サイクルショップ ワラガイ

~福島県の片隅の小さな自転車屋~

カテゴリ:大型イベント > 冬だ一番!ワラガイ祭り

===ここから後編です=====
==前編は読みおわりましたか?===



2022’冬だ一番!ワラガイ祭り~走り納めだよ~ 後編

店長「ひゃぁ~~、きもちいい~~~。お風呂最高!」

菅野さん「ふぅぅ~、お風呂良いですね~」

今日は暖かいと言っても11月下旬の気温ではあるので体の芯は冷えていたようでお風呂の温度になじむまでは熱さが際立つ。
少しづつ体の芯が温まってきた辺りで、サウナに挑戦だ!
あまり長時間サウナに入ってると帰りの体力が無くなりそうなので5分程で離脱。

12月からのワラザップに向けて体重測定。
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もう1名のワラザップエントリー者の体重も。
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店長「小野さん、おまたせしました~。全員お風呂から出たので、次は昼食です。うどん屋いきますよ~」
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メンバー「お~~~!」

いこいの村を出発して300mくらいで、パンク発生。
村上さん「てんちょー。うしろ~パンクしたって~」

店長「了解です~。すぐ戻ります」

ネリオさんの後輪がグレーチングのエッジの部分にやられたらしく、チューブにはスネークバイトの穴があいていた。
CO2ボンベの力も借りてチューブ交換。

開店時間を数分だけ遅れて西内うどんに到着するとすでに御客さん達が食べている。

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むむむ、ここも超人気店の様だ。
大きなコンテナを3つ繋げたお店の様で、1つは厨房として、残り2つが食事場所として使用されてある。

中庭にもテーブルが置いてあり、あまり見ないタイプのうどん屋さん
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忙しく動き回ってる店員さんに人数を告げると、
なんとか12名全員で食べる事ができる。

1つのコンテナは貸切状態。

そして今日のメインイベントともいうべき食事なのだ!
大盛無料というからには大盛にしなければならない。ただし残すなんては以ての外!

出発前までは、海鮮かき揚げうどんの大盛にしようと思っていたが、朝に紅ショウガ天蕎麦を食べてるので昼でも天ぷらは罪悪感に襲われるだろう。
ということで、
明太クリームうどんの大盛に決定!
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絶対に旨い!と書いてあった大葉のオニギリも追加してしまう。
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この辺が体脂肪1桁台になることが出来ない原因だと思う。

でも隣では熊川さんがカレーうどんとミニカツ丼を食べてるから、自分の罪悪感は激減さ!
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僕達のコンテナの奥の席はソファー席となっており、菅野さんと村上さんが座る。

但野さん「あそこだけ、役員席みたいですね」

杉岡さん「ぱっと見、今から商談するみたいだよね」

などと、初めてのうどん屋さんにワクワクしていると明太クリームうどんが登場

店長「頂きま~す。うわっ、美味い。なにこれ!モチモチッ」

他のメンバー達も、究極のぶっかけうどんとか旨い旨いと食べている。
大葉のオニギリも具材が大葉以外にもいっぱい混ぜ込まれてて味わい深い。

熊川さん「店長、見て見て。カレーうどんに、このカツをどーん!カツカレーうどん」

店長「うわっ、それ間違いないやつじゃないっすか!」

締めにもカレーうどんのスープに、カツ丼の御飯を投入してカレーライスとして食べる豪胆ぶり!

中庭ではすでに食べ終わったメンバー達がコーヒーを飲んで寛いでいた。
貯金箱が設置されてて、そこに100円入れて置いてあるコーヒーカップとポットからセルフサービスでコーヒーを飲むことができるようになっていた。

店長「いやぁ~食った食った。俺も食後のコーヒー飲みます。」

食後の団欒をしていると、広く取られている駐車場に後から後から車が押し寄せてくる。
浪江の奥まった場所にあるのに、こんなにも人気があるって凄いなぁ~と言葉が漏れてくる。

店長「次の目的地は、道の駅なみえです。もうすぐそこです。食べたばかりで何も入らないかもですが、寄って行きましょ。ラッキー公園もあるし」
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500mも走るとポケモンのラッキーの後ろ姿が見えてくる。子供達に大人気なのだろう親子連れが賑わっている。
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サイクルスタンドも4本準備されている。サイクリストの需要も高いのだろう。
不特定多数の御客さんが賑わってる場所だとロードバイクの盗難のリスクが劇的に高まるので
半分のメンバーには見張り番になってもらい、初めての道の駅なみえに突入。

つい5分前くらいに、うどんを食べてコーヒーまで飲んでるので、買って帰ろうと思ってた日本酒とかを見ても食指が動かない。

村上さん「店長、その日本酒は甘くて旨いっすよ」
店長「う~ん、腹いっぱいだしなぁ~。あれっ、カトピリさんレジに並んで何か食うんですか?」

カトピリさん「うん、パフェ食べるよ?」

店長「まだ食うんですか?よく入りますね~」

と言いつつも、初めて入る店のメニュー表に興味津々で見渡していると【酒粕ソフトクリーム】ってあるじゃないか!
たしか甘酒って、飲む点滴といわれている。甘酒を作るのは酒粕だから、
じゃあ、この酒粕ソフトは食べる点滴じゃないか!!!
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点滴ならしょうがない。一年間疲れた体に点滴を補充しようじゃないか!


