===ここから第2章です=====
==第1章は読みおわりましたか?===


第2章「全てのマダムは俺のモノ」


鹿狼山市場で全員集合を果たしたワラガイRC御一行様。
まずは349号線に合流する為に丸森町役場前を目指していく。

若干暖かいと感じた相馬市とは全くの別世界が広がっていく。
畑などあたり一面に霜がおりて真っ白になっているではないか。

0℃対応のグローブ、シューズカバーも役に立たず、
あまりの寒さで手と足の指先がもぎれそうになっている。

後ろの方からも「さむぃ~」「もぎれる~」と声がしてくる。
信号ごとに止まり振り替えると、小野さんだけでなくオジサン達が全員が鼻の下に綺麗な鼻水の跡をつけている。
跡というか、鼻水が凍ってるっぽい。
先頭を走る私なんかは、風を全面に受けているので鼻の下ではなく頬にまで鼻水が伸びているのがわかる。
畑仕事をしていたオバちゃんの目には、朝日を受けて凍った鼻水を輝かせて自転車に乗ってる僕達をどう映ったのだろうか。

いよいよ寒さでどうにもならなくなったのでセブンイレブンに立ち寄る。
室外機から流れてきてる廃水も凍っており寒さの具合を物語っている。
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丸森経由のコースにして正解だった。
ここよりも圧倒的に標高が高い霊山経由だったらと考えると背筋が凍るものがある。
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味噌汁、お汁粉、ホットドッグ、肉まん、アンマン、ジャンボフランク、コーヒーなどを飲み、
なんとか体を暖め直す。
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今朝の美味しい顔シリーズは山川さん

セブンイレブンで食事やトイレなど15分近く休憩していると太陽も高く昇り、日差しが心地よく感じるようになる。
いよいよ349号線で福島方面へと目指すのだが、気がかりなのは4箇所のトンネル。

地図では迂回路もあるのだが実際に行ってみると迂回路前に通行止めの看板が。
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店長「どうしましょう。」
スギハチ「結構前ですが、その看板を通り越していけましたよ」
荒武さん「えぇぇ~落ち葉とか凄いよ」
伊藤さん「トンネルでも大丈夫じゃない?テールライトつければ」
店長「んじゃ、テールライトをつけて、車間距離も多くとって行きましょう!」

サイクリングでの大きな事故ポイントとなるのはトンネルと相場は決まっている。
出来ることなら回避すべきなのだが、回避することで別のトラブルが発生するのも考え物。

さいわい、349号線のトンネルは明るいので路面情報がわかりやすく走行しやすいのだ。
来年予定している北海道ツアーでは、未知のトンネルが合計5箇所待っている。
集団時のトンネル通過の練習もして慣れておかなければということでトンネル通過を決断する。

無事に4箇所のトンネルを通過すると、やがて見えてくるのが「田舎道の駅 やしまや」さん。

店長「まだ朝早くて営業してないでしょうから自販機で休憩しましょ~」
山川さん「は~い」
山田さん「あれ?明かりついてますよ。聞いてきますね」

皆、知らないうちに飛込交渉する事が出来るようになっている。

山田さん「だいじょうぶです~。入ってもいいですって~」

杉岡さん「お~、行くべ行くべ」

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その前に、遅刻した罰を山田さんにしてもらわないと。


中に入ると、作りたての味噌オニギリが!
さすがにアイスを購入する人はいないが、ハチミツ飴や缶コーヒー、味噌オニギリなどを購入して、
気さくな店の主人やおばちゃんと談笑していると漬物など差し入れいただく。
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一旦、休憩すると長くなるワラガイサイクリング。
寒い場所から居心地のよいヤシマヤさんで動きたくないメンバー達のケツを叩いて再出発。
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ここからはトンネルもなく平坦な阿武隈川沿いの道をのんびり走る。
すれ違う車なども、ほんの数台であり順調に梁川町を通過し、桑折街のミニストップへ。

30分前にヤシマヤさんで味噌オニギリとか食べてたはずなのに、贅沢ベルギーチョコソフトや、極旨チキン、エビプリカツを食べだす。
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店長「あと10分くらいで飯坂温泉に到着しますよ!弁当ですよ。大丈夫?」

菊池さん「今日はグルメライドです。食べ続けよう~」


飯坂付近になると何故かダンプが多くなってくる。
歩道が広いので徐行しながら乗り切ると少しづつ温泉街の景色へと変わってくる。
御土産屋さんが軒を並べてるのを見ると心が躍ってくる。
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店長「では、今日の昼食用のラジウムタマゴ購入するので待っててください」

メンバー「は~い」

ラジウム玉子で有名な阿部留さんへ。

店長「すいません。ラジウム玉子を20個と燻製玉子を4個ください。箱いらないので中身だけ貰えますか」

御主人「えっ?そのままでいいの?大丈夫?」

店長「だいじょうぶです。すぐそこで温泉入って食べるので」

店の人が僕達を怪しんだようだが、当たり前か。
突然ヘルメットかぶったオジサンが玉子だけ売ってくれなんて来たら気持ち悪いですもんね。

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などとしてると、
マダムキラーの荒武さんが店のお姉さんを口説いてるではないか。
知らない間に仲良くなって、茎ワカメや飴の差し入れをいただいた。
マダムキラーと呼ばれて数年たつがまだまだ健在のようだ。。
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阿部留屋さんのお姉さんと一緒に。
来年もラヂウム玉子買うときに立ち寄らせてもらいます

ここからは数十メートルも進むと飯坂温泉街に到着となる。
僕達の目的地は波来湯。
ここの隣には公園もあり足湯なんかも併設されているので拠点には最高なのである。

まずは、昼食の準備。


飯坂の円盤餃子やラーメンなど有名店もあるが、穴場なのが「弁当くりむら」さん。
弁当だから自転車を気にせずに皆で一緒に食べれる利点もあるが、味もボリュームも間違いない。
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小野さんもソースカツ丼の味がショッパイんだよ~と文句をいうわりに今回もソースカツ丼だったりするし。
私はこってりソースカツ丼大盛り。

それぞれ会計を済ませ、1時間後くらいに取りに来ますと伝えて波来湯に到着したのだ。

店長「ついたぞ~~~!」
メンバー「お~~~~!!!!」

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つづく。


飯坂温泉は何度も来ているが、ちょっとルートを変えただけで新鮮に感じるのも不思議なもの。
これから温泉と弁当という幸せの時間が待っているが、その後にあのような事件が待ち受けていたとは。
最終章「いんちき峠」をお楽しみに!



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