===ここから最終章です=====
==第二章は読みおわりましたか?===
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最終章【俺の一番星】
ゴールドラインを下りきったワラガイ一行は一日目サイクリングの締めとして青少年交流の家の駐車場 1km手前に整列していた。
※十分、車には注意をしており誰にも迷惑がかからないように対策しております。
菊地さんからの「ハブアタック」なる商品をかけたレースである。
店長「よ~~い、、、」
鬼軍曹「あっ!?きこえね~。どうしたの?」
店長「YO~I、DON」
さんざんゴールドラインで疲れた疲れた言ってるにもかかわらず、脳みそバーンな彼らが走り抜ける。
結果はさすがの小野キュン KING OF SOMAに並ぶスピードなだけあって1位をもぎ取った!
このレースが翌日の小野キュンを左右するとも知らずに。。
さっそく青少年交流の家でのチェックイン手続きを行い、ここから分刻みのスケジュールで活動が開始される。
店長「はいは~い、部屋で休めるのは消灯時間まで無理ですよ~。まずはキャンプファイヤーの準備です。いきましょ~」
洋史さん「あの、てんちょ、来年からキャンプファイヤーやめません?」
店長「ばっきゃろー!!確かに準備は面倒だし片付けも大変。でもなぁ、でもなぁ、俺達には、俺達にはこれしかないんだよ。オジサン達がこの場所にいられる為の唯一の儀式なんだ」
とうとうキャンプファイヤーの不必要性にメンバー達も気づき始めた!ここは死守しないと本当に「疲れたオジサン達」になってしまう。
歳をとっても「陽気でぶっとんだオジサン達」でいなければならないのだ!キャンプファイヤーとはワラガイサイクリングの生命線なのだと思う。
一通りキャンプファイヤーの準備が終わると、そのまま〔夕べのつどい〕が始まる。
4校合同で合宿してる団体さんが合唱を披露。
そして魅惑の夕食
ハヤシライス
チャプチェ
春野菜入りテリマヨバーグ
イワシの梅シソフライ
菜の花のからし和え
ガーリックポテト
千切りキャベツミックス、マカロニサラダ
中華タマゴスープ
カップゼリー
バイキング形式なので自分の好きなように盛り付けできるので他の人の組み合わせが気になる
店長「おっ!高橋さん今回もジュースを並べてますね^^しかもゼリー2個食いですか」
髙橋さん「ええ、まぁ。店長はゼリーとらなかったんですか?」
店長「ハヤシライスおかわりしたいので」
ハヤシライスが旨い!イワシフライも揚げたて!牛乳なんかも濃い!
食後はそのままキャンプファイヤー開始。
ここで大失態をやらかす。
マイムマイムの曲が入っていないCDを持ってきてしまった><
店長「今回はマイムマイムは無しで一番最初の時のように簡素化しますね~。んじゃ神様達きてくださ~い」
準備をはじめていると、遠く後方で野外炊飯をしている学生達がこちらを覗いている。
そりゃそうだ。オジサン達が集まって音楽が流れ出してれば気にならないわけがない。
ただ、
その純粋な眼差しを向けられるとちょっと恥ずかしい。
でもいざ松明に火をともすと全員に火の精霊が乗り移った如く後方の学生の視線などものともせずに大人のキャンプファイヤーがスタート。
約50分のキャンプファイヤーを楽しんだ後は大浴場でお風呂タイム。
そして最後の懇談会準備となる。
売店へ向かい注文していた飲み物の確認をしていると。。
スギハチさん「おお~、良い物が売っている。店長まだ時間ありますか?」
店長「懇談会は20時からなのであと10分は大丈夫です。」
スギハチさん「んじゃ」
と、牧場しぼりのアイスを購入して食べ始めている。
ま、まぁお風呂の後のアイスは美味しいですもんね^^