店長「すいませ~ん。酒粕ソフトを一つください」

カトピリさん「なんだ、店長も食うんじゃないかよ」

店長「えへへ、酒粕は体にいいんで大丈夫です」

酒粕ソフトクリームを持ちながら見張り番の元へ急いで戻る。

スギハチさん「店長、また食べるんですか?カロリー過多ですよ」

店長「スギハチさん、何を言うんですか、今日は走り納めですよ。何食べても許される日なんです」

スギハチさん「後悔しないようにしないといけないですよ」

良いんだもん。酒粕によってコクが増したソフトクリームの前でカロリー過多なんて微々たるものだもん。
ワッフルコーンのガリガリと美味しい部分を堪能しながら待ってると、スギハチさんは手に黄色いソフトクリームを持って帰ってきた。

店長「スギハチさ~ん、結局買って来たんですね」

スギハチさん「ええ、走り納めはカロリーゼロですもんね」

スイーツ男子のスギハチさんがソフトクリームを食べないはずがないと思っていたが、予想通りソフトクリームを買って来た。

熊川さん、渡部さんペアは隣のフードテラスへ行ってたみたいで、シラスとネギが乗ってるソフトクリームを買って来た。
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もう全く羨ましくない。
ネギの主張が強いですと言いながら食べてるし、、、

店長「よ~し、浪江も満喫したことだし後は帰りましょう!海沿いで帰ります。もちろん通った事ないしグーグルマップで調べただけなんで宜しくお願いします。」

6号線を横断し、海沿いの道を目指すも少しづつ工事現場や足回りが砂利っぽい感じになってくる。
途中、最近完成しましたという感じの綺麗な道路も現れてくるが、僕のガーミンでは真っすぐ進めと出ている。

村上さん「えっ、店長この綺麗な道行かないんですか?」

店長「行きません。僕を信じてください」

と言ってるのに、後ろで固まってモジモジしてついて来ようとしない。
本当にこのまま行けるのか自信は無いが、たぶん大丈夫な気がする。
さらに振り返ると本格的についてきてないが「信用しないならしょうがない。まぁ、どうでもいいか」と進んでいくと綺麗な海岸線に出る事ができた。
立ち止まって後ろを待つと、ソローリ、ソローリとメンバー達がやってきた。

店長「ねっ、大丈夫でしょ~」
村上さん「絶対ダメな道だよねって、皆で話してたんですよ。どうする?って」
店長「だと思ってました。この人でなし達め!!!!実際、俺も不安でしたけど」

海岸線を進んでいくとなんとも不思議な雰囲気を持つ地域に出て来た。
そして巨大な施設が見えてくる

杉岡さん「なんだろうね、ここ」

小野さん「水素なんとかって書いてあるよ。そういえば福島県の水素ステーションってこの辺じゃなかった?」

店長「あっ、きっとそれですよ」

福島に住んでいながらも目まぐるしく変わっていく状況に追いつけないでいる。

村上さん「店長、そろそろワカメのポーズですかね?」

店長「あ~~~っ!それ忘れてた。ここの橋で取りましょう。減速~!止まるよ~」

店長「走ってる最中でごめんなさい。ここでワカメのポーズの写真撮りましょう。」

メンバー「あいよ~。でも、もう奥の方に小さいオジサン行っちゃったよ」

店長「良いんです。あのオジサンは」
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奥の方で、一人でワカメのポーズをしてる小さいオジサン。

よし仕切り直しだ~と、再出発すると後ろから「パンク~」の声が響き渡る。

今回は菅野さんがパンクしたようだ。1日のロングライドで2名パンクは久しぶりだろうか
この後の予定は時間が決まってる訳ではないが、カトピリさんがトイレ行きたいってウロウロし始めたので急がないと。

ここでも簡単にチューブ交換で作業を終えて、コンビニを目指す。
たしか浜通りの道を北上していくと南相馬火力発電所近くでヤマザキのコンビニがあったはず。
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ここでトイレを借りてコーヒー休憩。
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もうすぐ菓子工房ワタナベでケーキ休憩というのにパンを食べ始めるカトピリさん
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コンビニから500mも走るとケーキ屋さんが見えて来た。

