2024年6月2日の富士ヒルクライムが迫ってきている。
別に、僕がシルバーリングを取れなかったからといってこの宇宙に問題が発生することがないことは判っている。
でも、でもさ、もしかして、仮に僕達の知らないどこか遠い宇宙で、どこかの惑星の姫様が解放される条件としてワラガイ店長がシルバーリングを取れるかどうかが条件になっていたとしたら・・
もしそれが原因で宇宙戦争が勃発してしまったら・・・
よ~し、救おうじゃないか!この宇宙を!

と、頑張ってトレーニングしているが、初めての富士ヒルは全然イメージがわかない。
もちろんYOUTUBEで映像による予習はばっちりだけど、本当にこんな練習で良いのだろうか?

3月末から平日も朝練してるけど、こんなんでいいのか?
FTPは上がって来てるのか?そもそもFTPってファイル転送規格ってことで良いんだっけ?
体力はついてきてるのか?そもそも体力ってなんだっけ?
筋肉量と心肺機能と持久力?
その前に持久力ってなんだっけ?
ミトコンドリアが重要なんだっけ?
細胞自体を強化しないといけないってことか?
それだと原子あたりまでトレーニングしないといけないって事か?

いやいや、
そもそものそもそもで宇宙ってなんだっけ?

店長「いよいよ頭がテンパってきた。たすけてぃ~~、ワラえも~~~ん」

参加者
但野
杉岡
菊地
若松
菅野
熊川
千尋
(途中合流)渡部
+店長
の9名



2024’春だ一番!ワラガイ祭り~禁忌~ 前編

今回の春イベントは、前々から杉目さん花澤さんに「良い峠だよ~。良いよ~。絶対に行った方が良いよ~ニヤリ」と言われ続けていた小坂峠にある萬蔵稲荷神社を目的地として、そこに辿り着くまでに裏筆甫と松坂峠を経由するというトレーニングコース。

1週間前の天気予報では、小雨の影がチラついていたが、なんとか前日には晴れと曇りの天気で落ち着きそうである。

「おはよ~ございま~す」と一番乗りは但野さん。
富士ヒルに向けて気合が入ってる一人だ。
8015_0

「今日はトレーニングする気満々っすよ!」という彼と対照的に現れたのが「もうここに到着するまでに疲れました」と千尋さん。
実際に山元町から自走できてるので他の人の3倍も4倍も大変である。

出発前に走行時の注意と挨拶を済ませ、しゅっぱ~~つ!

毎日朝練で来てる旗巻峠の入り口に入ると耳元で「GO」って囁き声が聞こえてくるが今回は我慢。
得体のしれない小坂峠と、キツイのが確定してる松坂峠往復が待ってるので抑えて走らないと。。。
8016_0
8017_0

と思っていると、旗巻峠と北海道ラインで但野さんがアタックを仕掛けてくるが、我慢の一定ペース。
いつもの王道コースであれば前半戦の峠なので挑まれた勝負には乗りたいところだが、まだまだこれから裏筆甫、裏松坂峠、小坂峠という魔物が待っているのだ。
しかも今回は頂上までいったら最後尾まで戻るオカワリ縛りにしてるのも怖いところ。

なんとか裏筆甫も2件目の民家を過ぎた15%の坂を登り終え一緒にゴールした但野さんと息を整えてると、

但野さん「じゃ、先にオカワリに戻りま~す」
店長「んっ、えっ、ああ、オカワリね。ここも戻るの?15%だよ」

ハードボイルドに生きようと思っていたけど、15%オカワリは嫌だよ~。颯爽と戻っていく但野さんを見送り、ゆっくりゆっくりと戻り始める店長。
できれば最後尾が15%登り切ったあたりで合流できれば良いなと願いながら、ゆっくりペダリングをして戻ってるフリをする。

熊川さん「ほらっ、店長。行きますよ」

ちょっとだけ遅れてゴールしてた熊川さんもオカワリで戻るようだ。しかも凄いスピードで戻っていく。

店長「えっ、はいっ。戻りましょう~、おー」

気持ちのこもってない返事をしつつ、15%の坂の終わり近くまで行くと半分近くは登り終えてる若松さんと但野さんが見えて来た。
(これだと下に降りてオカワリしても追いつかなくて逆に迷惑をかけちゃうね。本当は戻りたいけどここで待機しよう)
8018_0

オカワリした但野さんと熊川さんに軽く責められつつも、次は松坂峠だ。

丸森町営牧場を過ぎたあたりから何故か雨粒が数滴感じる。
さっき迄、晴れ間があった空になにやら黒い雲が見えてくる。
気付かなかったフリをして走り続けると確実に雨が降っているのがわかるが、まだまだ本降りには遠い。最悪を考えて雨宿りできる場所を探しながら走行していると筆甫の駐在所に降りて来た。

山頂から だいぶ下ったからなのか、雨の気配は消えて日差しが戻りつつある。

店長「いや~、ちょっと雨降ってましたよね。危なかったですよね」

熊川さん「でも僕達行く方の空がまだ黒い雲いますね。」

店長「雨が降る前に松坂峠を下っちゃえば大丈夫ですよ。さぁ行きましょう!」

丸森側から松坂峠を登るのは初めてで、登っても登っても頂上が見えてこない。
梁川から登る松坂峠に比べれば、筆甫の駐在所からならすぐ登頂だろうと思っていたが、想像の3倍くらいの距離か。
なんとか登り切って息を整えてると

但野さん「オカワリ行ってきま~す。今日は本気でトレーニングに来てます!」

と力強い発言。くっ、俺も行くしかないじゃないか。
モジモジしてると熊川さんもオカワリに戻っていくし・・

気持ちを入れ直して最後尾まで戻って、全員集合してる頂上では何やら車で来てるオジちゃん達と談笑している。
8020_0
8019_0

山菜取りに来たオジちゃん達と一緒に写真撮影。取ったばかりのコシアブラをやるよと言って頂くが、今からまだまだサイクリングが待ってるからと丁重にお断りして出発。


長~い松坂峠の下りを降りて梁川を経由して国見にはいる。

菅野さん「あっ、店長。あそこに道の駅の看板見えて来たよ。さすがにお腹ペコペコになっちゃった」
8021_0


初めてやってきた国見の道の駅。
これから待っているメインイベントの小坂峠を前に英気を養おう。
「17%の斜度」とか「登り出すと笑えちゃうよ」という前情報に身震いをするが、富士ヒルを前にした修行僧である僕達には御褒美でしかないのだ。
でもちょっとだけ怖いかも。



7月の日本横断ライドでは必ず通る道となる小坂峠とはどんな道なのか?
一人でも脱落するようであれば7月はもちろん富士ヒルだって怪しくなってくる。
どうなる?どうなるの小坂峠



ヒルクライムランキング