===ここから第3章です=====
==第2章は読みおわりましたか?===
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第三章【クレイジーマイムマイム】
桧原湖物産館でクレープやキュウリを堪能した相馬ワラガイRCは桧原湖を一周するべく出発した。
先ほどまで楽しい時間を過ごしたクレープ店を右手にキュウリネエサンが仕事に勤しんでいる。
店長「オネーサーン、またねー」
・・っち、気づいてくれてない。
荒武さん「またくるよー」
キュウリネエサン「きをつけてねー」
荒武さんにだけ反応するって、どんなフェロモンだしてんだろ。
さてさて、桧原湖一周を開始したワラガイ御一行様であるが桧原湖の説明をしたいと思う。
桧原湖は湖面にそって一周することができ、約30km程度のコース。
ほぼ平坦であり道路のいたるところに〔ロード練習してるから運転注意〕の看板が出ていて、通過する車も非常にマナーが良い方ばかり。
桧原湖という土地が人々の心を優しくするのだ。
湖では魚釣りを楽しむ人達の船が多く点在しており、途中にあるキャンプ場などでも多くの人達がそれぞれの休日を満喫している。
桧原湖の西側に位置する裏磐梯 道の駅に到着。
過去2回にわたって味噌カツ丼だった店長。
ついに山塩チャーシュー麺を選択する。
ただ直前まで迷いました。
ここまでで約70km走行しているので味の濃い食事を欲しがっており、油・味噌・肉・脂・米とスペシャルな食材だらけの味噌カツ丼の誘惑は物凄いものがある。しかもここのカツ丼は衣がサックリでハフハフいって食べる瞬間、涙がこぼれ落ちそうなくらい
美味いのである。
しかし、今年はそんな誘惑に打ち勝ち、この土地の名物である山塩(温泉から取れる塩)を使ったラーメンを食べる。
う、うまい!
キュウリ以外は甘いものばっかりだったから塩分が美味い!
絶妙な塩分濃度であることから細胞と同じ浸透圧となり胃袋の隅々まで山塩が染み渡るのだ。
食後ももちろんソフトクリームなどのスイーツを堪能。
そしてゴールドラインへ
早朝3時頃から起きて遊び続けてる我々にとって非常に辛い坂道が顔を出してくるのだ。
途中2回の休憩をとって頂上へ。
なんとなく山川さんの白髪が多くなった気もする。
頂上付近では滝や眼下に広がる猪苗代湖が雄大に佇んでいる。
予定ではエイセン酒蔵によるはずであったが1時間ほど遅れている為、そのまま磐梯青少年交流の家へ向かう。
お約束の駐車場前でのアタック合戦。
店長がチェックイン手続きをしてる間の小休憩。
部屋について間もなくキャンプファイヤーの準備。
そして[夕べの集い]が始まる。
国旗・所旗の降納。
夕べの集いでは各団体の紹介を行うのであるが、
この日施設を利用する約300人の前で相馬ワラガイRC ジオンチームが翌日のエビスママチャリレースで必ず優勝することを約束する。
もちろん根拠の無い自信であるが、こういうものは盛り上がったもの勝ちなんだと!
夕食メニューは
御飯
トマトリゾット
プルコギ焼きフォー
サバのエスカベッシュ
回鍋肉
夏野菜のねばねば和え
ガーリックマッシュ
千切キャベツミックス、マカロニサラダ
中華スープ
ミニゼリー
漬物
牛乳
フリードリンク
美味すぎる。欲張って盛り付ける店長。見た目がアレだが兎に角全てが旨い!
夕食が終わるとすぐにキャンプファイヤーが始まる。
準備物をもって第4営火場につくとブヨに食われつづけ満身創痍となってるオジサン達が顔面蒼白状態で佇んでいる。
もはやそこは野生の王国。
ライオンに襲われ死を覚悟して横たわるシマウマの如く、ブヨの餌となっている。
カトピリさん「店長、はやく終わろう」
ザワザワさん「ブヨが凄い事になってます」
到着したばかりで何を言ってるのかわかってない店長。
店長「またまた~、マイムマイム踊りたくないからって~」
メンバー「・・・」
この瞬間もブヨに食べられ続けているメンバー達。
店長「んじゃ、火の神様~、精霊様~」
カトピリさん、村上さん、小野さん「ハイ・・・」
・・・あれっ、本当に精気がが無い。
火をともして数分であったが、
危険を感じ早急に終わろうと片付けをしていると新しく作成したCDケースに目が行く。
10.マイムマイム
11.マイムマイム 高速ver
が悲しそうにこちらを見つめている。
・・・終われぬ、このままでは終われぬぞ!
店長「ごっめ~ん、音楽流れちゃった。てへっ」
メンバー達「テヘッ、、って・・・・」
ブヨの餌を通り過ぎ、ゾンビ状態となっているメンバーを手を取って回り続ける店長。
虚ろな目をして回り続けるメンバーたち。
店長「いやぁ~良かった。今日も良いマイムマイムでした。では急いで片付けしてお風呂にいきましょー」
メンバー達「終わった~、やっと終わったよ~、良かった、本当に良かった!!」
今回は、まじめに反省しております。
次回からはニーハイソックスもしくは厚手のストッキング必須でキャンプファイヤーにしたいと思います。
分刻みのスケジュールの中、今度は急いでお風呂へ。
この日最後のイベントとなる懇談会。
これが終われば寝るだけなので「ほっ」と一息いれながら、初参加者の自己紹介や明日への意気込みを話ながら菊地さんからの差し入れであるハブ酒を回し飲み。
酒が体質的に合わないといってた人達も、積極的に自分から飲みだす。
あと数時間後に迫る【2016エビスママチャリ耐久レース 第2戦】のプレッシャーから逃れるように飲み続けるメンバー達。
彼らは勝利することができるのか、
夕べの集いで子供達にした約束は守れるのか!
ブヨに食われ続けた脚を掻き毟りながら、ムヒを塗りながらゆっくりと眠りに着くのであった。
つづく。
桧原湖合宿という猛特訓を終えた相馬ワラガイRC達。
ハブ酒を飲みまくりママチャリレースの臨戦態勢は整った。
いくぞ!ワラガイRC 福島の頂点へ!
いくぞ!ワラガイRC 福島の頂点へ!
最終章「登る峠が漢道」をお楽しみに
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