サイクルショップ ワラガイ

~福島県の片隅の小さな自転車屋~

カテゴリ:大型イベント > 夏だ一番!ワラガイ祭り






===ここから後編です=====
==中編は読みおわりましたか?===


2022’夏だ一番!ワラガイ祭り ~後編~



メンバー「もう工事終わってたりしてないんですか?押して歩いていきますんで」

警備員「駄目です。まだ工事してて今月末までは絶対に無理です。」

ゲート前で仁王立ちされている。

チーーーン。頭の片隅に残ってた不安が爆発した。
後ろを振りかえると視線を地面に落としてるメンバー達が泣きそうな顔になっている。
何人かは、ここに来るまでに「脚が攣った」とか「そろそろ無理そう」とか言ってた。
僕は何度も「そろそろ頂上だから後は下るだけですよ」とも言ってたなぁ~
と走馬灯が駆け巡っている。

店長「あの~皆さん。元来た道を戻るしか無いです。迂回路ないです。」

メンバー「え~~~!!」

鳴き声のような絶叫が辺りに響き渡る。
木村さんはスマホで迂回路を探し始めているが、無理無理。
事前に調査済みだもん。
中川さんも腰痛が出てきた様で帰路を心配している。
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しかも、まんさく農園食堂で昼食してからずっと日差しが強くて気温も高くなってきている。
万事休すか!

最悪はどこかで待機しててもらって、車で迎えに行くという手もあるが
3~4時間は待機してもらう事になる。。。。
こうなったら気持ちで何とかしてもらうしかない。

吉川晃司も【それがどうした お前の気持ちだろ】と歌っているし、心ひとつで何とかなるよと言ってるのだと思う。

店長「よ~~~しっ。戻りましょう!今まで登りが多かったということは逆になるから下りが多くなるだけですよ」

問題は交通量の多かった115号線を12台で下山。
車からしたら絶対に良い気持ちにはならないので、一人ずつ車3台分の間隔を空けて下山してもらう。

店長「さっきの宝来堂製菓で待ち合わせしましょう。」

さっきまでの登坂とはうって変わって、下りはあっという間。
全員無事に合流したら自動販売機でドリンクを補給する。

ここから戻る母成峠には自動販売機は無かったし、結構な急勾配を降りてきたから今度はそれを登ると考えると
数名のメンバー達が耐えられるか不安がよぎる。

でも、吉川晃司が言ってたから大丈夫だ。

店長「よしっ、ここの登りだけ頑張ればあとは磐梯熱海までずっと下り坂だから頑張りましょう!。」

登り出すと最初から勾配が7%となっている。
盆踊り会場を横目に「さとし君(仮名)、ほどほどにな」と声をかけて登り続けると
いつしか勾配が13%、14・・15・・・16%と上がっていく。

いやいや、本格的にヤバいかな・・・
でも吉川晃司が・・・


なんとか登り切って最後尾を待つ。
空は晴天で日差しは強いまま。気温も高い。
日陰に入ればなんとかなりそうだが、すでに何名かはヤバそうな雰囲気を出している。

店長「ここで梅丹サイクルチャージの出番です。今のうちに補給しておいてください」

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全員が無事に登坂完了。
店長「ここからは完全に下山ですけど、疲れた時の下山程危険なものはないので集中しておりましょう。私が最後尾につきます。とりあえず八幡清水で一度休憩とりましょう。」

メンバー「お~!」

八幡清水に到着すると木々に覆われているので、日差しも遮られており
清水が流れていることもあって周りの空気がかなり冷たい。

メンバー「あ~~。つかれた~」

ヘルメットを脱いで頭に水を掛けたり、ボトルに水を汲んで体にかけてたり
浴びるように水を飲みだす人までいる。

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店長「ここでもうちょっと休んだら、次は牧場によってソフトクリーム休憩でもしましょう」

