サイクルショップ ワラガイ

~福島県の片隅の小さな自転車屋~

カテゴリ:大型イベント > 夏だ一番!ワラガイ祭り



===ここから後編です=====
==前編は読みおわりましたか?===



2023’梅雨だ一番!ワラガイ祭り ~後編~


09時30分
かつらの湯の看板を辿りながら進んでいくと、駐車場が見えて来た。
奥の方には 遊歩道の看板も見えてくる。
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遊歩道は狭くなっているので自転車を押して歩いて行くと見事な赤いつり橋が見えて来た。
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木々が生い茂っており、川が流れている事もあり非常に涼しい。
今日が真夏日になるなんて忘れてしまうくらい過ごしやすい。

赤い橋から10mも進むと受付が見えて来た。
受付のお姉さんは非常に愛想よく対応してくれて、かつらの湯のシステムを教えてくれる。
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若松オヤビン「温泉の温度が46度くらいあるって」

店長「えええぇぇ~!鯖湖湯より熱いってやばいですね。無理かな」

受付のお姉さんと話をしていると46度近くの熱いものらしいが、水を入れてぬるくしても良いとのこと。

こういうものは穢れなき眼で、体験するに限る。

入場料200円を支払い、温泉の入り口に行くと岩をくりぬいた穴の前に大きな暖簾で目隠ししてるだけのシンプルな入り口になっている。

暖簾をくぐってみるとすぐに着替え場とお風呂場が一緒になっている。
広い洞窟の中に着替えを置く為の棚を設置しましたよという感じのシンプルなもの。

既に2名の御客さんが風呂に入っているので挨拶をしながら入り口の階段を下りて着替える。

廻りを見渡すと、今降りて来た階段の陰にシャワーが1個備わっていた。その横にはホースが接続されてる蛇口もある。
体の汚れを落とすためにシャワーへ移動するにも地面の岩が既に熱い。

岩崎さん「あつっ、あつっ、床が熱いですよ、ここ」

温泉の熱の凄さを感じる。

体を流したら風呂に入ろうとするも、熱すぎる。

店長「あち~~~。駄目だ。これは駄目だ。うめていいですか?」

先客のおじいさんも数十秒風呂に入っては数分床の上で休むを繰り返してるから熱いのは熱いのだろう。
鯖湖湯の時もそうだったけど、常連の人は「うめるなっ」って言う人が多いから顔色をうかがうも、快く「うめていいよ」と言ってくれた。

岩崎さんとさっきの蛇口に向かいホースを引っ張ってくる。

自分の周りに水をガンガン入れながら入っていると少しづつ温度に慣れて来た。
若松オヤビンも杉目さん、杉岡さんもこれなら大丈夫かもと肩までつかって入浴でした。

いつもなら20分くらい のんびりと入浴するのだがここは無理。
5分くらいで退散となりました。
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それでも着替えて外に出ると気持ちいい!
外気が気持ちいい。
サウナじゃないけど、脳ミソが整ってしまう。

受付横の自販機にあるピルクルを飲んだら完了!

店長「よ~し、お待たせしました。ちょっとだけ赤い橋を堪能したら出発しましょう。ちょっと渡ってきてください」

杉目さんが筆頭に5名が渡っていく。
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渡った先には何故かバス停があったとのことで、オジサン達が「怖~い」と帰ってきた。


店長「次は今日の昼飯となるキッチン煙で水餃子です。いきましょ~!」


113号線に出て500mも走るとバイク屋さんが見えて来た。
店前には水餃子の幟旗がはためいてる。

店長「お~、ここだ。ここ。止まりま~す」

10時20分
ちょっと早かったけど店の前で待たせてもらおうと、辛かった峠話をしていると
女将さんが顔を出して早いけど注文受けてくれるとの事。
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水餃子、スープ餃子、餃子弁当に、新商品の焼き餃子、ルーローハンなど盛り沢山だ。
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到着までは、水餃子とスープ餃子を1人前づつと思っていたが、予想以上にお腹が空いてきたので
餃子弁当とスープ餃子(セロリ味)に決定。

杉目さんは水餃子を食べ終えて、メロンアイスも食べ始めている。
そういえば杉目さんがロングライドでアイスを食べない姿は見たことないな~
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餃子弁当は水餃子が6個、ルーローハンと弁当だけでお腹いっぱいになったしまったが、
帰りも峠が待ってるので熱中症にならないようエネルギーを多めにチャージしておかないといけないのでスープ餃子も流し込む。
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非常に美味しいのだが、10個は多い。でも美味しいから入っていく。

むぅ、これだけ食べてしまって逆に峠を登れるのだろうか・・・・
もう不安でしかない。

ここで久しぶりに参加した、伏見さんとネリオさん、若松オヤビンは大事をとってトンネル区間で短縮ルートにすることにした。

店長「無理すると危険だから良い判断だと思います。ただトンネルは危険なので固まって走らないというのと交通量が多そうなら路肩に登って歩いてくださいね」

ネリオさん「了解です。じゃ、先にあたご茶屋に行って待ってますね」

11時40分
店長「じゃ、お互い無事で会いましょう!峠組もしゅっぱ~つ」

後では杉岡さんが「また登りかよ~」とか、高橋さんがずっと「トンネル組になれば良かったかな。判断謝ったかな」と言っている。

でも、僕も同じ気持ちです。
言い出しっぺじゃなければ、僕もトンネルルートで峠区間を回避したいもん。

気温もどんどん上昇してきた。
朝来たときは木陰も多く、蔵王からの吹きおろしの風も冷たくて気持ちよかったが、太陽が真上に来てるせいか木陰は少なく無風状態で空気が暑くて重く感じる。

