということで当店一押しブランドのANCHORを選択いただきました。

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ロードポジションになれて峠もこなして一緒にロングライドで遊びましょう!
まだまだ今年も走れますので週末サイクリングもお待ちしております^^
 

原様に注文いただいてるシャマル・ミレがやっと入荷しました。
リムのクルイ確認も完了しお嫁にいくだけとなりました。
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前回のフルクラム・ゼロナイトに続き相馬で二人目のプラズマ酸化電解処理のホイール
ブレーキの当たり面までの黒さが重厚感を凄いものにしてますよね!!スポークの太さもゾクゾクする。


鈴木様のバレット・ウルトラも入荷。
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いわずとしれたCULTハブを搭載したディープリム。ULTRAの文字が良いですよね
50mmのリムハイトを有してるのに前後で1590gって凄い!鈴木さんもいよいよCULT教の一員ですね。


その他フルクラム・クワトロLGなど新商品の展示も追加しておりますのでぜひ御来店ください。
 

エビスママチャリレース1週間前
なにかソワソワするので急遽時速30kmのインターバルトレーニングサイクリングを決行。 

が、
トレーニング参加者を見てみるとママチャリレースに出るのは私だけ
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こ、これはお前は一際遅いからもっと頑張れ!という神様からの試練なのか、最近メキメキと早くなってる洋史君には先頭を任せると『もっと早くついて来いよ』とばかりに速度を上げられ、3代目King of SOMAこと杉岡さんには後ろからプレッシャーを与えられ完璧なトレーニングができました。


そして通常の週末サイクリング。
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丸森のサイクリングイベントに自走で参加する~っていう菊地さんと途中までサイクリングするも昨日のトレーニングの疲労が抜けなく目を回しながらも、『ママチャリで平均時速30kmなんか無理!こんにゃろ~』という鬼軍曹と坂道トレーニングとなりました。
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そして、いよいよ2年間の封印をといた発掘兵器が登場!
各部メンテナンスが始まります。

以前のタイヤよりもグレードを上げ、ヘアピンカーブでもグリップが良くなるようブリヂストン タフロードを装着。
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毎日快適に通勤・通学で使用するのではなく、4時間たった4時間全力で漕げればいいので前回よりも4分の1回転だけスポークテンションを上げる!
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さらにハブベアリング内のグリスを出来るだけ薄く塗り回転抵抗を無くし、
またそれに対応できるようガラスの盾を塗布することでハブ内部の若干の硬質化を目指す。
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※新型ホイール WARA-ACE C24※
手でクリクリしただけで違いがはっきりわかります。乗ると凄いです。
調整前と比べると1.21ジゴワットな位凄いです!


リアホイールももちろん調整を行う。
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本来、数年使うには必要であるたっぷりのグリス量を減らす調整を行い、鋭く軽い回転を確保。
ラチェットなど内装3段変速ギアの調整が全て上手くいって初めて産まれる甲高いラチェット音。
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ルシファーズハンマーの誕生である。


くぅぅ~!楽しい!


基本的に一般販売の状態と同じであるが、内部パーツ調整やスポークテンション、タイヤ変更という部分で手間をかけた発掘兵器が仕上がります!!もちろんサイコフレームも組み込まれてますのでニュータイプの方が乗るとNT-Dが発動しますので注意してください。
10/7の店前での試走で伏見さんがNT-Dを発動しかけてました。アブナイアブナイ
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上記写真が連邦チームが乗る機体:巌駄無


さらにマグネットコーティング(イノテック105仕様)も完了しております。
これで勝てなきゃ打上げは反省会に変わり終始正座ですね


 

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