高橋さん「お~ソフトクリームいいですね~」

店長「また私が最後尾を走るので、気をつけて下山してください。よしっ、行きましょう」

メンバー「お~!」

基本的に臆病な私は下山が苦手なので最後尾を走ってると、皆に置いてかれてしまう。
視界には誰もいなくなってしまったが、すぐに牧場だしのんびり下っていると牧場近くの退避スペースに数名が待っていてくれた。

店長「お~い。おまたせ~。牧場いきますね~」

メンバー「てんちょ~、ちょっとまって~」

店長「ん!なんだなんだ、メカトラブルか!?」

杉岡さん「店長ポイズンリムーバ―持ってない?岩崎さんが蜂に刺されたって」

店長「まじっすか!リックサックを見てみますね。とりあえず牧場の所に移動しましょう」

午前中に来たばかりの牧場にまた来ることになるとは・・と感慨深くなりながらも
リックサックを調べるもポイズンリムーバが見当たらない。
あっ、合宿用のバッグに入れたままだった。

店長「ごめんなさい。今日は持ってきてなかった」

杉岡さん「そこの受付に相談してきますね」

するとすぐにキンカンを借りてきてくれた。
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ヘルメットの隙間から入り込んだ蜂がパニックでおでこを刺したとのことで、
赤くなっている。針が残っていたということなのでミツバチだろうと判断。
心配してるメンバー達が岩崎さんを取り囲んでいる。心配というより「おら、ワクワクすんぞ~」っていう感じのテンションだろうか。

キンカンを塗って、激痛に叫び声をあげる岩崎さん。
それを見て、ワクワクしてるオジサンのテンションもMAXへ。
痛いって言ってるのに、「痛い?」「痛いの?」「どうなの?」って、お前らドSかよ。


ワラガイサイクリング14年目で初めての事例となり興味津々。
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キンカン塗って激痛が収まってきたという辺りで、メンバー達の興味はソフトクリームに移っていた。
数名で購入して入場させてもらいソフトクリーム休憩開始。
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店長「そろそろ出発しましょう。ここからは先頭で道案内していきますね」

メンバー「お~!」

ここから磐梯熱海までは緩い勾配での下山となる。若干の平坦区間を経て岳温泉までの登り区間15kmとなるのだ。
大丈夫?と聞いても「大丈夫じゃない」と答えが返ってくるに違いない。
登りが始まる前に自動販売機休憩するとして、それまでは騙しだまし進んでおこう。

時間は15時近くになってきて、西日が強くなってきている。
気温も本日最高潮だろうか。
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店長「そこの自動販売機で休憩しましょう」

メンバー「たすかった~。ボトルは空っぽだったよ」
メンバー「岳温泉に戻ったら成駒でカツ丼食べて帰ろうね~」

ここから残り14kmは、緩やかではありつつも登りが続いてたはず。
残りは10kmだよと、メンバー達に嘘の情報を与えて再度出発をする。

途中、数名が熱がこもってきたとの事だったので
朝出発した時にはいらなかったなと思った冷却剤を全て開封して首筋を冷やしてもらう。
≪熊川さんありがとう!超役に立ちました≫

何度も何度も、あと1kmでゴールだよと伝えつつ、
16時30分。なんとか岳温泉ゴールとなりました。

駐車場で着替えをすませ、17時から営業という成駒に全員で向かうも【本日終了】 完売 との文字が・・・・
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店長「ああああ・・・」

高橋さん「どうしますか?」

店長「ん~~~。よしっ、それじゃ足湯に入って疲れを取ったら御土産屋に立ち寄って解散しましょう」

成駒から100mほどの足湯に到着すると、足湯のお湯が抜かれており~17時までの看板が。

店長「よ~っし。ここも駄目みたいですね。涙が出てきたけど負けちゃ駄目だ。この調子だと御土産屋も僕達が到着前に閉められそうなので急いで向かいましょう」

観光協会隣の佐藤物産にギリギリ閉店間際に滑り込みセーフで、クラフトコーラで乾杯!
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なんとか誰一人事故無く完走となりました。