高橋さん「店長、先に行っていいんですからね。マイペースで行きますから」

店長「大丈夫です。いっしょに行きましょう。」

こういう場合に最後尾が一人は不味い。
もし何かあった場合に坂を下って見に行くことは嫌だし。
本当に何かあった場合にそんな悠長な時間は無い。
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もし倒れたらすぐに日陰に投げ込もう。
幸いに近くに川の音がするから川に投げ落とそう。

先頭組も各峠の頂上の木陰毎に待っててくれてるので安心だ。
出発前に準備したアイスノンの出番かとみんなに使うよう指示をだすも使えたのは僕の分だけ。
それ以外は使用期限が過ぎたのか、暴発してたのか、全く冷たくならない。

杉岡さん「てんちょ~~う、これ冷たくならないよ~」

店長「もっと叩いて。もっと、もっとぶってください」

杉岡さんと高橋さんが一生懸命アイスノンを叩いてるけど、やはり駄目なのようだ。

皆様ごめんなさい。今朝渡したのはただのゴミだったようです。ただの重りを持って走ってもらってたようです。
でもヒルクライム前のトレーニングとしては100点ではないだろうか。

朝通った道だから何回登りと下りを繰り返すかはわかっていたけど、余りの辛さで涙が出てきそうになる。
ワラガイロングライド過去一番の辛さじゃないだろうか。

それでもゆっくりと峠を攻略して、皆が待つあたご茶屋に到着した。

店長「ついた~。おやび~ん、伏見さ~ん、ネリオさ~ん、辛かったよ~本当に辛かったよ~」

話を聞くとトンネル組はほぼ下り坂で、追い越された車も1台きりで快適だったとのこと。

伏見さん「15分くらいで着きましたよ。ははは」

僕達は50分近く苦しんでたのに。

あたご茶屋では、東北一美味しいオハギが待っている。
でも僕のお腹はスープ餃子と熱中症が怖くて飲みまくったスポーツドリンクで溢れかえっている。
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杉岡さん「あんこと、アイスコーヒー」

岩崎さん「あんこと、アイスコーヒー、ソフトクリーム」

店長「うう、俺は食えないな。アイスコーヒーだけで」

高橋さん「あんこと、きなこと、ゴマとアイスコーヒーで」

なんてこった。同じだけの餃子を食べたのに、高橋さんは化け物か。

13時00分
店長「おはぎも食べたし、帰りましょう!どんどん暑くなってきてるからコンビニ休憩多めで行きます。とりあえず朝のファミリーマートに立ち寄りです」

ここからは画像を撮る余裕がなくなっていた。
コンビニ休憩ごとに、ロックアイスを購入して手ぬぐいにいれて首にあて、靴下とアームカバーの中にも氷をいれて体を冷却する。

絶対に熱中症で搬送させるような事にはしない。皆を家族の元に帰すんだ。

店長「こうなったらワラガイ最終奥義です。チンチン氷いきますよ。ふぅぅ~」

高橋さん、若松さん、岩崎さん、杉岡さんのジャージを広げてもらい、氷を2つ投入していく。

岩崎さん「ふぅ~、癖になったらどうしよう~」

でも、確実に体が冷えて来たのを感じる。

2リットルの水を買って来た杉岡さんにわけてもらい頭からかけて更に体温を下げる。

店長「よ~し出発しましょう」


走り出すと、ジャージやアームカバーの水が気化し始めて体が冷えてくる。自転車なので風もうけるので水冷と空冷のダブルだから強力だ。

後では岩崎さん達が氷が冷たすぎてチンチン痛いチンチン痛いと言ってるが、熱中症になるよりは良いだろう。

杉目さんと伏見さんは、あまりの暑さでチンチンが見えないくらい小さくなったから氷いらないと拒否していたが、
体温を下げるには最良の方法だと思うので、いつか実践してほしい。
ガンダムF91のフェイスオープンを超えるにはパンツオープンしかないだろうから。

丸森のセブンイレブンでもロックアイスを購入して再度チンチン氷を実施。
丸森まで帰ってくればゴール目前ではあるが、終わりが近くなると集中力も切れがちになるので意識して体を冷やす。


福田峠の一杯清水でクールダウンしましょう~としたものの、先客が大量のペットボトルをもって水くみしてたので水浴びは無しで解散式を実施。

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予定よりも30分遅れたが無事にゴールとなりました。

18時30分
いよいよ佐渡ライドの動画試写会と、本日の反省会。
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狭い我が家に15名入ったもんだから身動きが取れない。
けども皆が持ち込んでくれた差し入れが凄くて会費1000円が大宴会となりました。
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約1時間の佐渡ライド動画を3回繰り返し流しつつ好評の中、22時までの3時間30分の宴となりました。


