＝＝＝ここから前編です＝＝＝＝＝

＝＝プロローグ２は読みおわりましたか？＝＝＝

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本編が始まる前に今回のスケジュールをオサライしておこう。

（１日目）：５月３１日（土）　習志野青年の家　

（２日目）：６月０１日（日）　レイク忍野

若松＋由美子さん、菅野＋京子さん、岩崎、高橋、荒武、小野、但野、熊川、渡部、飯土井、千尋、木村、店長、亮子ちゃん

０２：００　スポーツアリーナ相馬出発

０７：４５　談合坂ＳＡ（４５分休憩）

０８：３０　出発

０９：４５　富士山５合目まで車で下見（１０時に下山）

１０：５０　ほうとう小作で昼食

１２：００　富士山ＰＡ到着

１２：１０　北麓公園行きのバス

１２：３０　会場到着

１３：３０　富士山ＰＡ駐車場に戻る

１４：００　習志野青年の家　駐車場到着　宿チェックイン（小休憩）

１６：３０　夕食準備

１７：００　夕食

１８：３０　キャンプファイヤー

１９：００　お風呂

２１：００　就寝～以降は２日目宿まで各自ペース～

０３：３０　起床（ストレッチ３０分）

０４：００　朝食ー足湯ー朝食　

０５：３０　ローラーアップ（３０分）

０６：００　服装チェック

０６：２０　エナジージェル

０６：３０　会場へ向けて出発

０６：４５　会場到着

０７：３０　第４スタート

０７：４０　第５スタート

０８：４５　店長ゴール予定

１０：４０　亮子ちゃんゴール予定

１２：００　駐車場到着（着替え・車載準備）

１３：３０　しのびの里駐車場

１４：００　忍者ショー　

１５：３０　レイク忍野チェックイン

１６：００　忍野八海観光

０７：００　宿で朝食

０８：３０　忍野八海を散歩しながらお土産購入

１０：００　出発

１０：１０　富士吉田の道の駅（解散）

日本人の心の故郷である富士山。

その富士山を舞台として繰り広げられるヒルクライムレースがＭｔ.富士ヒルクライムだ。

さて、高橋さんからハイエースの後部座席にシートベルトが無いと連絡があった店長は亮子ちゃんとインターネットでシートベルトの仕組みについて調べ始めていた。

なるほど。やっぱりシートベルト無しで高速道路走行は無理だ。グループラインで現状と助けを求める。渡部さんと荒武さんが活発に行動してくれて下記で対処に決定する。

①ハイエース後部座席２名を、渡部カーに移動。

②渡部カーの荷物の全てをハイエース後部座席に移動

荷物移動の盆雑さが残るが最善策だろう。

渡部さんと荒武さんのファインプレーで富士吉田への移動手段の打開策が見つかった。

予定より遅れたが急いで風呂入って寝よう。

起床

早速天気予報を確認すると明日レース当日は【晴れ】だが、今日の富士吉田は雨予報だ。

でも初日雨天を想定してプランＡからプランＣまで準備してある。

曇りなら試走を考えているが雨天時のパンクやスリップ落車などトラブル回避はしたいし、始めて参加する千尋さん、飯土井さん、木村さんはコースの下見をしたいだろうからね。