今回は岳温泉街~奥岳の湯までのヒルクライム区間と成駒食堂のソースカツ丼という目的が残ってしまいましたが、いつかリベンジを行います。ワラガイサイクリングだと速くなれないしスキルアップとも縁遠いですが、皆さんの想像の斜め上を行く冒険ハプニングと、仲間達との楽しいサイクリングが待ってます。
ワラガイでスポーツ自転車を購入して新しい世界に飛び込んでは如何でしょうか。


おしまい。





ヒルクライムランキング








===ここから中編です=====
==前編は読みおわりましたか?===


2022’夏だ一番!ワラガイ祭り ~中編~


八幡清水を出発したワラガイ御一行様。
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母成峠を越えて中ノ沢温泉街を目指して下り坂を満喫していた。



初めての道なのでスピードは抑えつつも、目にする景色は御褒美だらけ。
牛の絵が書いてある注意看板など、どう注意すればいいんだろうと呟きながら進んでいくと
遠くに中ノ沢温泉の看板が見えてきた。
看板の奥には広場があり、櫓が組まれてて盆踊りの準備されている。
けっして大掛かりなものではないが朱色の櫓と出店が昭和の御祭の雰囲気が良い具合に表現されてる。
お祭り会場の周りに聳えている木々も最高に良い演出だ。
きっと夏祭りの日には、
さとし君(仮名)「おいっ、そのリンゴ飴よこせよ。も~らい。」
みっちゃん(仮名)「えっ、今食べてたのに・・間接KISS・・」

とか、
木の裏側で
けんじ君(仮名)「俺、前からずっと好きだったんだ!」
よし子ちゃん(仮名)「ごめんなさい。私、さとし君の事が好きだから・・・」
けんじ君(仮名)「だって、さとしはみっちゃんの事を」
よし子ちゃん(仮名)「わかってる。そんな事。でも良いの」

とか、甘酸っぱいドラマが繰り広げられるのだろうと想像すると背筋がゾクゾクしてくる。


妄想を膨らませていると、温泉街な街並みとなっている。
とても雰囲気の良い温泉宿が連なっており、食堂や御土産屋なども営業をしている。
今まで知らなかっただけで素敵な温泉街なのだろう。

程なく走ると宝来堂製菓が見えてきた。
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店長「減速~。止まるよ~。休憩ポイントだよ~」

後方メンバーに声かけつつ、駐車場に全員が移動する。

店長「んじゃ、ここで待っててください。紫黒餅買ってきます」

メンバー「は~い」

店長「こんにちは~。紫黒餅を買いたいんですが・・」
宝来堂スタッフ「あっ、それは冷凍販売商品になるんです」
店長「えっと、それは今買ってもすぐには食べれないって事ですか?」
宝来堂スタッフ「そうなんです~」

そかそか、しょうがない。
店長「じゃ、このクリームBOX大福ってありますか?」
宝来堂スタッフ「あっ、それも冷凍販売ですね」
店長「んと、この笹餅は大丈夫ですか?」
宝来堂スタッフ「はい。4個入りで500円となります。」
店長「じゃ、それを3袋下さい」
宝来堂スタッフ「1500円となります。これはサービスです」

サービスで頂いたのは、笹餅を天ぷらにしたもの。しかも揚げたてだ!
あいつらには内緒で食べちゃおう。

店長「ハフハフっ。うまっ。紫黒餅なかったから笹餅買って来たよ~。うまっ。一人1個ね~」
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甘いものを食べると疲れがとれてくる。
ここからは115号線を登ることになるが途中にある「まんさく農園食堂」で昼食となる。

店長「じゃ、そろそろ出発しますよ~。次は昼食ですけど15分も登ると店が見えてくると思います。
115号線だから交通量あると思うので各班長は車間距離の調整おねがいします。」

115号線にでると、今まで通ってきた道の何倍もの交通量となっている。
それでも私達が通る登り車線は、登坂車線と追い越し車線の2車線となっており、
車側として追い越ししやすい状況になっているので危なげなく「まんさく農園食堂」に到着できた。
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ここで、昼食をとるのだが店内ではなく、まだ誰も座ってないオープンテラスコーナーを貸切る。