次のイベントは、吾妻スカイラインHCです。
今回の修行ライドが役に立つはずなので楽しみですね!
今年もとうとう折り返しの季節となりました。走り納めの11月まで毎月イベントとして全力でサイクリングで遊びつくしましょう^^

7月2日に吾妻スカイラインHCが迫っている。
初参加となるのでどんなものなのかイメージがわかないけど、
まずは自分の体を鍛え直さないと、佐渡で食べ過ぎた我儘ボデーがやばすぎる。

ということで、
梅雨の中休みで晴れてくれることを祈りながら6月18日(日)ロングライドやるよ~と連絡。
まぁ、どうせ梅雨時期だし雨降って中止になるんだろうなぁ~と思っていると。

1週間天気予報から晴れマーク。
例年通りなら毎日予報がコロコロと変わって一喜一憂してるのだが、今年は変わらない。
何故か私も絶対に雨降らないだろう予感もしていた。
でも何かが引っかかる。
なんだろうこの胸騒ぎは。

イベント4日前
テレビの週間予報などで週末は真夏日になるでしょうと言ってるではないか!!

何故なのか、
何故ワラガイイベントは暑いか寒いかなのか、


店長「今月もたすけてぃ~~、ワラえも~~~ん」


2023’梅雨だ一番!ワラガイ祭り~前編~

イベント前日となる土曜日の夕方のニュースでは
日本全国的に真夏日になったらしく熱中症で搬送された人も多くいたらしい。

・・・まずい。

しかも、イベント当日となる明日はさらに1~2℃気温が高くなるというではないか!

まずい、まずい!

僕達が目指す白石市は32℃予報。
体が暑さに慣れて来た時期なら良いが直前まで大雨降ったり気温が低かったのに突然32℃は本当にまずい

むむむ、どうしよ。中止にした方が良いか?
とはいえ所詮32℃。熱中症対策を各自完璧に行ってれば大丈夫だよな。みんな大人だもんな。。


今回の目的地は宮城県白石市の小原温泉。
ここに辿り着くには福島の国見から七ヶ宿ダム経由で向かうか、白石から113号線を通って大小4か所のトンネルを経由しかないと思っていたが、
グーグルマップをよくよく見てみるとウネウネとした細い道が記載されている。しかもグーグルのストリートビューでも閲覧出来て舗装路であることも
確認できた。
梅雨時期だし、目的地に温泉は丁度良いだろう。
と設定したが、今回の32℃での温泉は想定外。
でもWEBで調べると夏場の温泉も交感神経が刺激されて長湯しなければ熱中症対策としても良いんだよと書いてあったから
なんとかなるべ。

鎌先温泉まで過去行ったことはあるが、その手前からはいるウネウネ道の約20kmが激坂区間。
グーグルマップとガーミンマップの勾配を見比べながら確認するが120kmで獲得標高2000m・・・ちょっと大変かもしれない。
真夏日といってる32℃の気温と合わせると、やはりビビッてしまう。


不安がいっぱいになってきたので、いつもと異なる対策を行う事にする。
①出発時間を30分早い 5時00分出発として暑さ対策とする。
②激坂区間に到着するまでに疲れる事が無いよう緩い峠である113号線の大沢峠を使って疲労度0を維持する。

くくくっ、完璧だ。


衝撃を与えると一気に冷えてくれるアイスノンみたいなのも6個近くもったし、
塩分チャージのタブレットはそれぞれ3個は持たせよう。

しかも気温が高くなるであろう時間帯は、大きな病院も近くにあるし最悪熱中症になったらすぐに搬入できるだろう。

世の中どんな事でも段取りが重要だもんね。


04時40分
5~6年ぶりに復活した伏見さんが一番乗りで参上。少しづつメンバーが集まりだす。
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05時00分
店長「ということで、さっきの通りで行きましょう!しゅっぱ~~つ」

6号線バイパスを1kmくらい走行してすぐに115号線となるが6号線バイパスは車幅は広いので車道走行でも怖くはないのだが念には念を入れて絶対安心な歩道路で移動する。
交通量の多さとスピード超過な車が多いのが怖いもんね。


伏見さん「この時間帯は気持ちいいですね。出発時間早くて正解じゃないですか」

店長「ですよね~。この後の気温上昇が怖いですけど涼しいうちに進めるだけ進んでおきましょ」
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まだ6時前だというのに太陽から降り注いでくる朝日が背中を照らしてくる。


06時00分
予定通り丸森のセブンイレブンに到着

店長「ここで朝食休憩にします。次は白石蔵王駅までは休憩内からしっかり朝飯食ってくださいね」

コンビニ休憩ごとに体を冷やす努力をしよう。
アイスコーヒーと、岩下の新生姜イナリ、和風ツナマヨオニギリをチョイス。
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まだ暑くはないのだがすでに日陰に逃げるメンバー達。

