ワラガイサイクリングの夏のイベントである夏だ一番!ワラガイ祭り。

今年は7月に相馬市サイクリング協会として栃木県へのアピール活動を実施していたので開催時期が例年より若干遅く設定していた。
相馬市の花火大会も無くなったのでワラガーデンと併せるべく御盆近くで開催するはずだったのだが・・・・

雨!

しかも週末っていうのではなく、3週間降り続けるという悪夢のような日々が続いているのだ。

店の前の道路には苔が生え始め緑色が映し出されている。
雨降りだから自転車に乗る人も少なく修理も無い。

これじゃジリ貧だ。


助けて~ ワラえも~~ん




第1章「雨のばかやろー」

3週間を過ぎてやっとの週末が晴れそうな気配が!
ただし土曜日。
 
被災地である相馬近辺では平日と土曜日は復興作業中のダンプなどが非常に多いため基本的に日曜日でのイベントとしているのであるが、こんな天気の状況では背に腹は代えられないので覚悟をきめ土曜日での開催。

そして4時50分

杉岡さん「おはよーございますー」
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延期ばかりしていたので何人くるのか若干の不安であったが杉岡さん参上から続々と増え、7人参加という理想的な人数。

※4人くらいだと寂しいし、10人を超えてくると人員把握は困難なんだもん。


では
今回のルートのオサライをしよう。
ワラガイ店出発
塚田のセブンイレブンで朝食購入
真野ダムにてダムを眺めながら朝食
佐須峠を経由して115号線へ
牧場のジャージーでソフトクリーム
鹿狼市場で昼食
ワラガイ店ゴール


店長「皆様おはようございます。今年も無事に夏だ一番!ワラガイ祭りが開催することができました。久しぶりなのでいつも以上に安全運転でいきましょう!それでは 出発しま~~~す!!」

メンバー「おお!!」

3週間ぶりの自転車はそれまでの乗りたい欲求もあってか脳ミソからイケナイ汁が溢れ出しているのがわかるのだ。
見上げれば青空、
瞬く間に移り変わる景色、
土臭さや草の匂い、
指や肩、首と脚が問題なく稼動してる事、
握るブレーキや意思に応じてスムーズに変更する変速機、
地球との一体感が凄まじいのである。

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セブンイレブンでオニギリを購入し、
真野ダム手前の絶景を楽しむ。


そして朝食ポイントである真野ダムに到着。
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伏見さん「真野ダムって勾配ありそうで大したことないのが変な感じですよね~」

店長「ですよね~!私もそう思うんです」

杉岡さん「車だとアクセル踏み込んでる気がするんだけどね~」

ザワザワさん「オマエラがオカシイダケだよきっと」

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店長「あっ、そうだそうだ、今日もジャージ選手権用に写真とりましょう^^ジャージ着てる人数は前と同じだからどっちかを応募します」

店長「じゃ、あのポーズを決めてください」

菊地さん「ええっ、あれやるの?」

店長「全力でおねがいします。」

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写真撮影会も無事終え、いよいよ佐須峠。

突入してみるとそこにはレイクラインに雰囲気が似ている路面の綺麗な道路がまっていた。
除染作業中のノボリ旗や、除染したのを来るんだ黒い袋などが物々しくもあるが、、、

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先頭を走る店長のすぐ後ろには鬼軍曹という背筋も凍る陣形となっており脚を緩めると怒号が飛んで来るんじゃないかというプレッシャーから知らず知らずの内にペースアップし、
予定よりも1時間以上も早く牧場のジャージに到着。
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そして我々のワラガイ祭りの裏では、もう一つのワラガイ祭り~ワラベ~が静かに動き出していたのである。

ワラベ・・・
それは青森から相馬までの370kmを走破するというもの。

メールボックスにはアオキングから「これから出発します」の文字が早朝3時に受信していたのだ。
闇にまぎれて青森を出発した彼はこの日行われる18時~20時30分までのワラガーデンに間に合うことができるのか?それよりも相馬まで無事自走できるのであろうか?



つづく。