スポーツアリーナ到着。

予報通りしっかりと雨が降ってる。渡部カーはすでに待機しており、高橋カーを待つのみ。

すぐに高橋カーも到着して全員集合。

出発時間となったので出発前の挨拶の儀式を執り行う。

東北自動車道はリニューアル工事してて対面通行区間が数カ所あるというので不安だったが、深夜時間なので

交通量も少ない為、何も問題無く進んでいける。

途中、那須高原ＳＡで小休憩。ここで毎回ミルクケーキを買うのが目的。

圏央道に入ったら菖蒲ＰＡでも小休憩。

ここでしっかりと体を伸ばしておかないと談合坂までまだまだある。高橋カーと合流してコーヒー飲みながら談笑。

前日入りしてた菅野さんから試走してきたと連絡が入る。

まだ富士吉田で雨は降ってないらしく雨降り前に２合目まで走れたとのこと。

雨降りの談合坂ＳＡに到着すると、１年ぶりの小野さん発見。簡単に挨拶を済ませて先に到着してる人達の所に向かうとキッチンカ―で販売しているオニギリを食べている。

僕達も早速朝食タイム。今日の予定をプランＢにしたので昼食は、ほうとうの有名店（小作）に行くことになってるので朝食は軽めにしましょうと伝えてある。

けど、談合坂ＳＡで販売しているのはどれも美味しそうなのでいっぱい食べたくなる。

去年気になっていた甲州グルメＢ１チャンピオンの【田舎の豚まん】をチョイス。

それとタンパク質も取りたいので、ダシ巻き卵も。

この田舎の豚まんが超旨い！ベニヤ板で挟んでるかのような硬さの皮と、中から肉汁が溢れ出す餡が旨い。

小籠包を大きくして皮をガリガリにした感じ（本当に良い意味で）

そして去年は時間が合わなくて買えなかった世界一のアップルパイも購入。

さらには、高橋さんが皆に談合坂アンパンの差し入れをしてくれた。

富士山５合目に到着。

途中、４合目あたりの大沢駐車場が晴れてて試走できるか！？

と思ったが５合目は小雨で寒い！

御土産屋さんにはストーブがフル稼働状態。

レース後は混雑して買えないかも～っと富士山メロンパンを食べておくオジサン達。

１１時開店の甲州ほうとう小作河口湖店に到着。

さすがに早すぎたかな。もうちょっと５合目で御土産屋を見ても良かったかなと思ったが、すでに開店待ちしてる先客がおり、僕達が並んだあたりから続々と駐車場にお客さんが入りだし、あっという間に３０人以上の行列に！

あぶね～、ちょっとタイミングずれてたら全員で昼食は無理だった。去年食べたホウトウ屋さんも美味しかったが、今回は無難に超有名店にしてみたのだ。

数週間前から亮子ちゃんと何を食べるか相談していたので即決の小豆ホウトウと、かぼちゃホウトウ。馬もつ煮なるものも見えたので、これも追加。

隣の若松夫婦は小豆ホウトウ、高橋さん、荒さんは猪ホウトウ、岩崎さんと小野さんは麦飯定食を選択。

と、それぞれ素敵なチョイスで山梨を堪能する。

店員呼び出しボタンは無いので、高橋さんのＢボタンを押してみる。

昼食を終えたら富士山ＰＡに行ってシャトルバスで富士北麓公園のサイクルエキスポ・受付会場を目指す。

はずだったが、

既に富士山ＰＡ付近は渋滞が始まっており、係員が適当に誘導棒を振って案内している。

※店長達は係員が満車だからあっち行け～って言って４ｋｍ先の遠くの駐車場に案内されたが、菅野さんは係員に「駐車場空いてるんでしょ？」って聞いたら空いてるって言われて、そのまま駐車できたよ～って。

シャトルバスに乗って、北麓公園に到着すると「人」、「人」、「人」さすが日本一の自転車イベント。

気を抜くとすぐ迷子になりそう。

下山袋に荷物を入れてると高橋さんがすんなりと完了。

下山バッグを預けたらサイクルエキスポを堪能しよう。

雨が止んだり・小雨になったりしながら、エナジージェルコーナーを回ったり、ＷＡＨＯＯじゃんけん大会にチャレンジしたりしてる内、雷の音が聞こえるようになったので早々にシャトルバスに戻る。

鐘山スポーツセンター駐車場から習志野青年の家に移動。

到着後、担当職員に挨拶に向かうと素晴らしく親切と丁寧と優しさが溢れまくってる施設で感動を覚える。

全員到着後に施設の利用説明をしながら館内を歩く。

体育館内にはブルーシートを敷いてくれており、自転車を組み立てて置いてても良いですよとのこと。

さらにはお風呂もいつでも入れる状態。なんだこれ～。凄い良い。凄い良いよ～。

説明を終えて部屋に戻る頃には部屋中の窓から太陽の光が差し込んできた。

メンバー達の目に陰が落ちるのがわかったが、富士山でキャンプファイヤー出来るって凄いことだからね。

レース前日にキャンプファイヤーやってるのなんて僕達ぐらいだよ！

でも、ここで夕食の問題が発生する。

う～ん。

どうしよ。

熊川さんに、火の神様をお願いして

と、一通りを満喫する。

次は夕食準備だ。

早茹で用のスパゲティを持ってきたので、全員分茹でる。

スパゲティソースは各自で持参し、御飯のオトモも準備した夕食タイム。

店長の夕食メニュー
・早茹でパスタ山盛り
・山盛り御飯
・キューピー　タラコパスタの素
・ローソン　厚焼き玉子
・ドンキ　卵かけごはんの素
・セブン　コールスロー
・セブン　カニカマスティック






もちろん食事後は、後片付けもしないとね。



３１日（土）２１：１５
お風呂に入って明日の準備をしていると、由美子さんから≪気≫の注入するよと案内が入る。


早速、亮子ちゃん、荒武さん、岩崎さん、高橋さんにも声を掛けて、若松さんの部屋へ。

布団で寝始めているオヤビンの隣に寝転がって≪気≫の注入開始。


足攣りだけは嫌なので下半身を念入りにお願いする。
岩崎さん、店長、高橋さんの番になると、途中途中でカンチョウをしかけてくる荒武さんとともに夜は静かに更けていくのであった。
いよいよ明日！
１年ぶりの富士ヒルクライムレース当日だ。
頑張れ店長。泣くな店長。


つづく。



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