暑くなってくると集中力が低下するだろうからカフェインも取っておこう。
アイスコーヒーの氷は半分はボトルへ、残り半分は胃袋に流し込む。

ネリオさん「なんか風強くなってきてね?」

店長「そうなんですよね。向かい風になってきてますよね?天気予報では風速2mくらいだったはずなんだけどな」

日本気象協会で調べて見ると、
丸森では3m、これから行く白石市では7mとなっている。

店長「ここら辺はいいんですけど、白石がヤバい事になるようです。ただ、白石の街中を少し通ると山道に入るし、小原温泉も山の中だから風の影響ないかも」


丸森の街中に入るまでは周りが田んぼなので、吹きさらしの風が強よかったが
白石蔵王駅までの道も山道を走るので風の影響もなく進むことができる。


07時30分
ほぼ予定通りに白石蔵王駅前のファミリーマートに到着。

店長「これからラスボス級の峠の道が待ってます。ここから本気出す事になるのでシッカリ休憩してください。」
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僕も、もう一杯アイスコーヒーだ。
杉目さんもウィダーインゼリーを補給している。走れる人程、こういう休憩を大事にしている。


公立刈田病院を抜けたあたりで一陣の風が吹き抜けた。

遠くから「うぉ~」という声が響き渡る。

杉岡さんが風にあおられてポールと縁石に突っ込んでしまったとのこと。
タイヤはギリギリ持ってくれたが、チューブは立派なスネークバイト状態。

数年前に鎌先温泉にいった時も、風が強かった気がする。
目の前に蔵王という巨大で偉大な山が聳え立ってるので、吹きおろしの風が強いのだろうか。
風自体も冷たく感じる。

店長「もうちょっとすると今日一番の峠道だから木々に阻まれて風は吹いてないと思います。」

杉岡さん「横風こえ~よ~。佐渡の時からついてね~な~。お祓いしてこよ~」

程なくして畑も民家も消えて、車が一台通れるくらいの舗装路(でも路面は傷んでた)の山道となってきた。
登り出し辺りからすでに6%は超えている勾配だろうか。
登っても登っても、登り坂が終わらない。
初めての道はこれがあるから怖い。肉体的というよりも精神攻撃が辛いのだ。
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登るだけ登っては、長い下りが待っている。
そしてまた長い上り坂が始まる。

伏見さん「店長、私、トントン舎に行くつもりで来たんですけど。水餃子って、トントン舎の新メニューかと思ってたんですけど。全然違かったんですね」

登りと下りを3回程繰り返したところでやっと小原温泉が見えて来た。
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いよいよ小原温泉のかつらの湯に向かう細い左折道という辺りで、僕を追い越して先を走ってた3名がそのまま直進していった。
長い下りだから気持ちいいのはわかるんだけどね。
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呼び戻しに行ってもらい無事に合流して300mも走るといよいよ【かつらの湯】が見えて来た。
こんなに綺麗な場所があったなんて。
知らないだけで素敵な場所というのは身近に存在するんだなと心から思った。


つづく

全員が初めての道の場合、僕よりも10mは後方を走行位置しておかないと道間違いやルート変更などに対応できなくなるので注意ください。



ヒルクライムランキング

親父と甥っ子と自転車旅を実行。
甥っ子が小学校6年生、親父が72年生というメンバーで選んだコースが鳥の海!
相馬からだと田んぼ道を選びつつルートを作れば、ほぼ平坦でありながらも交通量もほぼ無い。

ただ、片道39km(往復78km)という距離に耐えられるのかが不安でしたが、
途中で足攣って動けなくなったら、それはそれで最高の夏の思い出になるだろうとプラン作成。

07:05
まずは朝飯を6号バイパスのセブンイレブンで、オニギリ。

08:00
次は坂元駅前のローソンで小休憩。
あんまり食べ過ぎると動けなくなるので、豆っ子ロールを3等分。
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どのくらいついてこれるか把握する為に、時速20km走行しても大丈夫そうなので、
とりあえず時速21kmで走り続けれて鳥の海に到着。
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09:30
鳥の海ふれあい市場で、生のアセロラが販売されてたので疲労回復を期待してチョイス。
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10:00
その後は鳥の海温泉で更に疲労回復。
ヌルッとした泉質が効きそうな気がしてきた。
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11:00
亘理役場近くの よし田屋という蕎麦屋で昼食。
これがまた素晴らしく美味しい蕎麦!甥っ子は300gの大盛をペロリ。
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曇り空が怪しいのでスマホで雨雲レーダーを見ると西側から赤色の雨雲が50分後にこの地域を通過するっぽい。72歳のおじいちゃんと小学6年生には受け止めきれない状況になりそうなので、静かにスマホをしまって何事もないふりをして、ちょっとだけ急ぎ目に昼食を食べ終える。

一般道を走行するので焦らせてはいけないけど、急がないといけない。幸いサイコンは僕しか装着してないので騙しだまし次の目的地ベリーベリーラボを目指そう!
時折、数滴の雨粒がヘルメットに落ちてくる。
向かい風もあり、甥っ子の平均速度が時速16~17kmまで落ちてきている。
私の思っている以上に疲労が溜まってきているのか・・・
こんな時は、今まで幾度となくワラガイメンバーを救って来た魔法の言葉をかけてあげるしかない

店長「もうちょっとで、次の目的地だよ~。あと少しだから頑張れ!」

蕎麦屋からベリーベリーラボまでは約8km。
半分は過ぎただろうから残り4kmか、、さっき見た雨雲から出来るだけ遠くに移動してベリーベリーラボで雨宿りしておかなくては!

最近のワラガイメンバーのオジサン達は、「もうすぐって、どうせ まだまだなんでしょ」スレた考えを持つようになっているのに、さすがに純粋な小学6年生は素直に、魔法の言葉を信じてついてくる。

なんとかベリーベリーラボに到着して、自転車に鍵をかけていると若干大粒の雨が降り出して来た。
ギリギリセーフ!

