===ここから後編です=====
==前編は読みおわりましたか?===
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2022’冬だ一番!ワラガイ祭り~走り納めだよ~ 後編
店長「ひゃぁ~~、きもちいい~~~。お風呂最高!」
菅野さん「ふぅぅ~、お風呂良いですね~」
今日は暖かいと言っても11月下旬の気温ではあるので体の芯は冷えていたようでお風呂の温度になじむまでは熱さが際立つ。
少しづつ体の芯が温まってきた辺りで、サウナに挑戦だ!
あまり長時間サウナに入ってると帰りの体力が無くなりそうなので5分程で離脱。
12月からのワラザップに向けて体重測定。

もう1名のワラザップエントリー者の体重も。

店長「小野さん、おまたせしました~。全員お風呂から出たので、次は昼食です。うどん屋いきますよ~」

メンバー「お~~~!」
いこいの村を出発して300mくらいで、パンク発生。
村上さん「てんちょー。うしろ~パンクしたって~」
店長「了解です~。すぐ戻ります」
ネリオさんの後輪がグレーチングのエッジの部分にやられたらしく、チューブにはスネークバイトの穴があいていた。
CO2ボンベの力も借りてチューブ交換。
むむむ、ここも超人気店の様だ。
大きなコンテナを3つ繋げたお店の様で、1つは厨房として、残り2つが食事場所として使用されてある。
中庭にもテーブルが置いてあり、あまり見ないタイプのうどん屋さん


忙しく動き回ってる店員さんに人数を告げると、
なんとか12名全員で食べる事ができる。
1つのコンテナは貸切状態。
そして今日のメインイベントともいうべき食事なのだ!
大盛無料というからには大盛にしなければならない。ただし残すなんては以ての外!
出発前までは、海鮮かき揚げうどんの大盛にしようと思っていたが、朝に紅ショウガ天蕎麦を食べてるので昼でも天ぷらは罪悪感に襲われるだろう。
ということで、
この辺が体脂肪1桁台になることが出来ない原因だと思う。
でも隣では熊川さんがカレーうどんとミニカツ丼を食べてるから、自分の罪悪感は激減さ!

僕達のコンテナの奥の席はソファー席となっており、菅野さんと村上さんが座る。
但野さん「あそこだけ、役員席みたいですね」
杉岡さん「ぱっと見、今から商談するみたいだよね」
などと、初めてのうどん屋さんにワクワクしていると明太クリームうどんが登場
店長「頂きま~す。うわっ、美味い。なにこれ!モチモチッ」
他のメンバー達も、究極のぶっかけうどんとか旨い旨いと食べている。
大葉のオニギリも具材が大葉以外にもいっぱい混ぜ込まれてて味わい深い。
熊川さん「店長、見て見て。カレーうどんに、このカツをどーん!カツカレーうどん」
店長「うわっ、それ間違いないやつじゃないっすか!」
締めにもカレーうどんのスープに、カツ丼の御飯を投入してカレーライスとして食べる豪胆ぶり!
中庭ではすでに食べ終わったメンバー達がコーヒーを飲んで寛いでいた。
貯金箱が設置されてて、そこに100円入れて置いてあるコーヒーカップとポットからセルフサービスでコーヒーを飲むことができるようになっていた。
店長「いやぁ~食った食った。俺も食後のコーヒー飲みます。」
食後の団欒をしていると、広く取られている駐車場に後から後から車が押し寄せてくる。
浪江の奥まった場所にあるのに、こんなにも人気があるって凄いなぁ~と言葉が漏れてくる。
店長「次の目的地は、道の駅なみえです。もうすぐそこです。食べたばかりで何も入らないかもですが、寄って行きましょ。ラッキー公園もあるし」

500mも走るとポケモンのラッキーの後ろ姿が見えてくる。子供達に大人気なのだろう親子連れが賑わっている。

サイクルスタンドも4本準備されている。サイクリストの需要も高いのだろう。
不特定多数の御客さんが賑わってる場所だとロードバイクの盗難のリスクが劇的に高まるので
半分のメンバーには見張り番になってもらい、初めての道の駅なみえに突入。
つい5分前くらいに、うどんを食べてコーヒーまで飲んでるので、買って帰ろうと思ってた日本酒とかを見ても食指が動かない。
村上さん「店長、その日本酒は甘くて旨いっすよ」
店長「う~ん、腹いっぱいだしなぁ~。あれっ、カトピリさんレジに並んで何か食うんですか?」
カトピリさん「うん、パフェ食べるよ?」
店長「まだ食うんですか?よく入りますね~」
と言いつつも、初めて入る店のメニュー表に興味津々で見渡していると【酒粕ソフトクリーム】ってあるじゃないか!
たしか甘酒って、飲む点滴といわれている。甘酒を作るのは酒粕だから、
じゃあ、この酒粕ソフトは食べる点滴じゃないか!!!