店長「んじゃ、ここで昼食とします。岳温泉についたら成駒でソースカツ丼も食べたいので食べる量は考えてください。でも、伝えている通りこの後の道で通行止めという話もあるので食べておかないと戻る体力が無くなるのでバランスを考えてください」

メンバー「あ~い」

5人が天ざる蕎麦、残り7名がざる蕎麦の注文。
高橋さんだけはそれに巨大な味噌オニギリを追加している。

店長「高橋さん、岳温泉に戻ったらソースカツ丼っすよ。大丈夫ですか?」

高橋さん「ははは、だってこのオニギリ美味しそうじゃないですか。せっかくだし。少し食べます?」

店長「いや、遠慮しておきます。私は蕎麦が来るまでノンアルコールビールを楽しんでおきます」

届いた天ざる蕎麦の凄い事。天ぷらの量が素晴らしい。
衣はサクサクだし巨大なマイタケが2つ(2塊と言った方が良いか)あるし、蕎麦つゆも旨い。
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1時間ほどノンビリ昼食を楽しんだら、いよいよ今日最後の登り区間となる。
115号線を再度登り出すのだが道の途中に何度も【歩行者、自転車通行不可】の看板が視界に入ってくる。

工事期間は7月11日~29日。今日は24日というのだからきっと工事は終わってて予備日になってるだろうと言い聞かせながら登り続ける。
他の人達も看板を目にしてるだろうけど一切それには触れないので同じ気持ちなのだろう。
そもそも登るだけ登って迂回路が設定されてない状況で通行できませんって事はないと思う。

箕輪スキー場近くに行くと、さらに強めの通行止めの看板が立てられている。

渡部さん「なんか怪しくなってきましたね」

店長「き、きっと大丈夫ですよ。とりあえず進みましょう」

マウント磐梯を過ぎたあたりになると、道路中央に通行止めの看板と、さらに奥には物々しくゲートで道路を封鎖されている。

店長「やべっ、本気で無理か。もうちょっと行ってみてみましょう」

警備員「ちょっとちょっと、通行止めになってるので通れませんよ。」



つづく。


ゴール目前となるも通行止めは真実であった。
工事事務所に問い合わせてるんだから当たり前である。
立ちふさがるラスボス(警備員)に、僕達はどうするのか。
次回 後編 17時のシンデレラ をお楽しみに。

===ここから前編です=====
==序章は読みおわりましたか?===



2022’夏だ一番!ワラガイ祭り ~前編~

相馬を5時に出発して、予定通りの6時30分に岳温泉のニコニコ広場駐車場に到着。
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予め岳温泉の観光協会に無料駐車場を確認してたので危なげなく全員駐車完了。すでに何台かの車が駐車されてるので、登山客とか宿泊してる御客さんなども駐車してるのだろうか。

若松さん「トイレってどこにあるんですか?」
店長「そこにある綺麗な建物がトイレだったと思いますよ」
若松さん「まだ使えないみたい」
店長「えええ~っ、私もウンコしたくて我慢してたんですよ」

1時間30分の間、運転しながらトイレに行きたくてしょうがなかった。
岳温泉に着いてからにしようと我慢してたのだが、駐車場のトイレは防犯の為か、9時~17時までしか利用できないとなっている。

鎌田さん「店長~、トイレってどこですか?」

店長「ちょっと待ってください。おっ、ここから下ったところにトイレがあるみたいです。さっさと準備してトイレいきましょう」

他のメンバー達もウンコしたいのだろう、さっきからソワソワしている。

自転車を組み立てて、メンバー達に脚攣り防止の2RUNとサイクルチャージ、塩分チャージを1包づつ渡して、自分の準備は完了!