ちょっとスピード上げてきてたので甥っ子も親父も疲れが見え始めている。
足に液体サロンパスを塗ってあげて、ゆっくり休憩を取る事に。
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苺シャーベットと苺ジュース。

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アイスコーヒーとミニパフェ

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私はホットコーヒーとミニパフェ

1時間近くゆっくりと休憩していると雨雲は通過したみたいで曇り空が若干明るくなってきている。

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磯浜で休憩をとり雨に降られる事なく無事にゴールとなりました。
自分の体力をちょっと超えた冒険は記憶に残る最高の体験になったと思います。
皆さんも、小さい子とサイクリングの度に出かける際は、体力と危険予知動作の範囲を見極めて
楽しい一日となるよう通常の倍は集中してお出かけください
 







===ここから後編です=====
==中編は読みおわりましたか?===


2022’夏だ一番!ワラガイ祭り ~後編~



メンバー「もう工事終わってたりしてないんですか?押して歩いていきますんで」

警備員「駄目です。まだ工事してて今月末までは絶対に無理です。」

ゲート前で仁王立ちされている。

チーーーン。頭の片隅に残ってた不安が爆発した。
後ろを振りかえると視線を地面に落としてるメンバー達が泣きそうな顔になっている。
何人かは、ここに来るまでに「脚が攣った」とか「そろそろ無理そう」とか言ってた。
僕は何度も「そろそろ頂上だから後は下るだけですよ」とも言ってたなぁ~
と走馬灯が駆け巡っている。

店長「あの~皆さん。元来た道を戻るしか無いです。迂回路ないです。」

メンバー「え~~~!!」

鳴き声のような絶叫が辺りに響き渡る。
木村さんはスマホで迂回路を探し始めているが、無理無理。
事前に調査済みだもん。
中川さんも腰痛が出てきた様で帰路を心配している。
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しかも、まんさく農園食堂で昼食してからずっと日差しが強くて気温も高くなってきている。
万事休すか!

最悪はどこかで待機しててもらって、車で迎えに行くという手もあるが
3~4時間は待機してもらう事になる。。。。
こうなったら気持ちで何とかしてもらうしかない。

吉川晃司も【それがどうした お前の気持ちだろ】と歌っているし、心ひとつで何とかなるよと言ってるのだと思う。

店長「よ~~~しっ。戻りましょう!今まで登りが多かったということは逆になるから下りが多くなるだけですよ」

問題は交通量の多かった115号線を12台で下山。
車からしたら絶対に良い気持ちにはならないので、一人ずつ車3台分の間隔を空けて下山してもらう。

店長「さっきの宝来堂製菓で待ち合わせしましょう。」

さっきまでの登坂とはうって変わって、下りはあっという間。
全員無事に合流したら自動販売機でドリンクを補給する。

ここから戻る母成峠には自動販売機は無かったし、結構な急勾配を降りてきたから今度はそれを登ると考えると
数名のメンバー達が耐えられるか不安がよぎる。

でも、吉川晃司が言ってたから大丈夫だ。

店長「よしっ、ここの登りだけ頑張ればあとは磐梯熱海までずっと下り坂だから頑張りましょう!。」

登り出すと最初から勾配が7%となっている。
盆踊り会場を横目に「さとし君(仮名)、ほどほどにな」と声をかけて登り続けると
いつしか勾配が13%、14・・15・・・16%と上がっていく。

いやいや、本格的にヤバいかな・・・
でも吉川晃司が・・・


なんとか登り切って最後尾を待つ。
空は晴天で日差しは強いまま。気温も高い。
日陰に入ればなんとかなりそうだが、すでに何名かはヤバそうな雰囲気を出している。

店長「ここで梅丹サイクルチャージの出番です。今のうちに補給しておいてください」

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全員が無事に登坂完了。
店長「ここからは完全に下山ですけど、疲れた時の下山程危険なものはないので集中しておりましょう。私が最後尾につきます。とりあえず八幡清水で一度休憩とりましょう。」

メンバー「お~!」

八幡清水に到着すると木々に覆われているので、日差しも遮られており
清水が流れていることもあって周りの空気がかなり冷たい。

メンバー「あ~~。つかれた~」

ヘルメットを脱いで頭に水を掛けたり、ボトルに水を汲んで体にかけてたり
浴びるように水を飲みだす人までいる。

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店長「ここでもうちょっと休んだら、次は牧場によってソフトクリーム休憩でもしましょう」

高橋さん「お~ソフトクリームいいですね~」

店長「また私が最後尾を走るので、気をつけて下山してください。よしっ、行きましょう」

メンバー「お~!」

基本的に臆病な私は下山が苦手なので最後尾を走ってると、皆に置いてかれてしまう。
視界には誰もいなくなってしまったが、すぐに牧場だしのんびり下っていると牧場近くの退避スペースに数名が待っていてくれた。

