===ここから第三章です=====
==第二章は読みおわりましたか?===
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第三章『ザ・ワールド』
むぅ~。。寝れない。
大人のキャンプファイヤーなどと夜に火遊びしちゃった為か、
温泉の効果が発揮しちゃったのか、
なぜか眠れない。
上方に位置するは飯土井さん、
右隣に位置するは伏見さん、
寝息は聞こえるもののイビキではないし、
寝言もない。
万全の睡眠体制は整ってるのに目が冴えまくっている
明日のレースを考えると更に悪循環になるので、
無我の境地を試してみる店長
まずは、
足の力が抜けるイメージ、、、
そして手の力も抜けるイメージ、、、
体が中に浮き始め、、、
無だ、、
今、俺は無の中にいるのだ、、
無だ、、
無駄、
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!
などと思考のループをしてるうちに、ようやく眠りにつく。(たぶん0時過ぎ)
そして3時30分。
外から小鳥のさえずりで目を覚ます。
おっ、ちょっとは寝れたっぽい!
時計をみると起床時間より20分早いが2度寝はまずい。
起きよう!
店長『おっ、おはようございます』
伏見さん『あっ、おはようございます~』
それきっかけとして、
スギハチさん、飯土井さんも起き出してきた。
乳神様はまだ布団に包まっているようだが、もう容赦はない。
店長『おきましょう!スギハチさん電気つけてくださ~い』
予定通り全員4時に起床し、
昨晩のキャンプファイヤーの灰の掃除に向かい、
そのまま鬼軍曹の号令のもとラジオ体操を始める。
朝の4時からオジサン17人で非日常なことをしてるのがまた新鮮でたまらない(笑)
掃除から帰ると当日合流組みの鈴木貴さんが到着しておりゼッケン等を渡す。
着替えやゼッケンの取り付け等、
一通りの準備をおえ後はチェックアウトするだけの状態。
もう皆の顔つきが変わっている!
※店長はもうイッパイイッパイの状態。。
去年よりも早く選手駐車場に到着し、思い思いの準備を始める。
去年より20分短縮を宣言してる店長は可能なかぎりの軽量化とボトルゲージや修理キット、携帯電話を外す。
ウォーミングアップを近くの坂を2往復して完了。
手荷物をバスに預け、
男子Bフルクラスの選手集合場所でソワソワし始める。
荒武さん『おぉぉ~、学生の時以来の感覚だ~。超楽しいぃ~』
小野さん『僕、ペットボトル持ってきちゃた』
店長『勝つ、勝つ、勝つ、勝つ』
会話にならない会話が続き、
そして、
大会員『5秒前・・・・スタート! 《ドン》 』
店長『んじゃ、頂上で会いましょう!』
1年間待ちに待った蔵王ヒルクライムの火蓋が切られたのであった。
つづく。