朝3時30分 部屋に目覚ましが鳴り響く

朝食は昨晩ペンションで作ってもらったサンドイッチを頬張る。
ウェアにゼッケンをつけて・・・自転車を組み立てて・・・レースではないのだが静かな緊張がみなぎる。
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荷物運搬用に自家用車に一通り荷物をつけてイザ大会会場へ!
ペンションから大会会場までの約12kmを自走にて移動。

メモをトップチューブに貼っていたので道に迷わずに大会会場へ・・・という直前でこの日最初の悲劇が襲ってくる。

店長「パンクしました~、先に行っててください」
ザワザワさん「おっ店長~珍しいねぇ~、どうしたの?」
店長「よくわからないんですけど>< 空気圧も完璧、大した段差もないのに何故かのリム打ちの穴が」

結局原因不明でした。みなさん御迷惑おかけしやした。
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大会会場では福島県相馬市のテントが準備していただいており、
相馬市サイクリング協会のノボリ旗と配布用パンフレットの準備を開始。

副会長と一緒に那須高原ロングライド実行委員長の高根沢様へ御挨拶。
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運営の指揮で忙しい中にもかかわらず非常に丁寧に御対応いただき恐縮極まる。
これだけの規模のイベントを取り仕切る人物というのは、あった瞬間で凄い人だと思わせる何かをもっているみたいで「なるほど!」と頷いてしまう。わずかな時間ではあるけど心を惹きつけられてしまう。
本当に快く受けて入れていただき感謝しております。ありがとうございます!
 

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出発前にパンフレットを渡しても邪魔になるだろうということで、
近くを通る参加者へ「ゴール後に相馬市のテントに立ち寄ってください」という感じで軽めに挨拶をしていく。
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出発の列に並んでいると、栃ナビというメディアさんから声をかけていただける。
スギハチさん「店長~、栃ナビさんという方からお話があるようです。」
スタッフさん「こんにちは~写真とインタビューさせてもらっていいですか?」
店長「はい!是非お願いします。みなさ~ん あつまって~」
スタッフさん「皆さんお揃いのジャージを着てますがどのような集まりですか?」
店長「相馬市サイクリング協会のメンバーなんです~。福島県相馬市のアピールをする為に参加しました。あとは副会長のこちらの方(スギハチさん)から話をお願いします^^」
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などと、
スタート前にも相馬市のアピールをしている内についにその時が来た。


スタート10秒前・・9、8・・・スタート!

約30人くらいづつのスタートが始まった。


すでに300人が並んでる状況で最初のスタートから15分たち、いよいよ我々の出発する番である。


5、4、3、2、1、スタート!


澄み切った青空の中、脹脛に書いた「相馬市」のボディペイントが違和感満載であるがとうとう100kmの旅が始まったのである。

店長「ひゃっほ~~い、那須気持ちいいですね~」
菊地さん「晴れてるから最高ですよね~」

格好良く走って「相馬市」をアピールしないと!という思いが強すぎたのか、どんどんテンションが高くなる店長。


鬼軍曹「てんちょ~、速すぎるよ~、そんなんじゃ100kmもたね~ぞ~」


これよりいよいよロングライドが始まるのであるが一度オサライしてみようと思う。

まずはコース。
我々18名は那須高原ロングライドの100kmにエントリー。
エイドステーションは14箇所もあるという大盤振る舞いであり全部回ると大変だということで最低限立ち寄る場所を昨晩の作戦会議できめてある。
また、チェックポイント(足ぎり)が2箇所ある為あまりのんびりできないのであるが、蔵王ヒルクライムやワラガイ祭りを経験している我々がチェックポイントに間に合わず(足ぎり)になることはないだろうという意見で一致。

さて話を戻そう。
前日の打合せどおりエイドステーション1(AS1)を素通りし、AS2へ。

ここから先は各自のペースで頂上となるAS5の峠の茶屋を目指す。
AS3では冷やされたトマトやカリ梅、スポーツドリンクや洋菓子を食す。
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AS4の途中には那須どうぶつ王国があり、アルパカが応援してくれている!

