===ここから最終章です=====
==第2章は読みおわりましたか?===


最終章「失ったカツオ」


午前3時00分
ザァー、ザァー、ザァー
雨音で目を覚ます。

(あぁ、雨降ってるし今日は喜多方ラーメン食べに行って終了だな、今日合流の人達に連絡しなきゃなぁ~)
と思いつつもすぐに換気扇の強になっている音に気付く。

(ふぅ~寝よう)

と思いつつも、カーテンも閉めないで寝たもんだから外が明るくなってきてるのがわかる。
(あぁ、カーテン閉めなきゃなぁ~)
と思いつつも体がバキバキで起きれない。

隣の菊地さん、その奥の伊藤さんも目を覚ましてるようで、

店長「おっ、皆さん起きてたんですね。今日もハードコースだから寝てたほうがいいっすよ・・・」


6時00分

店長「朝だ!起きたっ!他の部屋も起こしにいきますね」

一通り朝の挨拶を済ませ、部屋の掃除を行なう。

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布団を規定通りに畳んで、シーツを返却室へ持っていく。
掃除機、クイックルワイパーで掃除をしてゴミはゴミ捨て場へ。
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初めての頃は、職員さんに何回もやり直しを告げられてましたが、さすがに手際良く片付けが進む。

店長「朝のつどいが7時からだから散歩いきましょ~」

メンバー「あ~~い」
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朝の空気が綺麗な時間帯の散歩で腹ごなし。

7時00分 朝のつどい
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今回は山川さんにラジオ体操の代表者になってもらい運動。

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まじめにラジオ体操すると軽く汗ばむがこれからのヒルクライムを考えると準備運動は大切だもんね。

そして朝食
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朝ごはんも全員揃う前に食べ始めるクソジジイ共
何度も言うけど御飯は全員揃って「いた・だき・ます」だからね

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しっかり食べないとハンガーノックを起こしてしまう。吾妻スカイラインは頂上のレストハウスまで店なんてないので
(いや高湯温泉があるな、何か売ってるのかな?次回に確認しましょう)
炭水化物は多めに摂取しておかないと。
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2日目のルートは、
吾妻球場の大駐車場を拠点として、高湯方面から吾妻スカイラインをサイクリング。
前回来たのが4年前くらいなので、辛かった記憶があるがどう辛かったか覚えてない。

予定の集合時間より若干おくれて吾妻球場大駐車場に到着。

石橋さん、伏見さん、花澤さんと合流し今日のスケジュールを確認して出発。
(伊藤さんは急な頭痛で走行中止、鈴木洋さんは神経痛でサポートカーに変更)

高湯への道に入ると最初から登坂区間が始まる。
右手側にある果物屋さんを越えるといよいよ本格的な坂なのだ。

店長「適当に大きな待避所あったら、そこで待っててください。頑張りますけど昨日の疲れが・・足が攣りそうです」

スタートして4kmも走行してないのにこの有様である。

スギハチさん「じゃ、いきますね~」

追い抜いていったサイクリストについて行こうというのかスギハチさんが笑みをこぼしつつ高ケイデンス開始。
イメージ的にハイパーダッシュモーターにニッカド電池いれてスイッチいれたかのような回転力。

杉岡さん「スギハチさん、もうスイッチ入ったんですね。」

店長「ばふぅー、ばふぅー、きっと興奮状態ですよ、はぁ~、はぁ~、俺はスイッチ切れそうですけど。。」

高湯方面からの最初の難所 無散水消雪区間のコンクリートの道路。
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この日は、
マラソン大会があった為か、ただ単に観光客なのか交通量が非常に多くひっきり無しに車やバイクが通る
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2回目のコンクリート区間あたりから記憶が曖昧になるのだが、
とにかくトイレに行きたい。
おしっこがしたいのだ。

ちょっとした退避スペースでは、今日の交通量では全てが丸見えとなってしまう。
しかも我慢してる今だと量が凄いだろう。
きっと途中で止めれないだろう。

しかし、俺にも我慢の限界はある。オシッコ袋の緒が切れそうなのだよ!!

昔料金所だったであろう場所をすぎると大きなカーブの中にアスファルトで整備された待避所が見えてきた。
ここだっ!ここしかない。

急いで側溝に移動し用を足そうにも、後方から聞こえてくるエンジン音にビビッて出てこない。
バカヤロウ!今出さないと後悔するぞ、出てくれ、出てくれ、頼むから出てくれ!

