===ここから第2章です=====
==第1章は読みおわりましたか?===



第二章【クレープとキュウリネエサン】


相馬市から交流の家までには大きな山を2つ越えることになり
出発時点で相馬市が曇りでも現地ではどうなっているのかわからない。
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不安の中、霊山を越え磐梯山を越えると曇り空の隙間から青空が顔を覗かせている。
歓喜の中予定通りに6時に交流の家に到着したワラガイ御一行様。
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出発の準備を始めるメンバー達。
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熱中症対策としてタブレットや塩黒糖をメンバー達に配り、本日のスケジュールを再確認する。
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いざ桧原湖へ!
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115号線は交通量が多いため3人1組とした班編成でのサイクリング。
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店長「2車線になるまでは車に注意していきましょう。怖くなったら素直に歩道に移行してください」

メンバー「は~い」


磐梯青少年交流の家からレイクラインが始まる場所までの115号線は、ず~っと登り坂となる。
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勾配は大したことはないのだが約20km登りつづける為、途中2回の休憩を取りレイクラインが始まる目印の「高森ドライブイン」に到着。

ここから初参加者にとって未知の体験となるワカメノポーズが始まるのだ。
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カトピリさん「てんちょー、早く撮り終えて~、恥ずかしいから~」

わかってます。わかってます。早く~とか、恥ずかしいから~とか、ダチョウ倶楽部の押すなよと同じで”もっとやれ”、”必ずやれ”ということなのだ。

村上さん「てんちょ~、本当にはやく~(もっとワカメくれ。ワカメノポーズおかわり!)」
店長「もぉ~、欲しがりなんだから。んじゃもう一枚いきますよ~」

メンバー「・・・は、や、く!!」
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そして、
いよいよ待望のレイクライン。

ここは若干のアップダウンはあるものの、巨大な木のトンネルのような中を綺麗に舗装されて道路が続いていく。
交通量はほとんど無く、それまで走ってきた115号線からのギャップが大きいので開放感が凄く大きいのである
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後方のメンバーからは時折「くま~」など声が聞こえてきては大爆笑が起こっている。
もう10代の女子高生なみのキャピキャピ感である。ただし声は太く汚いが。
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レイクライン第一ポイントである秋元湖
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山田さん奥さんも道連れのワカメノポーズ
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レイクライン途中には中津川渓谷レストハウスがあり、ここで簡単な休憩と飯土井さん、伊藤輝さんと合流となる。
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もちろん店が出てきたら食べなくてはならない。
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スギハチさんは両手食い
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中津川渓谷レストハウスでの小休憩も終わり再出発すると、絶景ポイントの中津川渓谷が現れる。
そして、そこから三湖パラダイスまで数Kmに続く登り坂が登場するのである。

山田さん「レイクラインは下り坂ばっかりと聞いてましたけど、、登り坂ばっかりな気が・・」

山川さん「ワラガイサイクリングを始めたら一気に白髪が増えました」

などと、
登り坂を大爆笑の中、突き進むとレイクラインの登り区間が終わりを迎える。
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三湖パラダイスからは、ほとんどペダルを踏むこともなく緑と青の絶景の中を下り続け桧原湖物産館へ到着する。




 
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店長「それじゃ、ここで本格的な休憩します。そしてここがあのクレープポイントです!!」

杉岡さん「て、店長、クレープってどこ?」

杉目さん「いよいよクレープですね!」

店長「伊藤プロに着いてってください。私は自転車の見張り番しておきます。」

後発組と一緒に見張り番しながら談笑するも中々帰ってこないメンバー達。

やっと帰ってきた二人組に聞いてみると

村上さん「ああ、なんか皆で鯉に餌あげてましたよ」

にゃ、にゃ、にゃんだと~!!

くそ、あいつらが織田信長たちであったことを忘れていた。

店長「敵は本能寺にあり、本能寺にあり~、乗り込め~」

後発組と一緒にクレープ店にいってみると、テラス席でカフェを楽しんでやがる。
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店長「スギハチさん!クレープは!?」

伊藤賢さん「ククク、店長。遅かったようだな。スギハチさんは既にニューヨーカーサンドだよ。」

店長「なに!あんなに乳製品を欲してるスギハチさんを!ス、スギハチさん!!」

スギハチさん「あっ、店長。これ美味いですよ。ニューヨーカーサンド。チキンが入ってて・・・」

チキンだと!!!
なんていうことだ。

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今年の春だ一番!ワラガイ祭りでスギハチさんがベジタリアンから肉食へとパラダイムシフトが起こった事はわかっていたが、チョコバナナナマクリームアーモンドトッピングを捨て去りニューヨーカーサンドを選んでいるとは!

店長「伊藤さん!スギハチさんに何をしたんですか!」

伊藤賢さん「もう何をしても無駄だ。スギハチさんはニューヨーカーサンドなのだよ。くくく」


そして我々もクレープ屋さんの店先へ。
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初参加となる伊藤輝さんがチョコバナナナマクリームかチョコアーモンドナマクリームかで迷っている。

店長「輝さんちょっと待ってください。まだ選ばないで。んと、あの~オネエサン!クレープのオネエサン」
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クレープオネエサン「はいはい?」

店長「あの~無理なお願いとは承知しておりますが、追加料金支払ますのでアーモンドをトッピングしていただくことはできませんでしょうか」

クレープオネエサン「いいですよ~。ただ、こんなにクレープ売れると思わなかったから今から生地焼くからまってて。今並んでるひと全員トッピングでいいの?」

店長「いつまでも待ちます。だって一年間待ってたんですもの。ここのクレープに逢うためにやってきたんです。あと今並んでる人は全員仲間達なので全員トッピングでおねがいします。」

このタイミングで荒武さんのマダムキラーフェロモン放出。
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すると、

クレープオネエサン「ほれほれ、これ食べて待ってな。ほれ、これも食べてな」

と、サキイカとざく切りしたキュウリに塩をかけてサービスしていただく。

メンバー「キュウリ、うま~~い」
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それまで火照った体にキュウリが心地よく、塩もまた体に染み渡る。

キュウリネエサン(クレープオネエサン)「ほれほれ、もっとくえ」

メンバー「ありがとう~」

キュウリネエサン「ほらクレープできたよ~」

焼きたてのクレープ生地からは甘い香が漂いだし、ただでさえボリュームのあるチョコバナナナマチョコレートクレープにアーモンドがトッピングされているという贅沢。
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一口噛み締める度に、
バナナの芳醇な香とともにチョコの甘さ、後から押し寄せるアーモンドの食感と香ばしさ。
今までの疲れを全て無かったことにしてくれるのである。
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物産館で待機してるメンバー達に見せ付けるため一足先に店を後にする店長。

その裏では荒武さんがキュウリネエサンと恋の駆引きをおこなっていた。

キュウリネエサン「次はいつ来てくれるの?」

荒武さん「一年後かな・・」

キュウリネエサン「本当に?本当に来てくれるの?」

荒武さん「個人的にな

キュウリネエサン「これ持ってけ~

両手にりっぱなキュウリを1本づつ貰って帰ってきた。

荒武さん「店長、これ。もらっちゃった。」
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予定よりも1時間ほど多く休憩したワラガイ御一行様、
いよいよ桧原湖一周サイクリングが始まるのであった。


つづく。


明日がママチャリレースである事を忘れて食べまくるワラガイメンバー達。
明日の事より今が良い。そんなワラガイメンバーに
忍び寄るチェックインまでのタイムリミットと蓄積される汗と体臭を求めるブヨの陰。
次章「クレイジーマイムマイム」をお楽しみに。