店長「小野キューン、洋史君、写真とりますよ~アルパカと顔くっつけて~」
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洋史君「アルパカの毛暑い」
小野きゅん「毛狩りしないの?」
オネエサン「もうすぐするんですよ~」
店長「ですよね~、このままだと暑くて死んじゃいそうですもんね」


などと、
会話を楽しんでるふりをしつつ急勾配の坂を休む。
この位置までで灼熱の天気であり脚の影からたまにハイジ(脚攣り)が顔を出す。
気を抜くと太ももでハイジが暴れそうに(攣る)なっているのだ。

「那須だろうが100kmくらい余裕!」という油断がハイジを招きよせてしまったのである。
しかもハイジの後ろにはペーターやユキチャンも控えている。

一般公道を通行止めをしておらず他の参加者が「くるま~」など声かけあって危険回避をしているのは
マラソン大会などではありえず独特なものであり参加者全体でロングライドを楽しんでる一体感が凄く感じる。
ただ、
急勾配であってもインコースを走るしかなく後方から「くるま~」っと叫んでもらっても
「は~い!でも無理っといいつつ半泣きになりながら登る。

AS4も間もなくかという坂の途中でこの日2度目の悲劇が襲う。

シッティングから休むダンシングへ切り替えようとした時、半腰のその瞬間太ももの上でハイジとユキチャンが暴れだしたのである(攣る)
店長「おっと、やばいやばい」
と慌てて腰を下ろしてサドルに座ろうとしたらレーパンがサドルの先端にひっかかっているのだ!!!!

このまま無理に座ればレーパンが破れてしまう!
しかしこの状態というのはサドル先端が尻の穴とが ニアミス状態であり予断を許さない状態なのである!!

穴が!ささる!孔に!ササル!

久しぶりの非常事態であるがパニックだけには陥らないようにしなくてはならない。
立ち上がろうとすると太ももが攣るし、座ろうとすると穴にささる。 
ギリギリのバランスを保ちながら太ももを休め、ハイジとユキチャンを刺激しないようにし隙を見てレーパンを戻しサドルに座りなおす。
なんとかレーパンだけじゃなく無事に尻の穴も守りきったのである。

そしてAS4
カキ氷やリアルゴールド、味噌おでん、クッキーなどなどが準備されており十分な補給をおこなう。
先をみると急勾配を維持しながらAS5への道が続いており、さっきのハイジ事件がおきないようにしっかりとストレッチをする。
カキ氷もシロップ無しをお願いしパンツの中や首筋にもいれてクールダウン。
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しかしこのストレッチがこの日3度目の悲劇となるとは思いもせず・・・・

AS4でも十分な休憩をとり集合場所であるAS5の峠の茶屋を目指す。
ここでは「うなぎり」とよばれるウナギのおにぎりが提供されるというのだ!
更にきつくなる勾配であるがストレッチをしていたので攣ることもなくなんとかAS5へ到着!

小野キュン「てんちょ~、こっちこっち~」
スギハチさん「おつかれさまです~、ウナギリはこっちですよ~」
店長「は~い。とりあえず写真を・・ああああ”、携帯を落とした!!」

あれだ。急勾配の中でストレッチしてて落としたんだきっと。
 
小野キュン「ええ~!とりえず電話してみるね、、、鳴ってるよ~。誰もでないけど・・」
店長「スタッフに確認してもらってきます~」
スギハチさん「てんちょう~、まずは一息入れてウナギリ食べてからにしましょう」
店長「そうですね!ちょっと疲れた~」
ウナギリ配布スタッフのオネエサン「おっ!また相馬市の人が来たね!んじゃ読むからね、後ろ向いて」
店長「??はい」
ウナギリ配布スタッフのオネエサン「登る、峠が、おとこみち」
店長「おお!ありがとうございます!うれしいです!」
スギハチさんとオネエサンが意気投合してくれたみたいで我々の宣伝に一役かっていただけるとは^^ありがとうございます。 
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でも無くした携帯が気がかりでウナギリがどんな味かすらわからない程、テンパッた状態。

店長「AS4で写真撮影したのでAS4からここの間で落としたのは確実なんです。先に下って捜しに行ってきます。」
スギハチさん「はい~」

超低速で路面をみながら下るもどこにも携帯が見当たらない。
最後の望みであるAS4のスタッフに確認すると、、
スタッフ「ああ、カメラみたいなの落ちてたよ~、これ?」
店長「そうです!それです!ありがとうございます!!」

程なくメンバーも降りてきて
スギハチさん「おお~、よかったですね~。集団で下山を指示されてるのでこのまま下りますね~」
店長「は~い。心配かけました~。最後尾のメンバーとおりてきますね~」

小野キュン、カトピリさんを待ち今度は長い下りとなる。
蔵王ヒルクライムでもそうだが長い下り坂は腕がいたくなるしで大嫌い。
世の中登り坂だけでいいのに・・・

と思いながらも下り続けると昨晩宿泊したペンションの近くを通り過ぎる。
ここまでで大事件を連発しており100kmのメインイベントである那須岳が終わりチェックポイントも通り過ぎて安心となった。
これが、この安心した気持ちがこの日4度目の、しかも最大級の悲劇を招くとは誰が予想していたであろうか。

つづく