店長「もう漏れそうなので、下のトイレ集合にしましょう~。若松さ~ん、早く行きましょ~、鎌田さんも~」

本来なら「先に自転車の見張り番しますね」と伝えてるところだが、緊急時の今はそんな余裕がない。
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男子トイレに若松さんが先に駆け込んだので、多目的トイレに進行方向を替えて駆け込む。
今日はビブパンツだったので、悠長なことをする時間がないのだ。
ジャージを脱いだらバッグの上に乗せる。ビブを外したら股の下から、ビブを引っ張り上げつつ後ろ歩きをして便器に到着。
数年ぶりに危なかった。サイクリング出発前に人生のゴールを迎えそうだった。
数日分の物体をありったけ放り放ち悠々とジャージを着替えつつ自転車の元へ戻る。

小野さん「店長、トイレってどこ?」
店長「そこっすよ。」

小野さんも限界ギリギリなのだろう、焦って様に見える。

全員のトイレ休憩をまって、朝食と補給食の準備の為にすぐ隣にあるファミリーマートへ向かう。
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店長「今日は初めてのコースなので必ず補給食は準備してくださいね。15分間の休憩時間をとるので
朝飯食ってない人もゆっくり食べてください」

メンバー「あ~い」


店長「そろそろ出発しますね~。ここから磐梯熱海までは、ほぼ下りとなります。路面状況が判らないのでゆっくり行きましょう。交通量が多い場合は各班の班長判断で前グループと車間距離をとってください。」


岳温泉からは緩い勾配ながら約15kmくらい下りとなる。
左右は視界が開けた田んぼが広がってて、初夏の緑が映えわたっている。この日は一日曇り予報となってるが、所々に青空が見えてるのでサイクリングには丁度良い天気だ。
ちょっと日陰を走行すると空気がヒンヤリしてるので熱中症の危険も無いだろう。
念の為に持って来た冷却剤の出番は無いかな。
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交通量が少ない道として、スピードは乗らないが車がほとんど通らないであろう田んぼ道でコースを作成していたので、ナビ無しでは絶対に迷ったであろうルートもガーミンのナビに従い、危なげなく磐梯熱海まで到着。

店長「ここから登りが始まりますよ。13km登るけど、2か所休憩とるので安心ですね」

菅野さん「いよいよ登りか~。がんばりましょ~」

店長「最初の休憩は石筵ワイワイ牧場です。自分のペースで良いので頑張りましょ!」

安達太良山の麓をぐるっと回っているので天気が変わるのか、登りだす頃には、青空が広がりだして強い日差しが照らしだしてくる。
これから山道を登りだすから木々で遮られてるだろうし、暑さは回避できるだろう。

店長「そういえば牧場近くに養蜂園もあるんですけど、ハチミツ買いたい人いますか?」

高橋さん「店長に任せるよ」

店長「了解です。またトイレに行きたくなってきたので状況みて判断しますね」

トイレ休憩できる場所を探しつつ登り続けるが店などもなく結局牧場までの約7kmを登り切る。

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入場チケット売り場でもアイスキャンディを購入することができた。


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相変わらず青空が広がっており若干気温も高くなってきたように感じる。

店長「次の休憩場所は、つづら折りを抜けた先に清水が流れてる場所があるので、そこで休憩にします。じゃ行きますよ。」

メンバー「お~!」

牧場を出て登り出してすぐに、つづら折りが始まりだす。
勾配計では8%とでており見えてくる景色が蔵王に酷似しているので、ついついスイッチが入りだす。
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八幡清水という場所で水の勢いが凄い。
一口飲むと、凛とした冷たさが染み渡る。ボトルにも詰めておこう。


八幡清水で休憩してると4人程がポリタンクを持って水を汲みに来ている。きっと有名な清水なのだろう。
朝スタートしてからやっと我々以外の人とすれ違った。
もし水を汲みに来た人がコロナ保菌者だったとしても、このマイナスイオンの中ではコロナも生きていられないだろうからセーフだ。