店長「お~い。おまたせ~。牧場いきますね~」

メンバー「てんちょ~、ちょっとまって~」

店長「ん!なんだなんだ、メカトラブルか!?」

杉岡さん「店長ポイズンリムーバ―持ってない?岩崎さんが蜂に刺されたって」

店長「まじっすか!リックサックを見てみますね。とりあえず牧場の所に移動しましょう」

午前中に来たばかりの牧場にまた来ることになるとは・・と感慨深くなりながらも
リックサックを調べるもポイズンリムーバが見当たらない。
あっ、合宿用のバッグに入れたままだった。

店長「ごめんなさい。今日は持ってきてなかった」

杉岡さん「そこの受付に相談してきますね」

するとすぐにキンカンを借りてきてくれた。
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ヘルメットの隙間から入り込んだ蜂がパニックでおでこを刺したとのことで、
赤くなっている。針が残っていたということなのでミツバチだろうと判断。
心配してるメンバー達が岩崎さんを取り囲んでいる。心配というより「おら、ワクワクすんぞ~」っていう感じのテンションだろうか。

キンカンを塗って、激痛に叫び声をあげる岩崎さん。
それを見て、ワクワクしてるオジサンのテンションもMAXへ。
痛いって言ってるのに、「痛い?」「痛いの?」「どうなの?」って、お前らドSかよ。


ワラガイサイクリング14年目で初めての事例となり興味津々。
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キンカン塗って激痛が収まってきたという辺りで、メンバー達の興味はソフトクリームに移っていた。
数名で購入して入場させてもらいソフトクリーム休憩開始。
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店長「そろそろ出発しましょう。ここからは先頭で道案内していきますね」

メンバー「お~!」

ここから磐梯熱海までは緩い勾配での下山となる。若干の平坦区間を経て岳温泉までの登り区間15kmとなるのだ。
大丈夫?と聞いても「大丈夫じゃない」と答えが返ってくるに違いない。
登りが始まる前に自動販売機休憩するとして、それまでは騙しだまし進んでおこう。

時間は15時近くになってきて、西日が強くなってきている。
気温も本日最高潮だろうか。
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店長「そこの自動販売機で休憩しましょう」

メンバー「たすかった~。ボトルは空っぽだったよ」
メンバー「岳温泉に戻ったら成駒でカツ丼食べて帰ろうね~」

ここから残り14kmは、緩やかではありつつも登りが続いてたはず。
残りは10kmだよと、メンバー達に嘘の情報を与えて再度出発をする。

途中、数名が熱がこもってきたとの事だったので
朝出発した時にはいらなかったなと思った冷却剤を全て開封して首筋を冷やしてもらう。
≪熊川さんありがとう!超役に立ちました≫

何度も何度も、あと1kmでゴールだよと伝えつつ、
16時30分。なんとか岳温泉ゴールとなりました。

駐車場で着替えをすませ、17時から営業という成駒に全員で向かうも【本日終了】 完売 との文字が・・・・
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店長「ああああ・・・」

高橋さん「どうしますか?」

店長「ん~~~。よしっ、それじゃ足湯に入って疲れを取ったら御土産屋に立ち寄って解散しましょう」

成駒から100mほどの足湯に到着すると、足湯のお湯が抜かれており~17時までの看板が。

店長「よ~っし。ここも駄目みたいですね。涙が出てきたけど負けちゃ駄目だ。この調子だと御土産屋も僕達が到着前に閉められそうなので急いで向かいましょう」

観光協会隣の佐藤物産にギリギリ閉店間際に滑り込みセーフで、クラフトコーラで乾杯!
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なんとか誰一人事故無く完走となりました。


今回は岳温泉街~奥岳の湯までのヒルクライム区間と成駒食堂のソースカツ丼という目的が残ってしまいましたが、いつかリベンジを行います。ワラガイサイクリングだと速くなれないしスキルアップとも縁遠いですが、皆さんの想像の斜め上を行く冒険ハプニングと、仲間達との楽しいサイクリングが待ってます。
ワラガイでスポーツ自転車を購入して新しい世界に飛び込んでは如何でしょうか。


おしまい。





ヒルクライムランキング








===ここから中編です=====
==前編は読みおわりましたか?===


2022’夏だ一番!ワラガイ祭り ~中編~


八幡清水を出発したワラガイ御一行様。
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母成峠を越えて中ノ沢温泉街を目指して下り坂を満喫していた。



初めての道なのでスピードは抑えつつも、目にする景色は御褒美だらけ。
牛の絵が書いてある注意看板など、どう注意すればいいんだろうと呟きながら進んでいくと
遠くに中ノ沢温泉の看板が見えてきた。
看板の奥には広場があり、櫓が組まれてて盆踊りの準備されている。
けっして大掛かりなものではないが朱色の櫓と出店が昭和の御祭の雰囲気が良い具合に表現されてる。
お祭り会場の周りに聳えている木々も最高に良い演出だ。
きっと夏祭りの日には、
さとし君(仮名)「おいっ、そのリンゴ飴よこせよ。も~らい。」
みっちゃん(仮名)「えっ、今食べてたのに・・間接KISS・・」

とか、
木の裏側で
けんじ君(仮名)「俺、前からずっと好きだったんだ!」
よし子ちゃん(仮名)「ごめんなさい。私、さとし君の事が好きだから・・・」
けんじ君(仮名)「だって、さとしはみっちゃんの事を」
よし子ちゃん(仮名)「わかってる。そんな事。でも良いの」