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僕は知らなかったけど、昔から有名なケーキ屋さんとのことでメンバー達もここのケーキ美味しいよね~と、女子会っぽい空気になっている。
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敷地内にはメルヘンチックな建物が多くあり、否が応にも期待が高まっていくじゃないか!
数名ずつ店内に入って購入していく。
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あれほどカロリーといってたスギハチさんは、タガが外れたのかバスク風チーズケーキを食べてるし。
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但野さんは巨大なコーヒーゼリーの様なものを食べている。

予定では、シュークリームあたりを食べて、ささっと帰るはずがメンバー達がお喋りに華を咲かせ始めている。
予定より30分程長く滞在となった為、ゴールをワラガイではなく道の駅そうまに変更。
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曇り空という事もあるが15時を過ぎてくるとなんとなく薄暗くなる雰囲気が出てくる。

店長「おつかれさまでした~。今年も無事に全過程を終える事ができました。ありがとうございます。一本締めでいきますので」

全員「よぉ~っお」

【ポン】

店長「じゃ、ここで解散としますので気をつけて帰ってくださいね。事故や大怪我する時って、こういう解散後ですからね~集中してね~」

簡単な解散会を行い、今回も無事にロングライドイベントは終了となりました。
これを以て今年のワラガイRCのサイクリングは終了となります。
ブログなどでお付き合い頂いた皆様にありがとうございました。
いよいよ来年は15周年の年。コロナ緩和も進むでしょうから全力で遊びましょう!
これからスポーツバイクを始める人も、最近ご無沙汰だった人も復活して一緒に冒険の旅に出かけませんか?



そして、ここからは忘年会。
忘年会後1週間経過しましたが誰一人コロナに感染しなかったので掲載いたします。
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最高に楽しい時間をありがとうござました。
参加出来なかった人も来年は一緒に酒飲みましょうね

今年の11月は暖かい日々が続いている。
雨天も少なく、あれっ?雨降った日があったっけ?と思っちゃうくらい。

なのに、4日前の天気予報では僕達のイベント日の日曜日だけが雨予報になっている。
それ以外の日は全部晴れ予報になってるのに。

何故なのか!?
本当に何故なのか。

店長「今回も、たすけてぃ~~。ワラえも~~~ん」

今回の参加者
杉岡
杉目
村上
菅野
ネリオ
岩崎
渡部
但野
小野
熊川
+店長の11名
+サポートカー(加藤)

今回のタイムスケジュール
06:30 ワラガイ出発
08:00 原町駅まるや駅蕎麦
08:20 出発
10:00 いこいの村なみえ到着(日帰り入浴)
10:50 出発
11:00 うどん西内到着
11:45 出発
11:50 浪江の道の駅
12:15 出発
13:15 菓詩工房わたなべ(10分休憩)
13:25 出発
15:00 ワラガイゴール


2022’冬だ一番!ワラガイ祭り~走り納めだよ~ 前編

当店から原町駅前の立ち食い蕎麦マルヤまでは約20km。
8時から営業となるので7時出発でも良いように思えるのだが、それだと2流のスケジューリングとなる。
ロングライド時は平均20km巡航になるように調整しながら走行しているので1時間もあれば到着するが、人数が多いと信号機で止められてしまう事が多くなってくるのと、パンクやメカトラブル発生も考慮、そしてマルヤの人気を考えると5~10分前には店前で並んでおかないと大人数で一斉に食事する事が不可能となるのだ。
ということで6時20分に集合して30分に出発。
くくくっ、完璧だ。完璧すぎる。

例年なら白い息を吐きながら鼻水をたらして「寒いぃ~、霜降りてますよ」といって集まりだすのだが
今年は「今日はそんなに寒く無いですよ~」と言って集まりだして来た。
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天気の方も、前日になり曇り予報に切り替わり降水確率も10%と雨から逃れる事ができた。
外を見ると朝日と雲の隙間から青空が見えちゃってるという好条件!ひゃっほ~~い。

今年は雨にたたられた一年だったとブログに書く事になるのかなと覚悟を決めていただけに、予想外の状況が嬉しさが爆発する。
よくよく考えてみると今年のイベントで雨が原因で中止というのは1回もなく、雨の中で蔵王ヒルクライム、雨が降りそうで降らなかった定義如来様ロングライドと雨の気配はつきまとってはいたが、なんとか開催できているのだ。