ここまで来ると、中ノ沢温泉までの登坂区間は残り2kmくらいだろうか。
登坂が苦手というメンバー達も、八幡清水の力なのか疲れが取れて生気が漲ってる顔をしている。

店長「まだ半分も来てないですよ!張り切っていきましょ~」

メンバー「お~~~~~~!」


つづく。

皆が初めてという道の為、全てが新鮮で目に映るもの全てが愛おしく見えてくる。
ありがとう安達太良山。ありがとうB案。
と思っていたのに絶叫する事態が待っていたとは。
次回 中編 迫りくる叫び をお楽しみに。

欲望が渦巻く街 相馬
場末の自転車屋に今日も仲間たちが集まってきた。


合宿予定日の2週間前
店長「ええ、申し訳ございません。そういう事情で。ええ。全員キャンセルさせてください。」
何度も何度もお詫びしながら宿泊予定の宿にキャンセルを伝える。


本来なら7月23日‐24日で合宿イベントを計画していたのだが、3年目となる新型コロナが、ここにきて再度猛威を振るい始めていた。
相馬市が福島県内トップクラスの40名弱の感染者を出してるし、行く予定だったメンバー達も、それぞれのそれぞれな理由で参加できない状況になってきたし。
でも日本政府は行動制限を設けないと言ってるんだから、合宿に行けるメンバーだけで決行するという選択肢も残っているが、どうするのが正解なのか・・・


店長「今回も、たすけてぃ~~。ワラえも~~~ん」




2022’夏だ一番!ワラガイ祭り~序章~


丸二日悩んだ結果、合宿を中止にしてロングライドイベントに切り替える事にした。
合宿を楽しみにしてた人に、合宿以上の満足を与えるイベントとなると相当ハードルは高くなる。
・旅気分を味わえる。
・人込みが少なくい場所。
・交通量が少ないコース。
・途中、美味しい物が食べる場所がある。

愛とグーグルマップだけが友達の僕なら、この条件を満たす場所を見つけられるはず。
仕事後に焼酎の水割りを飲みながらグーグルマップと睨めっこすること数日。

店長「よしっ、これだ!このコースしかない」

岳温泉を拠点として、安達太良山を一周しよう。
ワラガイメールシステム起動・・・
【オセワニナリマス。ワラガイです。ロングライドのお知らせです・・・・】

よし、これで。準備万端だ!B案が完成だ
と思っていると。

飯土井さん「店長、115号線から吾妻スカイラインに抜ける道が通行止めになってるよ」
店長「なにぃ~~。そんな馬鹿な!あっ、本当だ」

ちょとちょっと、工事事務所に確認してみます。

店長「本当に全面通行止めでした。この案は駄目か・・んじゃ浄土平に登るか・・でも、何度も登ってるしな・・むむむ、しょうがないか・・」
ワラガイメールシステム起動っと・・・
【オセワニナリマス。ロングライドイベントのコース通行止めの為、作戦変更C案で吾妻スカイライン一周にしましょう】


そんな中、週末サイクリングの休憩中に、
メンバー「安達太良一周は楽しそうだったけど残念だったね。でも7月29日までの工事期間ならもしかして早まって終わってる可能性ってあるんじゃない?」

店長「ん~どうでしょ、観光シーズンだから頑張って早めたりするんですかね」

メンバー「最悪は戻ればいいんだし」

店長「そうですよね!それじゃ、元のB案に戻しちゃうぜ~」

ワラガイメールシステム起動っと・・・
【オセワニナリマス。ロングライドイベントですがやっぱりB案の安達太良山一周にします】

そして迎えた当日。
参加者は店長、鎌田、若松、菅野、杉岡、花澤、高橋、中川、木村、岩崎、渡部、小野
の12名


B案スケジュール
05:00 スポーツアリーナ相馬出発
06:30 岳温泉ニコニコ広場駐車場到着(準備)
07:00 ファミリーマート(朝食15分)
07:15 出発
08:15 磐梯熱海駅付近
09:00 石筵ふれあい牧場到着(アイスキャンディ休憩30分)
09:30 出発
10:30 宝来堂製菓(和菓子休憩15分)
10:45 出発
11:00 まんさく農園食堂(昼食30分 軽食)
11:30 出発
12:30 頂上
13:30 あだたら高原アイスクリームガーデン(15分)
14:00 駐車場ゴール(この後に成駒にて昼食)
~一旦、温泉準備。疲れた人は車で移動~
14:40 奥岳の湯へ出発(約5.4km 7.7%)
15:10 温泉
16:00 下山
16:30 解散