とか、甘酸っぱいドラマが繰り広げられるのだろうと想像すると背筋がゾクゾクしてくる。


妄想を膨らませていると、温泉街な街並みとなっている。
とても雰囲気の良い温泉宿が連なっており、食堂や御土産屋なども営業をしている。
今まで知らなかっただけで素敵な温泉街なのだろう。

程なく走ると宝来堂製菓が見えてきた。
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店長「減速~。止まるよ~。休憩ポイントだよ~」

後方メンバーに声かけつつ、駐車場に全員が移動する。

店長「んじゃ、ここで待っててください。紫黒餅買ってきます」

メンバー「は~い」

店長「こんにちは~。紫黒餅を買いたいんですが・・」
宝来堂スタッフ「あっ、それは冷凍販売商品になるんです」
店長「えっと、それは今買ってもすぐには食べれないって事ですか?」
宝来堂スタッフ「そうなんです~」

そかそか、しょうがない。
店長「じゃ、このクリームBOX大福ってありますか?」
宝来堂スタッフ「あっ、それも冷凍販売ですね」
店長「んと、この笹餅は大丈夫ですか?」
宝来堂スタッフ「はい。4個入りで500円となります。」
店長「じゃ、それを3袋下さい」
宝来堂スタッフ「1500円となります。これはサービスです」

サービスで頂いたのは、笹餅を天ぷらにしたもの。しかも揚げたてだ!
あいつらには内緒で食べちゃおう。

店長「ハフハフっ。うまっ。紫黒餅なかったから笹餅買って来たよ~。うまっ。一人1個ね~」
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甘いものを食べると疲れがとれてくる。
ここからは115号線を登ることになるが途中にある「まんさく農園食堂」で昼食となる。

店長「じゃ、そろそろ出発しますよ~。次は昼食ですけど15分も登ると店が見えてくると思います。
115号線だから交通量あると思うので各班長は車間距離の調整おねがいします。」

115号線にでると、今まで通ってきた道の何倍もの交通量となっている。
それでも私達が通る登り車線は、登坂車線と追い越し車線の2車線となっており、
車側として追い越ししやすい状況になっているので危なげなく「まんさく農園食堂」に到着できた。
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ここで、昼食をとるのだが店内ではなく、まだ誰も座ってないオープンテラスコーナーを貸切る。

店長「んじゃ、ここで昼食とします。岳温泉についたら成駒でソースカツ丼も食べたいので食べる量は考えてください。でも、伝えている通りこの後の道で通行止めという話もあるので食べておかないと戻る体力が無くなるのでバランスを考えてください」

メンバー「あ~い」

5人が天ざる蕎麦、残り7名がざる蕎麦の注文。
高橋さんだけはそれに巨大な味噌オニギリを追加している。

店長「高橋さん、岳温泉に戻ったらソースカツ丼っすよ。大丈夫ですか?」

高橋さん「ははは、だってこのオニギリ美味しそうじゃないですか。せっかくだし。少し食べます?」

店長「いや、遠慮しておきます。私は蕎麦が来るまでノンアルコールビールを楽しんでおきます」

届いた天ざる蕎麦の凄い事。天ぷらの量が素晴らしい。
衣はサクサクだし巨大なマイタケが2つ(2塊と言った方が良いか)あるし、蕎麦つゆも旨い。
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1時間ほどノンビリ昼食を楽しんだら、いよいよ今日最後の登り区間となる。
115号線を再度登り出すのだが道の途中に何度も【歩行者、自転車通行不可】の看板が視界に入ってくる。

工事期間は7月11日~29日。今日は24日というのだからきっと工事は終わってて予備日になってるだろうと言い聞かせながら登り続ける。
他の人達も看板を目にしてるだろうけど一切それには触れないので同じ気持ちなのだろう。
そもそも登るだけ登って迂回路が設定されてない状況で通行できませんって事はないと思う。

箕輪スキー場近くに行くと、さらに強めの通行止めの看板が立てられている。

渡部さん「なんか怪しくなってきましたね」

店長「き、きっと大丈夫ですよ。とりあえず進みましょう」

マウント磐梯を過ぎたあたりになると、道路中央に通行止めの看板と、さらに奥には物々しくゲートで道路を封鎖されている。

店長「やべっ、本気で無理か。もうちょっと行ってみてみましょう」

警備員「ちょっとちょっと、通行止めになってるので通れませんよ。」



つづく。


ゴール目前となるも通行止めは真実であった。
工事事務所に問い合わせてるんだから当たり前である。
立ちふさがるラスボス(警備員)に、僕達はどうするのか。
次回 後編 17時のシンデレラ をお楽しみに。

===ここから前編です=====
==序章は読みおわりましたか?===



2022’夏だ一番!ワラガイ祭り ~前編~

相馬を5時に出発して、予定通りの6時30分に岳温泉のニコニコ広場駐車場に到着。
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予め岳温泉の観光協会に無料駐車場を確認してたので危なげなく全員駐車完了。すでに何台かの車が駐車されてるので、登山客とか宿泊してる御客さんなども駐車してるのだろうか。

若松さん「トイレってどこにあるんですか?」
店長「そこにある綺麗な建物がトイレだったと思いますよ」
若松さん「まだ使えないみたい」
店長「えええ~っ、私もウンコしたくて我慢してたんですよ」

1時間30分の間、運転しながらトイレに行きたくてしょうがなかった。
岳温泉に着いてからにしようと我慢してたのだが、駐車場のトイレは防犯の為か、9時~17時までしか利用できないとなっている。

鎌田さん「店長~、トイレってどこですか?」

店長「ちょっと待ってください。おっ、ここから下ったところにトイレがあるみたいです。さっさと準備してトイレいきましょう」

他のメンバー達もウンコしたいのだろう、さっきからソワソワしている。

自転車を組み立てて、メンバー達に脚攣り防止の2RUNとサイクルチャージ、塩分チャージを1包づつ渡して、自分の準備は完了!