しかも今回はカトピリさんが花粉症の症状が辛いという事でサポートカーで同行してくれるということに!
これで雨具や輪行袋など大荷物でも一安心だ。

店長「おはようございます。今日が今年最後のロングライドです、今回も安全運転でいきましょ~!しゅっぱ~~つ」
メンバー「お~~~!」

日曜日の朝6時30分だと、まだまだ交通量は多くなくストレスを感じることなく走る事ができる。
今回も3人1組とした班編成を組んでおり交通量に応じて各班が大きく車間距離をあけて車対策ができるようにしている。
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予定通り6時45分に立食蕎麦まるやに到着。近くのコンビニでトイレを借りて、コーヒーを飲みながら戻ると駐車場には御客さんの車が増えている。
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店長「そろそろ並んでおかないと他の御客さん達に先を越されますよ」

ロングライドで毎回懸念するのが食事場所。コンビニなら各自が自由に買って終了となるが食事処だと一気に大人数が座れるか?自転車の見張り番をどうしようか?
などと考えると開店前から並んでおくスケジュールがベストなのだ。

村上さん「店長、何食べるんすか?」

店長「う~~ん、かけ蕎麦にしようと思ってたんですけど紅ショウガ天蕎麦も気になってて。」

ネリオさん「え~、店長、掛け蕎麦なんて弱気だな。大盛の天ぷら蕎麦あたりいかないとエネルギー切れるよ」

店長「でも、最近油がもたれるようになってきたし、昼はうどん屋だからそこで かき揚げうどんかなぁ~と。おっ開店ですよ」

店員さん「わぁ~、いっぱい並んでるよ~」
店員さんが列の奥を見て厨房に声をかける。
僕達の列の後ろにはすでに10人以上の御客さん達も並んでいる。

おっと、それどころじゃない。何を食べるか決断しきれてないんだ。
それにさっきから後ろで小野さんも「店長、何食べるの?」って連呼するもんだから集中できない。

そして食券機の前に到着。
【よし、掛け蕎麦のボタンは見つけた。大盛のボタンも視界にとらえてある。くっ、紅ショウガ天のボタンも見つけた。でも、まるやのメインはコロッケ蕎麦というじゃないか第3の選択肢でいくか!】
ここまで 0.52秒

途切れそうな意識の中、コロッケ蕎麦に決まったのだが
僕が押してたボタンは紅ショウガ天・・・・
無意識の中にいる僕の手は紅ショウガ天を押していた。驚きと安堵が交錯する。

食券を渡して30秒だろうか、流れるような作業の中、ついに紅ショウガ天蕎麦が到着する。

人生初の紅ショウガ天蕎麦とはどのようなものなのだろうか。
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黒い汁の上に真紅の天ぷらが鎮座するその姿は余りにも神々しく美しい。

まだ食券機の列にならんでるカトピリさん達もまだ決めかねていたようだが

カトピリ「おっ、店長、紅天にしたんだ。紅天もいいなぁ~」

くくくっ、この紅天を目撃したら虜になるのはしょうがない。

店長「見せてもらおう。紅ショウガ天の性能とやらを」

一口、汁を啜って紅ショウガ天をかじってみると
まさか!混ぜてある・・・?玉ねぎを!
なんということだ、紅ショウガだけを固めて天ぷらにしたもだと思っていたのに、玉ねぎまでが入っているではないか!
しかも絶妙な量となっているため紅ショウガを邪魔していない。
紅ショウガが玉ねぎを、
玉ねぎが紅ショウガを昇華させている。

膝の震えが止まらなくなって来た。気絶しそうな美味さにどうにか堪えて完食。


満足感に満たされながら店を出ると駐車場は車で一杯になっている。
なるほどの旨さだった。

程なくメンバー達もゾロゾロと出てくる。さすがに立ち食い蕎麦は早い。

店長「駐車場にいると迷惑になっちゃうので34号線手前のセブンイレブンで一息ついていきましょう」
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南相馬市は雲雀ヶ原までは車で行ったことはあったが、それ以外は6号線で移動するくらいであったので交通状況や地形が良く分かっていない。
馬事公苑という場所の坂道がとにかく大変なんだという話を耳にしていたので、覚悟を決めておく
セブンイレブンを出発して3km程進むと坂道が見えて来た。

熊川さん「そろそろアップダウンが始まりますよ」

南相馬市に住んでる熊川さんにとっては庭の様な場所らしく「そんなにキツクは無いですよ」との事だが、
本当はキツイ坂なのにキツクナイと言ってるだけなのか、
本当にキツクナイ坂なのか今一つ表情からは読み取れない。