でも今日の朝からスギハチさんはアイスを何個食べたのであろうか?私が見ただけで4個だろうか・・
そして宴が開始される。
銀ビール、酎ハイ、一升瓶ワイン、60度泡盛、ハニーハブ酒が見る見るうちになくなっていく。
開始1時間もしないうちに普段のロングライド打上げでは見ることの出来ない陽気な人格が現れてくる。
洋史さん「あ、あれっ!すごい景色ですよ!猪苗代湖の夜景が」
鬼軍曹「なに~!どれどれ、おぉ~すごい」
スギハチさん「えっえっ、見てみます、本当だこれはすごい!」
菊地さん「これは!猪苗代湖側だけでなく星空も凄いですよ。電気消してみてみましょ」
あまりの眺めの良さに全員がラウンジ内をうろつく。
菊地さんはいつの間にかダンディー菊地と名乗りだす始末。
メンバーそれぞれがあの景色が良いとか、いやいやあっちの景色の方がという話題で盛り上がる。
今回のサイクリングで精神的に大人になったのか夜景を酒の肴にすることが出来るようになったようだ。
そして翌朝。。。。
前日サイクリングの疲れと大宴会の余韻で全員がクタクタの状態。
鬼軍曹「てんちょ~、二日酔いだ~、気持ち悪い~」
店長「とりあえず皆で朝の散歩にいきましょ~、7時から朝のツドイあるので それまでプラプラしましょ」
メンバー「は~い」
健全な学生さんたちは3on3やテニスなどで爽やかな朝を迎えている中、二日酔いのわれわれは少しでも動いて酒を抜こうと亡者の行進を行う。
小野さんなんかは一人ベンチでうなだれている。
朝のツドイも終わり、朝食が始まる。
朝食メニュー
ポトフ
オムレツ黒酢あんかけ
コロッケ
筍の土佐煮
白菜と椎茸の味噌汁
マカロニとベジタブルスープ
納豆
千切りキャベツ
海苔の佃煮
御飯等々
朝の散歩でだいぶ胃の調子も良くなり、またまた大盛りで取り分ける。
椎茸の味噌汁が胃に染み渡り「ほっ」とする感覚がたまらない。
部屋の掃除も終わり事務員の方に点検確認をしていただいき無事にチェックアウト。
ここで問題が発生。
風と小粒の雨がふっているのだ。
メンバーに相談しようと振り返ると・・・
全員がニコニコ笑顔。
残念だな~。走りたかったんだけどなぁ~。強風だしなぁ~。ちょっと寒いしなぁ~。二日酔いだしなぁ~。
たぶん一番最後の言葉が本音なんだろうが私自身も昨日の疲れで無理してまでサイクリングしなくていいか^^と安堵状態。
店長「桧原湖一周サイクリングのイベントがあるので今日は桧原湖ははしれないから、とりあえずラピスパ裏磐梯までいって考えましょ~」
ラピスパに到着すると願いが通じたのか、強風と肌寒い気温のままである。
店長「よしっ!決めました。合宿二日目は喜多方ラーメンを食べて終了にしましょう!喜多方へ向かいましょう」
鬼軍曹「ひゃっは~~!」
橋浦さん「よ~し」
高橋さん「どこに車止める?」
伊藤さん「土地勘ある人の後についていくよ」
洋史さん「ラーメン館にむかいましょ」
坂内食堂 到着。
合宿二日目はラーメンを食べて終了という今までにないスケジュールとなりました。
今回の合宿イベントも誰一人怪我なく事故なく終始楽しいということに特化することができワラガイサイクリングがあるべき予定通りの形となりました。来年からの合宿でも初日は命一杯サイクリングを楽しみ二日目は観光もしくは軽いサイクリングという流れでスケジュールを組上げようと思います。
最後に
誰よりも早くなりたい!という人には当クラブは向かないと思いますが、
誰よりも楽しいサイクリング人生を歩みたいというのであれば相馬ワラガイRCです。さぁ次のイベントも全力で楽しみましょう!
サイクルショップ ワラガイでスポーツ自転車を購入して楽しいサイクリング生活を始めませんか!
おしまい
おしまい