完璧だ!完璧すぎる。
それほど大変なコースで無いもののゴール後に物足りない人はヒルクライムをぶっこむことが出来る。


さぁ行くぞ!岳温泉


つづく。

新型コロナに翻弄されつづける日々に抗うワラガイ御一行様。
二転三転した代替案は本当に上手くいくのだろうか?
サイクリング14年目の店長の手腕が試されるとき。
次回 前編 マイナスイオンをお楽しみに。

今年は全ての力を第2回相馬復興サイクリングに使ったからなのか6月以降は雨が降り続けており7月上旬の合宿延期、2週間後の代替日は雨で中止。7月下旬~8月9日までは灼熱の日々。
梅雨明け宣言してる8月11日なら大丈夫だろうと思っていたが台風8号、9号、10号が発生とか。トリプルタイフーンとか勘弁してほしい。
こんなの4次元ポケット持ってたって厳しいじゃね~かよ!

店長「たすけてぇぇ~い、ワラえも~~~ん」



2019’夏だ一番!ワラガイ祭り~迷走と加齢臭~


と、心配してたものの台風10号は去年の台風24号と同じように足踏み状態だったりした為か、天気予報GPV、他YAHOOや日本気象協会の天気予報でも曇りとなってるではないか!

よし、よし!よ~~し!行ける。数か月ぶりのワラガイ祭りだ!!
(夕方確認した時GPVの予報では明日14時頃から雨雲がかかるのが気になったが僕たちは12時前には解散だから問題ないだろうと気にしないことに)

前日20時30分
店長「・・・ふぅ~、食欲無い。寝る」

娘たち「どうしたの?具合悪いの?」

嫁様「久しぶりのサイクリングイベントで緊張してるだけだから大丈夫だよ、ぷぷぷ」


ちくしょ~、久しぶりすぎて上手く統率できるか心配なんだもん。天気も大丈夫だと思うけど。。
日本酒を飲んで早々に寝床につく。

早朝4時00分
・・ポツッン、ポツン

不穏な音と共に目が覚める!
店長「やっべ!これ雨降ってるかも」

半分寝ぼけたままで外に出てみると、ちょっと濃いめの霧。
じゃっかん霧雨っぽい濃霧。

パソコンで天気予報を確認しようとすると、

飯土井さん「おはよ~ございます。若干霧雨っぽいけどどうする?」


店長「天気予報を見ても雨雲かかってないし昼間に晴れ間がでる予報になってるし、今だけでしょうから開催決定です。ただ参加者は少なくなるかも。」

としていると、なんだかんだと続々と集合してくる。

今回の参加者
伊藤、飯土井、吉田、山下、石橋、佐藤、濱名、秋山、森、荒武
+店長

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初参加の森さんも行けるところまでついてくることに。


飯舘村大倉キャンプ場での朝食用にローソンでオニギリなどを購入して相馬港方面へ。
第2回の逆ルートにした場合のリスクはどんなものかを試すべく大須松川線から磯部経由の鹿島へ。
松川大橋を越えると朝焼けの気持ちいい天気が広がっている。
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ちょこちょこ朝練をしていたけど10人近くの集団走行だとテンションが上がってくる。

サテライト鹿島の南側道路を通過するくらいになると、濃霧が強くなってヘルメットからつたう雨が口を濡らしてくる。3日前の灼熱の天気の中であれば気持ちいいのだろうが、何故かこの日は30度を下回る。