登り出すと6%勾配の看板も見えて来た。
そろそろキツメの勾配に入るのか!?覚悟を決めて登り続けると登り切る事ができた。

店長「なるほど、おっぱいタンクの坂みたいな感じなんですね。実に興味深い坂道でした」

熊川さん「この後の道も若干のアップダウンが続くだけなんです」

交通量はさらに少なくなっているので、スギハチさんが満足するまで先に行ってもらって適当な退避スペースがある場所で待っててもらう事に。
無風で太陽の日差しも強くなってきて11月下旬とは思えない気温になっていた。
退避スペースで全員が合流するのを待つ間に、皆がウィンドブレーカーなどを脱ぎだしてサポートカーに詰込んでいる。

サイクルコンピュータを見ると、すでに40km走行しているようで、次の目的地である「いこいの村なみえ」まで10kmちょっとだ。
ワラガイロングライドで平坦メインとしたのは久しぶりであった為、肩透かしを食らったような感じもするが今年の前半戦は比較的過酷なロングライドが多かったので走り納めくらいはのんびりするのも良いのだろう。

浪江に入ると、つい最近まで立ち入り制限していたゲートが開けられて道の横に片付けられている。
ただ何件もある民家の入り口には、帰宅困難地区という看板と物々しいバリケードが立てられていた。
いろいろと考えさせられる場所なんだなと感慨深く通過していくと いこいの村なみえが見えて来た。
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震災後に建てられた建物なのだろう非常に綺麗で大きな宿泊施設で、日帰り入浴が出来るとの事だったので浪江の風呂を目的地としていたのだ。
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小野さんはお風呂に入らないという事なので、外で自転車の見張り番をお願いする。
受付で入浴券を購入。操作がわからず右往左往するオジサン達であった。
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つづく。

のんびり平坦サイクリングのワラガイ御一行様が辿り着いた温泉地
初めての場所、初めての店はワクワクするもの。
次回 冬だ一番ワラガイ祭り~後編~をお楽しみに。

===ここから後編です=====
==前編は読みおわりましたか?===




後編「全ての羊を統べるもの」


道に迷いながらもほぼ予定通りに閖上朝市に到着したワラガイ御一行様はというと。

店長「今から軽食です。一人一品くらいにしないと次の所で食べれないですからね~」

メンバー「あ~い」

すぐ隣が海の為か、蔵王下ろしの風が冷たいのか炭火に陣取っても寒い!
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伊藤さん、荒武さん、若松さん、私の4名でホタテ貝、牡蠣やホンビノス貝、ホッキ貝、エビバターなどを焼いてると、メンバー達が海産物では無く、水餃子やらセリ鍋などを片手に帰ってくる。
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ちょっと開いた貝の隙間からバターを入れて、焼き上がりを育てているとメンバー達がいなくなってるではないか?

店長「あれっ?みんな居なくなりましたね」

伊藤さん「寒いから便所にでも行ったんじゃない」

としてる内に、手に御汁粉やプリン、天丼や海鮮丼、カキフライ、クジラ竜田揚げ、キムチなど購入して帰ってきてるではないか。

店長「・・・!! 次あるんですよ!大丈夫ですか?」

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いやいや、細かなスケジュールにして素直に言うことを聞いてくれるオジサンなんて皆無じゃないか!
久しぶりのワラガイサイクリングで忘れていたが、これが良い。この混沌とした感じが最高なんだ!

なんだかんだと30分で出発予定が1時間ほど閖上朝市を堪能し、次の閖上カワマチテラスへ向かおうと言いつつも先日予習していたグーグルマップの道を忘れてしまった。

店長「なんか風も寒いし場所も良くわからないので閖上カワマチテラスは無しで、陣中弁当屋に行きましょう!」

閖上地域の開発具合が目まぐるしく以前の景色と全く違く見えてくるから陣中弁当屋すらどこか微妙になってくる。

店長「たぶん、、、こっちです。」

牛タンの焼かれた良い匂いが漂ってきて無事に到着。DSC02246

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ここの満腹牛タン弁当が1000円で、大満足のボリューム。
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ワラガイサイクリングで同じ来た道を折り返すというのはNGな事であるが、大人数で道路確認してない山側を通過した際に道路崩落や崖崩れヵ所など危険があっては参加者の家族に合わせる顔が無いので
無難に安全なルートにするしかないのだ。

でも、
ただ戻るというのは無能がする事。
寄り道をしない人生なんてつまらな過ぎるじゃないか!

ということで
岩沼の羊牧場に到着。
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伊藤さん「めぇへぇぇぇ」

杉岡さん「めぇぇぇ、めぇぇぇ」

導かれるようにスギハチさんも羊の所に誰よりも早く向かう。
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伊藤さん「スギハチさん、先月の飯舘村の猿の時といい動物いるとすぐ行くよね~」

多くの羊たちに癒されてふと振り返ると
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若松さんが手を挙げると羊たちが一斉に集まり始める。

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さらに手を挙げると柵に脚を乗せて羊が立ち上がってるではないか!!

