===ここから後編です=====
==前編は読みおわりましたか?===
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後編「全ての羊を統べるもの」
道に迷いながらもほぼ予定通りに閖上朝市に到着したワラガイ御一行様はというと。
店長「今から軽食です。一人一品くらいにしないと次の所で食べれないですからね~」
メンバー「あ~い」
すぐ隣が海の為か、蔵王下ろしの風が冷たいのか炭火に陣取っても寒い!
伊藤さん、荒武さん、若松さん、私の4名でホタテ貝、牡蠣やホンビノス貝、ホッキ貝、エビバターなどを焼いてると、メンバー達が海産物では無く、水餃子やらセリ鍋などを片手に帰ってくる。
ちょっと開いた貝の隙間からバターを入れて、焼き上がりを育てているとメンバー達がいなくなってるではないか?
店長「あれっ?みんな居なくなりましたね」
伊藤さん「寒いから便所にでも行ったんじゃない」
としてる内に、手に御汁粉やプリン、天丼や海鮮丼、カキフライ、クジラ竜田揚げ、キムチなど購入して帰ってきてるではないか。
店長「・・・!! 次あるんですよ!大丈夫ですか?」
いやいや、細かなスケジュールにして素直に言うことを聞いてくれるオジサンなんて皆無じゃないか!
久しぶりのワラガイサイクリングで忘れていたが、これが良い。この混沌とした感じが最高なんだ!
なんだかんだと30分で出発予定が1時間ほど閖上朝市を堪能し、次の閖上カワマチテラスへ向かおうと言いつつも先日予習していたグーグルマップの道を忘れてしまった。
店長「なんか風も寒いし場所も良くわからないので閖上カワマチテラスは無しで、陣中弁当屋に行きましょう!」
閖上地域の開発具合が目まぐるしく以前の景色と全く違く見えてくるから陣中弁当屋すらどこか微妙になってくる。
店長「たぶん、、、こっちです。」
ここの満腹牛タン弁当が1000円で、大満足のボリューム。
ワラガイサイクリングで同じ来た道を折り返すというのはNGな事であるが、大人数で道路確認してない山側を通過した際に道路崩落や崖崩れヵ所など危険があっては参加者の家族に合わせる顔が無いので
無難に安全なルートにするしかないのだ。
でも、
ただ戻るというのは無能がする事。
寄り道をしない人生なんてつまらな過ぎるじゃないか!
ということで
岩沼の羊牧場に到着。
伊藤さん「めぇへぇぇぇ」
杉岡さん「めぇぇぇ、めぇぇぇ」
伊藤さん「スギハチさん、先月の飯舘村の猿の時といい動物いるとすぐ行くよね~」
さらに手を挙げると柵に脚を乗せて羊が立ち上がってるではないか!!
杉岡さん「なんだなんだ、あれは」
店長「あれこそ若松さんの真の力です。」
菊地さん「スイーツ男子ってだけじゃなかったんですね」
伊藤さん「前世、絶対に羊使いだよ」
色々と外野に言われながらも手を触れずに羊を操れる若松さん
羊によってホワホワした優しい気持ちになったので、改めて帰路へ。
が、
復興マラソンで使用してる道路を戻っていくと行き止まりに><
菊地さん「店長、どうせ登るんでしょ」
洋史さん「土手の上を自転車通ってるから登れば通れそうですよ」
SPD-SLのクリートなんて滑るだろうに、こんなにも前向きに土手を登れる人間に成長したとは本当に嬉しい限りです。
彼らの成長を嬉しく思いながらも戻っていくと、あれだけ昼食を食べたのにスイーツを食べたくなってくる。
店長「ねね、菊地さん、ベリーベリーラボいきます?道案内おねがいします」
サポートカーの荒武さん、加藤さんにも電話しながらベリーベリーラボ到着
加齢臭のオジサン達が14人も店内に入ったものだからか、別部屋に通されてスイーツタイム。
コーヒーとソフトクリームを食べるもの、苺ミルクや苺ジュース、苺フロートに苺パフェなどオジサン達の対極に位置するような食べ物を笑顔で口に運んでいる。
ベリーベリーラボからワラガイまで約20kmの距離。ゴールに近づくにつれ今年のサイクリングが終了する寂しさに涙しそうになりつつも、今回も誰一人怪我無くゴールとなりました。
今年もワラガイブログにお付き合いいただきありがとうございました。
これから通学自転車シーズンとなりサイクリング関係は来年の4月までお休みとなります。
来年からワラガイRCの一員として冒険の旅に出るべく、冬の時期にワラガイでスポーツ車を購入してはいかがでしょうか^^
おしまい。
そうそう、
夜からの忘年会にて来年の春のイベントは宮城県の定規如来方面への1泊2日の旅と決まりました。
詳しくは追ってブログにイベント予定を載せますので確認ください。