上栃窪のカルバートで作戦会議

店長「なんか雨っぽい濃霧ですね~」

荒武さん「いやいや店長、これは雨っていうんだよ~」

山下さん「これは飯舘村方面は行っちゃ駄目なんじゃね?」

店長「う~ん山側は真っ黒になってきましたね。戻るしかないですね」

山下さん「とりあえず相馬の道の駅で作戦会議をしましょう」

昨年の北海道を思い出すような雨(いよいよ本気降り)の中、道の駅に到着。
真野ダムで食べるはずだったオニギリを「ちくしょ~」と叫びつつ食べ始める。
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朝ごはん休憩を終えると、雨が降ってない。
こ、これはいけるのか?

このまま戻るのは寂しいので堀坂橋経由でIHI前を通って帰ることに。

店長「なんか雨やんだからもうちょっとだけ行ってみますか?鹿狼山入り口近くを経由して新地役場に行くんです。今回はセブンで休憩しましょう」

荒武さん「お~!」

新地町セブンイレブンに到着すると地面が濡れてないではないか!!
しかも空は曇りのままであるが若干明るい。海側はうっすらと青空が見えている。

店長「ちくしょー、今日の正解コースは閖上朝市だった」

伊藤さん「そうだね~、海沿いだったら雨降られなかったかも」

コーヒーやコーラを飲みながら、あーだこーだ言ってると、このまま帰宅するのが更に勿体なく感じてくる。

店長「今時点で50km強走ってマスネ。でも時間は8時30分・・・閖上いきますか?」

秋山さん「へっ?今から?」

荒武さん「ちょっと無謀じゃね?俺たちリハビリ組だよ」

店長「そうっすよね・・・あっ、それじゃ山元町のベリーベリーラボ!パフェ食いに行きましょう」

山下さん「そんなに遠くないし時間的にアップルライン側で遠回りしていけば開店時間ちょうどかも」


こうして、
紆余曲折しながらも2019’夏だ一番!ワラガイ祭りが始まったのだ!

アップルラインでは夜連をしている飯土井氏の剛脚アタックが火を噴く。
後方からは「お~、すげ~、飯土井さんステロイドでも打ってきたの?」とか賛辞の言葉が飛び交う。

そして僕たちは本当の目的地へ到着したのだ。
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※森さん、石橋さん、吉田さんは途中離脱。

開店の5分前に到着。
汗臭いオジサン達であるが、まだお客さんはいないので誰にも迷惑が掛からない。
こんなオシャンティな所に滅多に来ることないと興奮気味のオジサンたち。
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佐藤さん、飯土井さんは丸ごと苺氷、秋山さんは苺バーガー(攻めますね!)、残りのオジサンは苺ツリーパフェ。
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もう、パフェを発音するだけで、こそばゆい。

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定員のお姉さんから夏の時期の苺は酸っぱさが出てます。初恋の味とのこと。

伊藤さん「初恋を思い出す~」

山下さん「あ~この感じ、初恋だよね」


加齢臭漂うオジサン達が初恋話で盛り上がりだす。

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帰りは平坦メインの海沿いを楽しんでゴールとなりました。


ワラガーデンは晴天じゃないので中止。
蔵王HCの前日に合わせて実施することとなりました。レース前なのにどんだけ酒飲む気なのか

まずは大きくルート変更とはなりましたが、事故なく怪我無くゴールとなりやっと今年も仲間たちとのワラガイ祭りを楽しむことができました。

これがきっかけで、天気運が回復するといいのですが。
近いうちに天照大御神へ再度ご挨拶にいってこよ~っと!

次は来月、坊平ヒルクライム!
坂道メインの大会でどんな運営するのかも勉強しつつ楽しんできましょうね~!!


そうそう第2回相馬復興サイクリングのブログは書かないのか?と問い合わせいただきました。
面白おかしく記載しようとする癖があるので、600名の参加者にたいしてフザケタ表現をしてしまうことで迷惑や不快な気分になる人がいるかもしれない為、編集動画をアップするだけの淡々としたもので終了といたします。



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