杉岡さん「なんだなんだ、あれは」

店長「あれこそ若松さんの真の力です。」

菊地さん「スイーツ男子ってだけじゃなかったんですね」

伊藤さん「前世、絶対に羊使いだよ」

色々と外野に言われながらも手を触れずに羊を操れる若松さん


羊によってホワホワした優しい気持ちになったので、改めて帰路へ。

が、
復興マラソンで使用してる道路を戻っていくと行き止まりに><

菊地さん「店長、どうせ登るんでしょ」

洋史さん「土手の上を自転車通ってるから登れば通れそうですよ」

私が土手を登りましょうと言う前に率先して登りだすメンバー達。

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SPD-SLのクリートなんて滑るだろうに、こんなにも前向きに土手を登れる人間に成長したとは本当に嬉しい限りです。

彼らの成長を嬉しく思いながらも戻っていくと、あれだけ昼食を食べたのにスイーツを食べたくなってくる。


店長「ねね、菊地さん、ベリーベリーラボいきます?道案内おねがいします」


サポートカーの荒武さん、加藤さんにも電話しながらベリーベリーラボ到着
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加齢臭のオジサン達が14人も店内に入ったものだからか、別部屋に通されてスイーツタイム。
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コーヒーとソフトクリームを食べるもの、苺ミルクや苺ジュース、苺フロートに苺パフェなどオジサン達の対極に位置するような食べ物を笑顔で口に運んでいる。

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ベリーベリーラボからワラガイまで約20kmの距離。ゴールに近づくにつれ今年のサイクリングが終了する寂しさに涙しそうになりつつも、今回も誰一人怪我無くゴールとなりました。
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今年もワラガイブログにお付き合いいただきありがとうございました。
これから通学自転車シーズンとなりサイクリング関係は来年の4月までお休みとなります。
来年からワラガイRCの一員として冒険の旅に出るべく、冬の時期にワラガイでスポーツ車を購入してはいかがでしょうか^^


おしまい。


そうそう、
夜からの忘年会にて来年の春のイベントは宮城県の定規如来方面への1泊2日の旅と決まりました。
詳しくは追ってブログにイベント予定を載せますので確認ください。

今年は7月頃から異常気象で全然楽しいワラガイロングライドイベントを開催できていないのだ。
しかも台風19号とその後の豪雨で駄目になってる道も多々で来年の第3回相馬復興サイクリングも中止となってしまった。
それでも形を変えて小さくとも何か開催できないものだろうかと頭を悩ませている日々であったが、まずは一番大切な仲間たちとの走り納めをきっちり終えてリフレッシュするんだ。
少しづつでも気持ちを整理すればきっと良いアイデアが浮かぶはず・・・・

と、気持ちを高めていたのに・・・
走り納め前日・・・


げほっ、げほっ

娘が咳をしているでは無いか!!これは今ブームのインフルエンザなのか!?
各部屋、店ににクレベリンを設置し、家族全員Airマスクとかいう携帯用クレベリンみたいなのを装着してる状態で感染してしまったのか!!

店長「隔離、隔離~!!」

嫁様「アイアイサー、娘よすぐにご飯食べて部屋で寝てなさい。」

走り納め前日にインフルエンザ感染で不参加なんて少しも笑えない。
今年最後に笑いの神様なんかいらないから、、

店長「今回も、たすけてぇぇぇぃ~、ワラえも~ん」



2019’冬だ一番ワラガイ祭り~走り納め 前編~


店長「嫁様!まだ営業時間中だけど明日に備えてもう閉店するから。すぐ風呂入って寝るから準備よろしくっ」

嫁様「えっ、まっ、いいんじゃない」

病は気から、メンタルを高めて思い込みの力を全開にすることで抵抗力を強くするのが、店長のいつもの儀式。

まずは風呂に入る。
少しづつ追い炊きをして43℃くらいまで煮立たせる。
風邪をひいた時に高熱がでるのは体内のウイルスを退治しようと体温を上げてるんだよと婆ちゃん言ってた気がするので、熱を出す前に強制的に外部から体温を上げるのである。

次はアルコール消毒だ。

店長「嫁様っ!今日は焼酎をロックで浴びるように飲んで寝るから」

秘蔵の黒霧島を口に含みつつ、熱々の茶わん蒸しを頬張る。

21時と同時に布団に入り幽遊白書を読みながら10ページ進まないくらいで寝落ち完了。

そしてワラガイ祭り当日の朝6時。

店長「ははは、絶好調だ。俺はインフルエンザにも風邪にも負けなかった」

嫁様「娘も大丈夫みたいだから」

店長「準備して行ってくるっ!」


昨晩ふいてた強い風の音も収まりつつ参加メンバーが集まってくる。

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初参加となる林さんを皆に紹介しつつも妄想戦隊ワラガイガーXが集合できたので嫁様に写真をお願いする。

