山下さん「てんちょ~、そこのソフトクリームもうまいですよ~」
石井さん「アイスクリームもヨーグルトもありましたよ」
館内さん「トマトとキュウリなんかもありました。」
店長「まじっすか!う~悩む、まずはソフトクリームから。小野キュンいきましょ~」
小野キュン「うまいね~」
店長「次はトマトのとこいきましょ~よ」
スタッフのオネエサン「キャベツタベッテッテね~、キャベツ美味しいんだから~」
などと盛り沢山なエイドステーションに約30分も休憩をしてしまう。
洋史君「てんちょ~、早く行かないと駄目ですよ~」
店長「大丈夫ですって、でもここから自由でもいいんで先にいっていいですよ」
菊地さん「でも、ここまででまだ半分いってないですよね。残り60km?」
店長「にゃ、にゃ、にゃんだって~~!!!」
店長「あ、あの、そ、そ、そろそろ行かないとやばいかなぁ~って、ははは」
ここからが地獄の始まりだったのだ。
決して登り坂ばかりではないのだが初めての下り坂が怖くてスピードを乗せることができずに予定より大幅に遅れている。
しかしチェックポイントは全て過ぎてるので安心したまま次のAS8に到着。
ここでは蕎麦や御稲荷さん、ソーメンなどが盛り沢山。
スギハチさん「てんちょ~、ここの蕎麦うまいですよ~、しかも2箇所ありますけど店が違うからそれも良いです」
店長「おお~、旨そうですね~。でもここまでで色々食べすぎ・飲みすぎでもう食べ疲れました。・・・でも一杯だけでも」
なんだかんだ言いながらも、
蕎麦に天カス、ワサビをいれて食す。
店長「う、うまいよ~、でも食べ疲れたよ~、でも旨いよ~、お稲荷さんもたべてやる~」
いよいよを持って食欲中枢が壊れ始めてきた。
よし次いきましょ~
再スタートするも予定では下りのみの道のはずが、登りも若干残っており疲弊した体に鞭を打ち始める。
ここからも下りが混じっており店長のみ怖がりつつ走行するのでメンバーとの差が開きだす。
そんな中、
前方、暴走四天王たちは他参加者と巡航速度平均45kmという、いつものサイクリングではありえないスピードで走り出している。
その時の様子を聞いてみた。
鬼軍曹「あの緑の人達がよぉ~、飛び出すからついつい出ちまったよ」
伏見さん「鬼軍曹、緑、緑、伏見、菊地でした。いやぁ~すごかった」
スギハチさん「ただのサイクリングイベントであのスピードで走ると思ってもみませんでした。」
菊地さん「この人達はいかれてますよ。とりあえず最後尾でついきましたけど」
そしてあのAS10となる。
想定外の「次のASまでに14:30が足きりとなります」という看板があるではないか!!
どういうことか今ひとつ理解できないまま最後尾となる店長が到着すると小野キュンが真顔で話しかけてくる。
小野キュン「もう時間がないよ!」
店長「こんなのありましたっけ?とりあえずドリンクだけください。喉がかわいて駄目です」
ドリンクコーナーに駆け寄ると、
から揚げ中華スープを満喫している山下さんを発見。
小野キュン「もう時間がないよ!」
店長「こんなのありましたっけ?とりあえずドリンクだけください。喉がかわいて駄目です」
ドリンクコーナーに駆け寄ると、
から揚げ中華スープを満喫している山下さんを発見。
山下さん「てんちょ~、これうまいよ~」
店長「山下さん、足ギリまで残り時間あと少しですよ!いそぎましょ!!」
山下さん「えっ!?足ギリポイントは終わってるんじゃないの?」
エイドステーションでは非常に可愛いオネエサンが筋煮込み丼なるものを薦めてくるが時間がない。
店長「来年、来年きっと食べるから~、とっておいてくださいね~」
後ろ髪を引かれつつも非常に綺麗なオネエサンとの会話を楽しむこともなく次のチェックポイント通過を目指す。
ここで相馬市サイクリング協会のメンバーは
店長、高橋さん、伏見さん、小野さん、秋山さん、吉田さん、山下さん、石井さん、加藤さん、館内さん、鬼軍曹の11名
残り全力で走るも8kmを7分で通過することができるはずもなく、予定していなかったチェックポイントで足ギリをくらい短縮でのゴールを目指すこととなりました。サイクリングイベントで初めての途中足ぎりということに衝撃をうけつつもゴールを目指す。
今ひとつ状況を受け入れ切れないメンバー達、しかし現実は厳しいもので途中リタイアという烙印の中でのゴールとなった。
今ひとつ状況を受け入れ切れないメンバー達、しかし現実は厳しいもので途中リタイアという烙印の中でのゴールとなった。
※パンフレットには3つめのチェックポイントが記載されており、相馬市サイクリング協会メンバー全員がチェックポイント3を見落としていただけです。
昨日の下見ヒルクライムと各エイドステーションでの長すぎる滞在と、原因はわかりきってるんですけどね無事チェックポイントを通過した7名もここからの残り20kmに苦戦していたとのこと。
完走者:ザワザワさん、スギハチさん、洋史さん、菊地さん、杉岡さん、伊藤さん、半杭さん
100kmを走りきった人間は、《足ギリにあったお前達とは違うんだよ》という自信が体中からあふれ出している。
これは来年こそ走りきってやると決意するのにそう時間はかからなかった。
ゴール後は相馬市サイクリング協会として相馬市PR活動を開始。
・昨年の常磐自動車道開通サイクリングに参加したよ~とか、
・次もイベント考えてるんだって~?とか、
・野馬追い見に行くよ~とか、
・相馬市ってどんなとこなの~?とか、
・復興頑張ってね!とか、
とにかく前向きな言葉を掛けていただき相馬市の復興というのが進んでいるのだと実感を得ることができた一日となりました。
また、
那須町黒田原のクロロとゆめなさんと馬つながりということで今後とも宜しくお願いします!という熱い握手も交わし相馬市アピール、サイクリングイベントの勉強、新しい繋がりを得ることができた最高の一日となりました。
那須高原ロングライドは最高に楽しいものでありました!
企画運営されたスタッフの皆様があってこそのイベント、誰かが頑張ってるからこそ参加者は楽しめるのだと心から感動いたしました。
このような素晴らしいイベントを参考として相馬市サイクリング協会も県内外のサイクリストが相馬市に来たくなる仕組みを考えていこうと思います。我々も少しでも近づけるように頑張ろう!と伊藤副会長、スギハチ副会長とともに気合が入ることができました。
近いうちに必ずや相馬市が好きになるようなサイクルイベントを開催していきたいと思いますので引き続き宜しくお願いいたします。
絶対遊びにきてくださいね! 那須高原ロングライドのようなイベントを目指してがんばります!
近いうちに必ずや相馬市が好きになるようなサイクルイベントを開催していきたいと思いますので引き続き宜しくお願いいたします。
絶対遊びにきてくださいね! 那須高原ロングライドのようなイベントを目指してがんばります!
最後に、
ボディペイントしたせいで相馬市という文字が日焼けで残ってしまった相馬市サイクリング協会の皆様、
体をはった活躍ご苦労さまでした。相馬市が自転車乗りにとって楽しい街になるよう引き続きご尽力おねがいします。
おしまい