点滴ならしょうがない。一年間疲れた体に点滴を補充しようじゃないか!
店長「すいませ~ん。酒粕ソフトを一つください」
カトピリさん「なんだ、店長も食うんじゃないかよ」
店長「えへへ、酒粕は体にいいんで大丈夫です」
酒粕ソフトクリームを持ちながら見張り番の元へ急いで戻る。
スギハチさん「店長、また食べるんですか?カロリー過多ですよ」
店長「スギハチさん、何を言うんですか、今日は走り納めですよ。何食べても許される日なんです」
スギハチさん「後悔しないようにしないといけないですよ」
良いんだもん。酒粕によってコクが増したソフトクリームの前でカロリー過多なんて微々たるものだもん。
ワッフルコーンのガリガリと美味しい部分を堪能しながら待ってると、スギハチさんは手に黄色いソフトクリームを持って帰ってきた。
店長「スギハチさ~ん、結局買って来たんですね」
スギハチさん「ええ、走り納めはカロリーゼロですもんね」
スイーツ男子のスギハチさんがソフトクリームを食べないはずがないと思っていたが、予想通りソフトクリームを買って来た。
熊川さん、渡部さんペアは隣のフードテラスへ行ってたみたいで、シラスとネギが乗ってるソフトクリームを買って来た。


もう全く羨ましくない。
ネギの主張が強いですと言いながら食べてるし、、、
店長「よ~し、浪江も満喫したことだし後は帰りましょう!海沿いで帰ります。もちろん通った事ないしグーグルマップで調べただけなんで宜しくお願いします。」
6号線を横断し、海沿いの道を目指すも少しづつ工事現場や足回りが砂利っぽい感じになってくる。
途中、最近完成しましたという感じの綺麗な道路も現れてくるが、僕のガーミンでは真っすぐ進めと出ている。
村上さん「えっ、店長この綺麗な道行かないんですか?」
店長「行きません。僕を信じてください」
と言ってるのに、後ろで固まってモジモジしてついて来ようとしない。
本当にこのまま行けるのか自信は無いが、たぶん大丈夫な気がする。
さらに振り返ると本格的についてきてないが「信用しないならしょうがない。まぁ、どうでもいいか」と進んでいくと綺麗な海岸線に出る事ができた。
立ち止まって後ろを待つと、ソローリ、ソローリとメンバー達がやってきた。
店長「ねっ、大丈夫でしょ~」
村上さん「絶対ダメな道だよねって、皆で話してたんですよ。どうする?って」
店長「だと思ってました。この人でなし達め!!!!実際、俺も不安でしたけど」
海岸線を進んでいくとなんとも不思議な雰囲気を持つ地域に出て来た。
そして巨大な施設が見えてくる
杉岡さん「なんだろうね、ここ」
小野さん「水素なんとかって書いてあるよ。そういえば福島県の水素ステーションってこの辺じゃなかった?」
店長「あっ、きっとそれですよ」
福島に住んでいながらも目まぐるしく変わっていく状況に追いつけないでいる。
村上さん「店長、そろそろワカメのポーズですかね?」
店長「あ~~~っ!それ忘れてた。ここの橋で取りましょう。減速~!止まるよ~」
店長「走ってる最中でごめんなさい。ここでワカメのポーズの写真撮りましょう。」
メンバー「あいよ~。でも、もう奥の方に小さいオジサン行っちゃったよ」
店長「良いんです。あのオジサンは」


奥の方で、一人でワカメのポーズをしてる小さいオジサン。
よし仕切り直しだ~と、再出発すると後ろから「パンク~」の声が響き渡る。
今回は菅野さんがパンクしたようだ。1日のロングライドで2名パンクは久しぶりだろうか
この後の予定は時間が決まってる訳ではないが、カトピリさんがトイレ行きたいってウロウロし始めたので急がないと。
ここでも簡単にチューブ交換で作業を終えて、コンビニを目指す。
たしか浜通りの道を北上していくと南相馬火力発電所近くでヤマザキのコンビニがあったはず。

ここでトイレを借りてコーヒー休憩。

もうすぐ菓子工房ワタナベでケーキ休憩というのにパンを食べ始めるカトピリさん

僕は知らなかったけど、昔から有名なケーキ屋さんとのことでメンバー達もここのケーキ美味しいよね~と、女子会っぽい空気になっている。


敷地内にはメルヘンチックな建物が多くあり、否が応にも期待が高まっていくじゃないか!
数名ずつ店内に入って購入していく。

あれほどカロリーといってたスギハチさんは、タガが外れたのかバスク風チーズケーキを食べてるし。

但野さんは巨大なコーヒーゼリーの様なものを食べている。
予定では、シュークリームあたりを食べて、ささっと帰るはずがメンバー達がお喋りに華を咲かせ始めている。
曇り空という事もあるが15時を過ぎてくるとなんとなく薄暗くなる雰囲気が出てくる。
店長「おつかれさまでした~。今年も無事に全過程を終える事ができました。ありがとうございます。一本締めでいきますので」
全員「よぉ~っお」
【ポン】
店長「じゃ、ここで解散としますので気をつけて帰ってくださいね。事故や大怪我する時って、こういう解散後ですからね~集中してね~」
簡単な解散会を行い、今回も無事にロングライドイベントは終了となりました。
これを以て今年のワラガイRCのサイクリングは終了となります。
ブログなどでお付き合い頂いた皆様にありがとうございました。
いよいよ来年は15周年の年。コロナ緩和も進むでしょうから全力で遊びましょう!
これからスポーツバイクを始める人も、最近ご無沙汰だった人も復活して一緒に冒険の旅に出かけませんか?
そして、ここからは忘年会。
最高に楽しい時間をありがとうござました。
参加出来なかった人も来年は一緒に酒飲みましょうね