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海沿いの道は台風の被害などなかったかのようにいつも通りの優しい平坦な顔を見せてくれているが震災で周りに遮るものが無くなってる海沿いの道なので向かい風が続く。

でもこの日は直線番長の洋史さんが参加してくれているので先頭をお願いして牽いてもらう。

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我々のサイクリングだとドラフティング禁止にしているのであるが、それでも誰かの後ろにつくと風の抵抗はだいぶ減っているのが実感できる。

浜吉田のローソンで一休み。バターを買わなくちゃね!
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ここで午後から仕事がある飯土井さんと別れて閖上朝市を目指す。

鳥の海の大橋を渡り、宮城復興マラソンで使用している道路を目指す。

はずが、途中で楽しそうな脇道を見つけてしまい突入するワラガイ御一行。
やっぱり予定通りのコースじゃ駄目だよね。旅は楽しまないと

メンバー「あのまま真っすぐ行けばすぐ復興道路なのに店長曲がるから~」

店長「大丈夫ですって。すぐ隣に見える道路が復興道路のはずっすから。でもいつまでも向こう側の道路に行けないですね」

メンバー「・・・」
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などといつもの事をしつつ砂利道を歩きながらなんとか予定の道に復帰できて一安心。
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希望の丘公園でトイレ休憩しながらどんどん景観が変わっていく名取の海沿いを走り閖上朝市に到着。
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ここでは、1品だけ食べて30分くらいしたら閖上カワマチテラスへ移動。
の予定が14名のオジサンが暴走することを計算に入れていなかったんだ。
ワラガイ御一行は無事にスケジュールをこなすことが出来るのだろうか。

つづく。


久しぶりのワラガイ祭りにテンションが高まっているメンバー達。
それ以上に興奮が止まらない店長。
そこに現れた一人の羊使いの男。
次回「全ての羊を統べるもの」をお楽しみに。


サイクリングランキング

===ここから後編です=====
==前編は読みおわりましたか?===


2018’冬だ一番!ワラガイ祭り
後編「派閥争い」


アグリット産直広場に辿り着いたワラガイ御一行様はというと。

店長「食べる食べないは別としてちょっとだけ行ってみませんか?ちょっと入るだけで何もしないから。ちょっと休憩したら出るから」

メンバー「・・・んじゃ、ちょっとだけね。入るだけだからね」

メンバーを言葉の魔法にかけてアグリット産直広場の秋の大収穫祭会場に入ると御客さんだらけの大賑わい。
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店長「トン汁100円だって!おっ、焼きソバ、餅も売ってる」

村上さん「あっ、林檎の詰め放題もやってますよ、店長」

小野さん「すぐトンカツ食べるんだよ。ここで食べちゃ駄目だって」

伊藤さん「よ~し、ここを目的地にして食べるだけ食べたら引き返そうか!」

店長「いやいや、温泉入らないと」

と、会話してるとトン汁コーナーから山下さんがトン汁を手にしてやってきた。
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山下さん「こういう所にきたら折角なんだから食べないと」

具と一緒に持ち上げるのは、餅。

店長「も、餅いりですか!」

山下さん「つきたての餅が50円で追加ですよ」
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あれほど、休憩だけしようと言ってたメンバー達が我よ我よとトン汁コーナーや御土産コーナーを目指して動き出す。

これを見てもわかるように世のオジサン達が、「ちょっと休憩だけ」とか「ちょっと寄るだけ、何もしないから」という言葉に説得力が無いのがわかる。

そしてメンバーの大部分が手にしてきたのは餅入りのトン汁。

なんとなく流されてトン汁を購入する店長。

伊藤さん「え~、店長は餅いれなかったの~?」

店長「さすがに林檎、シュークリーム、コーヒーの後ですし、もうすぐトンカツっすよ」

などと、
腹いっぱいになりながらも、大河原のいい湯に到着。


念のため、ブログに載せるからねといっても全力で天を仰ぐ\|/さん。
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いちおモザイクと名前を伏せたけど。

菊地さんと山田さんは風呂に入らないので自転車番をしてくれるので全員で温泉へ突入!
入館料が800円と若干高いのだが、ヌルヌルの温泉がいい感じ。

内風呂を堪能してから、露天風呂コーナーへ移動して今年の思い出話や来年の復興サイクリングへの構想を話しながらノンビリ入浴。
ふとお風呂の時計を見ると11時10分を過ぎようとしている。

いい湯の食事コーナーは11時からだから急がないと混み出す。

急いで着替えて食事コーナーを見ると席が埋まりだしている。ここが大人気なのを忘れていた!