しかし、右手後方からは下山してくる車やバイクのエンジン音、左手後方からは登ってきてる車のエンジン音などで集中できない。イチモツを出したまま茂みへ一歩踏み込んだり、戻ったり。
あまり茂みの中に入ると蛇やマムシがいたら怖いと思っていたが、もうそんな事を言ってる場合ではなくなってきた。。

・・・いるじゃないか、俺にもマムシが。
俺がマムシ、俺がマムシ、自己暗示をかけながらマムシ毒排出完了。

なんて清清しい晴天なんだ!
空気が美味い。若干空気がヒンヤリしてきたがそれも心地よい。解毒完了したことで五感が研ぎ澄まされている。
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メンバー全員でおっぱいダンシングをしつつ、本日3回目の休憩。


ツバクロ谷を越えるとすぐ浄土平のイメージであったが、ここからが長かった。
交通量が多い為、急勾配のインコースもそのまま走行するしかなく頑張った自分を褒めたい。

自分で褒めなくてもすぐに御褒美の絶景が飛び込んできたのだ。
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今までの新緑溢れる道路から一気に黄土色一色。
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ガス注意、駐停車禁止、窓を閉めてと書いてあるが、どうにもならないので覚悟を決めて突入。
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自転車乗りにとってここからの景色はもの凄いものがある。
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数km先にいるメンバーが小さくではあるが見通せるのだ。
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さすがに5月の浄土平は寒くてウィンドブレーカーを着ても震えがとまらない。
鈴木洋「先に来た人達は先飯いきましたので自転車番してました。」

店長「今いる人達で後飯にしましょう。とりえず軽食でも買ってきますね~」

後飯組と団子を食べてると先飯が終わってきたというスギハチさんがソフトクリーム片手に戻ってきた。
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店長「こ、こ、この寒いのにソフトクリームっすか。団子も食っちゃってください」

スギハチさん「ええ。んじゃ御飯いってください」


ということで、

いよいよお待ちかねの昼食タイム。
荒武さん「何食う?」

杉岡さん「どうすっかなぁ~」

店長「ここのレストハウスは食べるのは蕎麦セットですよ~!疲れて塩分が欲してる体には蕎麦ツユが一番ですから!」

店長「ああああっ!メニューに蕎麦セットが無くなってる!!!!」

ああああぁぁぁ、ディスプレイ前でタソガレてると食べ終えた伏見さんが、

伏見さん「店長、このわらじカツ丼食べてくださいよ~、このデッカイの」

店長「いやいや、昨日は味噌カツ丼食べましたし。蕎麦セット無いし、今日はコレで」


ザワザワ・・・・ザワザワ・・・・ザワザワザワ・・・・・

無意識で押していたボタンは「カツカレー」

ザワザワザワザワ・・・・


石橋さん「店長~、こっちこっち」

席に呼ばれて座る


荒武さん「何にしたの?」

【カツカレー:カツカレー】

ザワザワ・・・・ザワザワ・・・・

杉岡さん「まじか、、、よく胃もたれないね、、」

店長「み、みんなは何にしたんですか・」


花澤さん「タヌキうどん」

山川さん「軍鶏ソバ」

杉岡さん「軍鶏ソバ」

石橋さん「軍鶏ソバ」

荒武さん「軍鶏ソバ」

店長「・・・」

杉岡さん「店長、蕎麦っていってなかったけ」

店長「・・・」

目の前で声をださずに笑ってる山川さん「・・・」

チクショー、いいんだ、カツカレーの破壊力には蕎麦ツユなんか霞んで見える。


スタッフのお姉さん「はい、うどんお待ち~」

スタッフのお姉さん「はい、蕎麦お待ち~」

・・・
メンバー達「うぅ~汁がうめぇぇぇ~、やっぱりカツオ出汁だよねぇ~」
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・・・
10分後
・・・

杉岡さん「店長のだけ来ないね」

目の前で声をださずに笑ってる山川さん「・・・」

さらに5分後

スタッフのお姉さん「はい、カレーお待ち~」
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店長「くぅぅ~、胃にもたれるぅ~」

目の前で声をださずに笑ってる山川さん「・・・」


来年また来る。来年こそカツオ出汁を口いっぱいにして蕎麦を啜ってやる。

レストハウス付近はそこら中に雪が残っており、外は寒い~とメンバー達が震えてるので吾妻小富士に登るのは断念して下山開始。

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といっても、さらに若干登ってからになるのでもう1頑張りが必要。

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でも道路最高地点というテンション上がるポイントが待ってる。

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ここからは土湯方面から下山となり全員無事ゴールとなりました。


2日間誰一人怪我無く、事故なく楽しい合宿サイクリングを終えることが出来たのはワラガイメンバー全員に協力いただけたおかげです。
まだまだ今年のサイクリングシーズンは始まったばかり。
貴方もワラガイでスポーツ自転車購入して一緒に冒険に出かけませんか!
さぁ、見てる側からブログに登場する側になる時です。ワラガイの扉を開けてください


おしまい。


唯一、2日目の蕎麦を食い逃したのだけが心残りですが。
それでも当初の予定通りに心と体を鍛え上げることに成功いたしました。
これから第1回相馬復興サイクリング運営・サポートに向けて体力は有り余るほどにしておかないとね^^


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