店長「もう漏れそうなので、下のトイレ集合にしましょう~。若松さ~ん、早く行きましょ~、鎌田さんも~」

本来なら「先に自転車の見張り番しますね」と伝えてるところだが、緊急時の今はそんな余裕がない。
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男子トイレに若松さんが先に駆け込んだので、多目的トイレに進行方向を替えて駆け込む。
今日はビブパンツだったので、悠長なことをする時間がないのだ。
ジャージを脱いだらバッグの上に乗せる。ビブを外したら股の下から、ビブを引っ張り上げつつ後ろ歩きをして便器に到着。
数年ぶりに危なかった。サイクリング出発前に人生のゴールを迎えそうだった。
数日分の物体をありったけ放り放ち悠々とジャージを着替えつつ自転車の元へ戻る。

小野さん「店長、トイレってどこ?」
店長「そこっすよ。」

小野さんも限界ギリギリなのだろう、焦って様に見える。

全員のトイレ休憩をまって、朝食と補給食の準備の為にすぐ隣にあるファミリーマートへ向かう。
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店長「今日は初めてのコースなので必ず補給食は準備してくださいね。15分間の休憩時間をとるので
朝飯食ってない人もゆっくり食べてください」

メンバー「あ~い」


店長「そろそろ出発しますね~。ここから磐梯熱海までは、ほぼ下りとなります。路面状況が判らないのでゆっくり行きましょう。交通量が多い場合は各班の班長判断で前グループと車間距離をとってください。」


岳温泉からは緩い勾配ながら約15kmくらい下りとなる。
左右は視界が開けた田んぼが広がってて、初夏の緑が映えわたっている。この日は一日曇り予報となってるが、所々に青空が見えてるのでサイクリングには丁度良い天気だ。
ちょっと日陰を走行すると空気がヒンヤリしてるので熱中症の危険も無いだろう。
念の為に持って来た冷却剤の出番は無いかな。
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交通量が少ない道として、スピードは乗らないが車がほとんど通らないであろう田んぼ道でコースを作成していたので、ナビ無しでは絶対に迷ったであろうルートもガーミンのナビに従い、危なげなく磐梯熱海まで到着。

店長「ここから登りが始まりますよ。13km登るけど、2か所休憩とるので安心ですね」

菅野さん「いよいよ登りか~。がんばりましょ~」

店長「最初の休憩は石筵ワイワイ牧場です。自分のペースで良いので頑張りましょ!」

安達太良山の麓をぐるっと回っているので天気が変わるのか、登りだす頃には、青空が広がりだして強い日差しが照らしだしてくる。
これから山道を登りだすから木々で遮られてるだろうし、暑さは回避できるだろう。

店長「そういえば牧場近くに養蜂園もあるんですけど、ハチミツ買いたい人いますか?」

高橋さん「店長に任せるよ」

店長「了解です。またトイレに行きたくなってきたので状況みて判断しますね」

トイレ休憩できる場所を探しつつ登り続けるが店などもなく結局牧場までの約7kmを登り切る。

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入場チケット売り場でもアイスキャンディを購入することができた。


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相変わらず青空が広がっており若干気温も高くなってきたように感じる。

店長「次の休憩場所は、つづら折りを抜けた先に清水が流れてる場所があるので、そこで休憩にします。じゃ行きますよ。」

メンバー「お~!」

牧場を出て登り出してすぐに、つづら折りが始まりだす。
勾配計では8%とでており見えてくる景色が蔵王に酷似しているので、ついついスイッチが入りだす。
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八幡清水という場所で水の勢いが凄い。
一口飲むと、凛とした冷たさが染み渡る。ボトルにも詰めておこう。


八幡清水で休憩してると4人程がポリタンクを持って水を汲みに来ている。きっと有名な清水なのだろう。
朝スタートしてからやっと我々以外の人とすれ違った。
もし水を汲みに来た人がコロナ保菌者だったとしても、このマイナスイオンの中ではコロナも生きていられないだろうからセーフだ。

ここまで来ると、中ノ沢温泉までの登坂区間は残り2kmくらいだろうか。
登坂が苦手というメンバー達も、八幡清水の力なのか疲れが取れて生気が漲ってる顔をしている。

店長「まだ半分も来てないですよ!張り切っていきましょ~」

メンバー「お~~~~~~!」


つづく。

皆が初めてという道の為、全てが新鮮で目に映るもの全てが愛おしく見えてくる。
ありがとう安達太良山。ありがとうB案。
と思っていたのに絶叫する事態が待っていたとは。
次回 中編 迫りくる叫び をお楽しみに。

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