先に食べる班と、後飯班に分かれて小野さん、杉岡さんとともに自転車番をしてくれてた菊池さんと山田さんと合流する。

店長「長らくお待たせしました~。長湯しちゃいました。ごめんなさい」

山田さん「ぜんぜん大丈夫ですよ~。もっとゆっくりしてても」

店長「だいぶ中の食事コーナーが埋まってきてました。」

菊地さん「待ってる間に山田君とそこのバーベキューやろうかって話してたんです」

店長「ん?バーベキュー?おっ、それいいですね」

小野さん「どうしたの?」

店長「そとでバーベキューすれば自転車の見張りもできるし先飯の人達と同時スタートで飯食えるかと思って。小野さんと杉岡さんどうします?」

杉岡さん「いいですよ~」

あれほど、出発前にはトンカツにするか、カツカレーにするか、カツ丼にするかで盛り上がっていたのが、ここにきてバーベキューに変更となった。

山田さん「みんなからクレームこないかな」

店長「大丈夫ですって。中は混んでるし、しょうがないってことで」

この場所にきて5回目にして始めてのバーベキューセットにワクワクがとまらない。

注文をしにいくもバーベキューも大混雑のようで(外は空いてたけど)順番待ちの状態。
それでも3組目での予約なので大丈夫かと思うも、なかなか自分達の順番がやってこない。

すると、
村上さんから電話がなる。

TEL村上さん「あっ、店長ですか?こっち凄い混んで来て、急いで食べ終わったので交換で場所渡しますから。こっちに来てください」

店長「あっ、村上さん。こっちバーベキューするんで大丈夫です。気にしないでください」

TEL村上さん「はっああぁぁあ!?」

店長「じゃ!」プープープー

店長「あっち、空いたと連絡来たんですけど、どうしますか?バーベキューのままでいきましょうね」

そして待望のバーベキューセット。

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焼き場が小さいのでテキパキと焼く事ができない。時間がいっぱいあるのならいいのだが先飯班が戻ってきて背後に視線を感じるのだ。
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豚が美味い!
レバーが美味い!
ホルモンが美味い!
ソーセージが美味い!
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でも、背後からの視線が痛い。

急いで食べようにも火力が足りない!っと小野さんが空いた皿で炭を扇ぎだす。

灰も巻き上がるが気にしてられない。
玉ねぎ、キャベツ、ニンジンにじっくり火を通してる暇がない。

急いで食べ終わり先飯班の所に行くと「ふぅ~ん、BBQだったんだ~、ふぅ~ん」という空気。

くくくっ、予定外の行動を望むなら私と一緒にいないと味わう事ができないのだよ。

店長「次回は皆でバーベキューにしましょうね~」

と優越感に浸りつつ帰路へ出発。

アグリットでのトン汁と、バーベキューで予定時間が40分近く遅くなってしまったので出来るだけ平坦で帰ろうということになり、スーパーナビゲーションシステムの山下さんの指示に従い「一目千本桜の土手沿い」を経由して角田の土手沿いへ合流する。
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途中、歩道橋を登ることになったがワラガイサイクリングに置いて、歩行する区間は必須なので問題なし。逆に自転車に乗り続けるなんてツマラナイ。

久しぶりに鹿狼山市場でジュース休憩。
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もう疲れたから鈴宇峠だけは止めてくれ!という大多数の声が上がりだしたが辛い状況こそワラガイの真骨頂。

店長「それほどいうなら、行くしかないですね。鈴宇峠」

メンバー「うっ、まじか」

鹿狼山市場でのみ実施できる超必殺技「ワラガイイリュージョン」
※休憩を楽しんで談笑がとまらない状況を傍目にさらっと出発してメンバーが気付いた時には坂の中腹にいるという禁断の技


それでも坂大好きメンバーには、あっという間に追いつかれる。

杉岡さん「店長、吉田君がワラガイイリュージョンの餌食になってるよ」

山田さん「てんちょー、吉田君がイリュージョンにかかって遅くなってますよ~」

店長「あっ、吉田さんはワラガイイリュージョン初めてだったか!りょ、了解です。フォローに向かいます。」

初100kmライドの吉田さんも峠で足をつくことなく無事ゴールとなりました。
今回も誰一人事故無く怪我なく楽しい1日となりました。
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今年のロングライド系のワラガイイベントはおしまいとなりますが、
10周年目となる今年は12月末までは週末サイクリングが続きます。
残すは12月31日の走り収めと年越し蕎麦祭り。
ブログを見てくれてる皆さん。今年も最後までワラガイイベントのブログにお付き合いありがとうございました。
来年こそは見る側ではなく、参加して登場する側で楽しみませんか!


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